なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

萬福寺のハス2024

2024-07-11 05:40:49 | 植物

今年はハスシーズンが少し早めに始まったということで、今年も地元宇治の黄檗山萬福寺を訪れました。
目的は、総門横の放生池。
そして、今年のベスト・オブ・ハスはこちらです!



少し先走ったので、例によって総門から。
暑いのと、ハスを見るということで、早朝の散策です。


目的の放生池は総門入ってすぐ右手。
一時期ハスが全くなくなりましたが、数年前よりまた復活しました。


少し時期が早かったので、蕾がメインでしたが、いくつか綺麗に開いている花も。
それらを中心に・・・


まとまって咲いていたのはこれくらい。


トップのハスもそうですが、この八重咲のハスがすごく綺麗でした。


白いハスは少しお疲れ気味の花が多かったです。


他にも、少し横を向いた花。こちらも可愛い!


ハスは普通水の上に花茎を伸ばして咲きますが、まるでスイレンのように水面に横たわる蕾も。
これは雨で倒れたわけではありません。


去年8月初めに見に行った時には、このように地面に横たわる花が開花していていました。
その姿は、普通見られるハスとは全く違い、花弁が無数にあったり、二つに花が割れたりしていました。
  

この姿は5年ほど前、草津で見た近江妙蓮によく似ています。
ご親戚かもしれませんね。

さて、少しだけ境内に入ってみることにしました。
逆光で見にくいですが、正面の布袋さんがおられる天王殿に続く参道の両側にハス鉢が並んでいます。


残念ながら花は少ししか咲いていませんでしたが、とても綺麗です。




奥の右手には、スイレン池があります。
ヒツジグサにしては大きいので、白いスイレンなのでしょう。






突き当り、燈籠が並ぶ回廊を少しだけ眺め、この日はUターンしました。


最後にオマケです。
実はこれらの写真を撮る前の週にも、萬福寺を訪れていました。
目的はハスだったのですが、残念ながらその時はほとんど花が咲いていませんでした。
その代わり、目にしたのは全く見慣れない光景。

  

  

何かイベントが開かれているのかと思い、早々に引き上げましたが、後でHPを確認すると、
「6/19~26 台湾寺院 妙通寺様が萬福寺を使用し日本水陸法会を行います。
このため6月中は境内が通常の景観と異なりますので拝観者および関係者各位にお知らせを致します。」
とのことでした。
鮮やかな赤い提灯が沢山かけられ、普段とは違う光景が見られて運が良かったかもです。

去年は風鈴が沢山かけられていましたが、今年はやらないのでしょうか。
もし風鈴祭りが行われるようなら、そのときに蓮見も兼ねて再訪したいと思います。

【撮影:2024/7/5  京都府宇治市】

コメント (1)
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