突然ですが、世界三大花木をご存知ですか?
スラスラ言える方がいらっしゃったら尊敬します!
答えは、ホウオウボク、カエンボクと、今回の主役ジャカランダです。
宇治市植物公園の温室(緑の休息所)の前には、大きなジャカランダの木があります。
花が咲いているところはめったに見られないのですが、今回行ってみると・・・
わぁ!花が咲いてる!
びっしり青紫の花を付けたジャカランダはとても見ごたえがあります。
別名の紫雲木というのがぴったりですね。
近くで見ると、ちょっとキリの花にも似た花が多数。
ジャカランダはノウゼンカズラ科ジャカランダ属。
南米原産で、日本でよく育てられているのはアルゼンチン原産のジャカランダ・ミモシフォリアだそう。
見頃は6月中旬くらいまでとのことですので、少し終わりかけでしょうか。
ジャカランダ並木の写真をネットで見ましたが、目が覚めるような美しい光景でした。
最近は日本でも温暖地を中心に植えられ、中でも宮崎県日南市のジャカランダの森は有名だそうです。
ジャカランダで気分が良くなり、久しぶりに夏の温室に入ってみました。
入り口近くには、チユウキンレン
ショッキングピンクのぶら下がり系の花は・・・
フィリピン原産のメディニラ・マグニフィカ。
意外ですが、ノボタン科です。よく見ると、一つ一つの花は、ノボタンに似ていますね。
エピスシア(イワタバコ科)と言う花のようです。
こちらはコダチヤハズカズラ(キツネノマゴ科)。熱帯西アフリカ原産だそうです。
こちらの花は初見でした。
名札を見ると、「パリソタ・パイナールティー」。熱帯西アフリカ原産のツユクサ科。
100%記憶できない名前です・・・
花は透明感があって綺麗!
久しぶりに満開のゲンペイクサギを見ました!
子どもに人気のカカオ、今年は大豊作です
テイキンザクラ(トウダイグサ科ナンヨウアブラギリ属)です。
目が痛いほどの赤!
アサヒカズラ(タデ科)も咲いていました。
別名はニトベカズラで、メキシコ原産。
食うたろかタイプの花。蕊が面白いです。
ツンベルギア・マイソレンシス、キツネノマゴ科です。
最後はこちら。ペトレア・ヴォルビリスです。中米原産。
花弁に見えるのは萼で、中央に花があります。
紫の花もあり、濃淡紫のツートンになるので、個人的にはそちらの方が好きです。
ということで、少しだけですが温室の花をご紹介しました~
今の時期は、温室の方がかえって涼しいときもあり、雨もかからないので、意外とねらい目ですね。
【撮影:2024/8/22 宇治市植物公園】