必見！京都御苑のイチョウの黄葉

昨日は、京都市民憩いの場所、京都御苑のカエデの紅葉をお届けしました。
ところが、写真のまずさと相まって、若干物足りない感じだったのでは・・・
ということで、今日は京都御苑の晩秋を彩るイチョウの巨木の黄葉を大放出します！


京都御苑の面積は約６５ｈａ。京都府立植物園が２４ｈａですから、その２．７倍。
その広大な敷地のあちこちに、この時期黄色いタワーが出現します。
そう、イチョウの黄葉です。
こんな感じで、遠くからでもパッと目に付きます。


こちらは閑院宮邸を出て少し行ったところで見つけたイチョウ。
あまりに完璧に黄色なので、少しずつズームで写してみました。






この写真が目いっぱいズームで撮った写真。
イチョウの葉はそれほど小さいものではないのですが、これが精いっぱいでした。
どれだけ背が高いの？です。

その後行った九条邸跡近くにあった巨大なイチョウに目が点。
何といっても幹の太さが半端じゃありません。
私の前を歩いていた二人連れの方が手を幹に巻き付けていましたが、到底一周回りません。
下の写真ですが、せいぜい半分くらいです。


高さも半端ないです。上を写したら、下が見えません。


見上げるとこんな感じ。
どうもイチョウの巨木が多い京都御苑の中でも、一番幹が太い木らしいです。
ちょっと興奮！


広い御苑の中を歩いていると、平安京の昔に戻った気分。
都大路はこんなに広かったんですね。突き当りに見えているのが京都御所です。


建礼門ですね


ここらで京都御苑の地図を。建物だけではなく、木や鳥の名前も載っていて楽しいですよ。
南北の通りを歩いてもいいのですが、通りの間にある色々な樹木を見ながら北上します。
なにやらグワグワ鳴いている鳥がいると思ったら、やっぱりハシボソガラスでした。


一番多い木はアカマツ・・・のような気がする。
どれもすごく背が高いです。


飛行機！


そして、またまた大きなイチョウの木が見えてきました！
これはまた特別立派ですね。
　　

このイチョウは、凝華洞跡のイチョウという名前まで付けられ、非常に有名です。
落葉した姿しか見たことがなかったので、感激！！
散りイチョウがすごい。


まっ黄色になっていないのは、隣にエノキの巨木があるから。
京都御苑のイチョウの中でも有名らしく、多くの人が写真を撮っていました。


東方向に進むと、大文字山の大の字が見えてきました。
門は清和院御門です。




紅葉したカエデがあったので、ここから北上することに。
奥を見ると、またまたイチョウ！


木々が額縁のようになって、ちょっといい雰囲気。


で、その本体がこちら。
イチョウは外国人観光客にも大人気で、皆さんカメラを向けていました。


午後になるとあっという間に日が落ちてきます。
気のせいか、イチョウが少し赤みがかってきました。
それとも、近くにあるカエデの紅葉のせい？


ようやく野鳥の楽園、バードバスに近づいてきました。
こちらは右がフッキソウ、左がツワブキの通路。コオロギの里にあります。


ツワブキがとても綺麗！




黄色つながりで、載せてしまいました～
この後、バードバスに鳥がいたらよかったのですが、残念ながら待っても誰も来ません。
行った時間がお昼寝時間だったのか、この日御苑で見たのはハシボソガラスの群れのみ。


仕方なく、そのまま帰路につきました。
帰りは今出川御門から。その途中で見かけたイチョウの巨木。


３０ｍ超えのイチョウが沢山あるそうなので、イチョウ巡りが楽しめます。
皆さんも京都に来られることがあればぜひどうぞ。

あ、飛行機！


【撮影：2023/12/2  京都御苑】