なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

酷暑8月頑張って咲いてます、お庭の花たち

2023-08-26 05:40:58 | 植物

代り映えはしませんが、今日はこの暑さの中元気に咲いているお庭の花をご紹介します。
夕方の水やりはもちろん、水が好きなお花には朝も水やりしています。
その甲斐あって、今のところどれも生き生きと花を付けています。

あの「100輪咲くミニヒマワリ」は、今朝33,34輪目が開花しました。


一番繁栄中なのがコリウス。
もともと右上のヒマワリの鉢に、緑と赤のコリウスを一株ずつ購入。
赤の方の繁殖力が半端なく、何度も切りつめたのですが、すぐにこの状態に戻ります。
それどころか、切った茎を水にさして置くと1週間くらいで根がでてきます。
その苗を植えたのが、前のプランター中央のコリウス。
両側の苗は、別途買い足したものです。



玄関前の花壇全体(左)と新入りのピンクのコリウス(右)
  

コリウスにやってきたガ。何とかヒメシャクかエダシャクかも


一番前のプランターが空いたのでニチニチソウを買ってきました。
大好きな白とピンク・・・あれほど色のバラエティがあるのに、毎年同じです。


こちらは今年の新入りさん、ノボタンです。
結構気を遣って、日陰で水を切らさないようにしています。
今のところ元気で、忘れたころにぽつりぽつり咲きます。


宇治市植物公園でバジルの苗2株と、青じそ1株を買ってきました。
しめて200円也。
写真は、わが家に来てすぐに咲き始めたバジルの花。
バジルも青じそも1枚ずつ葉をちぎってお料理に使えるので、重宝しています。


去年切りすぎて枯れたかと思ったデュランタ・タカラヅカが咲き始めました!


1週間後には・・・ただお行儀が悪いです。


鉢いっぱいに咲いていたインパチエンス。
朝夕水をやっていても、夕方にはよれっとしていました。
何とか救済した花す。


ゼフィランサスは台風後、自宅だけではなく、ご近所あちこちで咲き始めました。
やはり水分を待っていたのでしょうか。


さあ、もうこれ以上のネタはありません。
・・・と思ったら、なんと半分枯れた葉に埋もれて、じいちゃん庭でノシランが咲き始めていました!


急いで枯れた葉を整理、中から沢山のノシランの花穂が出てきました~


今年もあの瑠璃色の実が生ったらいいな~
・・・とまあ、8月上旬・中旬のお庭はこんなもんです。
コリウスはどこまで増えるでしょうね~

最後は猛暑の日も、台風の大雨の中でもさえずっていたど根性イソヒヨドリをどうぞ!

飛びながらさえずるところがちょっと珍しいです。
この間は、雌雄で追いかけっこしながら、鳴いていましたよ!
なので全然写真が撮れません。


【撮影:2023/8  自宅】

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カクレミノの雄花にチョウの舞い

2023-08-25 05:30:12 | 植物

先月の「わたしのお庭」でカクレミノの雌花(両性花)をご紹介したのを覚えていらっしゃるでしょうか。
今そのカクレミノに雄花が咲いています。



目立たない花なのであまり真剣にみたことがなかったように思います。
せっかくなので、近くから撮ってみました。
緑のこけしのように見えるのが蕾です。
そして、顔に当たる部分が開いて、星型の花から黄色い雄しべが顔を出します。


この間は雌花として紹介した花は、両性花だったようです。
雄花との違いは、花の下にある大きな子房。ここが実になります。


う~ん、実物を見たら一目瞭然なんですけど、写真では分かりにくいですね。
先月撮った写真を載せますね。
遠目にも、両性花と雄花(蕾)の違いがよく分かります。


写真を撮っていると、チョウが来ました。
それも2頭!
1頭はツマグロヒョウモン(♀)です。
わが家で孵ったチョウだったらいいな~


もう1頭は、お馴染みナミアゲハです。ひらひらひらひら、撮りにくいのなんのって・・・


どちらも真剣に蜜を吸っています。


トリミングしてみると・・・
花の中に口吻を突っ込んで熱心に蜜を吸っていますね。
よほど美味しいのでしょうね~


他にも沢山のニホンミツバチ。
それこそ動きが早く、小さいので写真は撮れませ~ん
カクレミノ(ウコギ科カクレミノ属)は千葉県南部以西の海岸沿いに自生する常緑広葉樹です。
隠れ蓑と言う名前は、若いときの3裂した葉と密生した葉を蓑に例えたとか・・・
暗い場所でも育ち、とても丈夫なので庭木としても人気があるそうです。
かく言う私の庭のカクレミノも、25年前から庭にありますが、何の手入れもせず今も元気です。



花に興味を持ちだしたのはここ数年です。
今年はスズメバチやアシナガバチが来ないので助かります。
スズメバチがミツバチを狙ったときのミツバチの対抗策。
大勢のミツバチがスズメバチを取り囲んでやっつけると聞きました。
というのも、スズメバチの方が暑さに弱いので、沢山のミツバチの熱で蒸し焼きになるそうです。
今年の夏はそのレベルなのかも!?

【撮影:2023/8 自宅】

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あのマガモたちの今・・・

2023-08-24 05:34:40 | 鳥さん

昨日は、山科川のマガモの様子をご覧いただきました。
そういえば、前に10羽ほどいた池のマガモはどうしているのでしょう。
朝池の横を通っても何もいません。

もういなくなったのかな~と思っていたら、買い物に行こうと出かけた夕暮れ時・・・
南池の端の方の中洲に鳥の姿が。


一羽だと思っていたオオバンが二羽いました。
寂しくなくてよかったね~


残りはマガモのようです。羽繕い組が2羽、寝ているのが2羽。


北池の方はどうでしょうか。
暗すぎて分かりませんが、池(川)の中央にサギの姿がありました。
暑いので、このくらいの時間から餌取りのようです。

そうは言っても暗すぎて写真にならないので、別の日にもう少し早めに出かけてみました。
あ、いるいる!


ラインアップは全く同じです。


やっぱりオオバンは二羽。
わっ、ポーズもほぼ前に見たときと同じです。


マガモたちはまだ起きているのもいますね。


奥の方にはアオサギもいました。
あの前に哀愁漂わせていたアオサギでしょうか。
今回はキリッ


ヨシの穂が出てきていました。


池の横の草地にキジバトが・・・


やっぱりご夫婦連れ


いつも仲がいいですね~


奥のマルバヤナギ、枝が重すぎたのでしょうか、折れて道を塞いでいました。


別の日、性懲りもなく11時前に通りかかると・・・
あ、センニンソウが咲いている!


そしてその下あたりに、二羽だけでしたがマガモが休んでいました。


「あたしも載せてよね」とハクセキレイ。
「お久しぶり~」


ということで、単に下手な写真でマガモ+αを並べただけになってしまいました。
結構溜まったのでまとめて投稿した次第・・・

【撮影:2023/8中旬 宇治市】


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これってハグロトンボ?~山科川散歩2023/8中旬(2)

2023-08-23 05:29:12 | 自然

今日は山科川下流で見た、ヤナギバルイラソウ以外のイロイロをご紹介~
な~んて。
いかにも色々ありそうな書き方をしましたが、実際にはほぼ何もなし。
土手を見上げると、紫外線で目が痛いくらいです。
これでも時間は8時前なんですよ。(相変わらず9時のシンデレラですから・・・笑)

見ての通り、下の方の草は枯れて茶色。上の方はほぼクズですが、勢いがありません。
わずかに咲いていたのはこのヒルガオくらい。花が小さいです。


乾ききった土手は諦め、水辺の方を見てみました。
対岸に咲いているのは、タマスダレです。
やはり水があると元気ですね!


そして、こちらの水色のツユクサですが、ちょっと花が大きくてオオボウシバナ風です。
去年びっしり咲いていたあの謎のツユクサでしょうか。
今年は雨が少ないせいか、全然見ていません。


いつもは水辺にセキレイなどの鳥がいるのですが、この日は何もいませんでした。
その代わり・・・あ、トンボ!


それも二匹います。
体の色から、左上が雄、右下が雌のハグロトンボでしょうか。
その時、雄が移動しました。体の色がエメラルドグリーンで綺麗ですね。


あ、広げた翅がなんと綺麗な青色!
これってあのチョウトンボと同じなのでは・・・つまり構造色。
まさかハグロトンボの翅までこんな風に見えるとは全く知りませんでした。
別のトンボかと思って調べたくらいです。


そして雌の方はというと、体の先を水の中に入れて産卵中でしょうか??
それとも、こういう習性?


いや~出会いってありますね。
気をよくしてさらに先の方に行くと、宇治川との合流付近で釣りをしている人が数名。
この暑いのにご苦労様です。
(向こうもそう思っていたかも)


ここでUターンして引き返しました。
まだ時間があったので、そのまま六地蔵方向に堤防上の道を歩いていきました。
おや、水門あたりに何かいる?


カラスがいました。暑いよ~カーカー


そして、マガモがここにも! 


日陰でデコイ化しているマガモと


水の中で朝ご飯を食べているマガモ


見ていると二羽ばちゃんと水に飛び込みました。
本当に暑いよね。


全体はこんな感じ。動物園のペンギンのように、水に入ったり上がったりしていました。


おっと、そろそろ戻らないと、9時に間に合いません。
急いで帰ると、全身シャワーを浴びたように汗だくになっていました。
この暑さでは、8時までくらいが限界かもしれませんね。

【撮影:2023/8/13  京都市伏見区】

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今年もヤナギバルイラソウが一杯!~山科川散歩2023/8中旬(1)

2023-08-22 05:21:51 | 植物

7月後半から続いた猛暑とカラカラ天気。
これが植物にとっていいわけがありません。
例年なら、草刈りしても雨が降るとすぐに新しい草が生えてくるのですが、今年は全然。
それどころか、あちこちの草が枯れて荒涼とした光景に。

久しぶりに山科川の河口付近のお散歩に出かけましたが、いつも緑一色なのにこのありさま。
水路脇の草が枯れて茶色くなっています。
こんなことは初めてです。


でも、見てください。


枯れた草の向こう側、水路の脇には今年も紫色の花が沢山!
そうなんです。
道草散歩でこの紫色の花が咲いているのを見かけたので、ここならもっと咲いているかも・・・
と思って足を運びました。
水路脇の道を歩くため、階段を下りていきます。


お~咲いてる、咲いてる!


そう、ヤナギバルイラソウ(キツネノマゴ科ルイラソウ属)の花が咲き始めました。
まだ満開ではないですが・・・




水辺に似合う涼し気な花を見せてくれました。
キツネノマゴ科といえば、スズムシバナや先日見たユキミバナなどもそう。
色も雰囲気もちょっと似たところがあります。
調べてみたら、このルイラソウ属とイセハナビ属はどちらもルイラソウ連に属しているようでした。



ヤナギバルイラソウは園芸種ですが、今では世界中で逸出して野生化しているそうです。
元々、ルイラソウ属は熱帯から温帯に分布するそうなので、暑さには強そうです。
それで、この酷暑の日本でも増えているのでしょう。


花を覗いてもあまり蕊らしいものが見えません。
そこにアブの仲間でしょうか、しきりに蜜を吸いにやってきていました。


結構虫の力が強いのか、花弁がひっくり返っている花がありました。
2つ上の写真中央の花をトリミングしてみると、お~、ちゃんと雄しべと雌しべが見えていますね。


そして、こちらの花に来ているアブの翅


これもチョウトンボで勉強した構造色! 光の当たり方によって色が変わります。


他にもいろいろな虫が・・・こちらモンシロチョウでしょうか。


こちらはイチモンジセセリです。


こうやって、虫と花が持ちつ持たれつ、ヤナギバルイラソウの繁栄に貢献しているんでしょうね~
ちなみに、秋になればこの花がすべて実になり、大雨時に流れ出し、繁殖地を増やしています。
こんどはどこまで広がるでしょうか。


明日は山科川下流でヤナギバルイラソウ以外で見たものをご紹介しますね~
おっと、昨日の投稿で「トンボの続きは明日」と書いたのに、一日延びてしまいました。
明日をお楽しみに!

【撮影:2023/8/13  京都市伏見区】

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