なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

もう紅葉!?最後は木々をランダムで~寿長生の郷 2023/9下旬(6)

2023-10-08 06:09:33 | 植物

滋賀県大津市の菓匠、叶匠寿庵が営む里山・寿長生の郷(すないのさと)
秋の散策報告の6回目、最終回です。

なつみかんといえば木・・だったはずですがこのところ草花の記事の方が多くなっているように思います。
でも木好きが変わるわけもなく、今回も写真を整理をしたら意識せず結構木を撮っていました。
今日はそんな木々の写真を大放出。
まさかクイズって言わないでね、という声が聞こえてきたような気もしますが、多分空耳でしょう。
ということで、今日も説明、写真、名前(+追加説明)の順で載せていきますね!

心穏堂の手前には見事に赤く色づいた実を付けた木がありました。
なかなかバックの建物がいいですね。

こちらはウメモドキ(モチノキ科モチノキ属)。
植物園にも木がありますが、こんなにのびやかに実を付けていません。

すぐ横にあったのは、言うまでもなく


コムラサキの実ですね!実の付き方が半端ありません。
私はこれを見てすぐにミンツを思い浮かべるのですが、サイズ的にはどうなのでしょう。
調べてみたら、コムラサキの実は直径約3mm、ミンツは4mmと少し大きめです。
一方仁丹は2mmだそうですので、仁丹とミンツの間の大きさと覚えましょう。(役に立たない知識・・・)

熟している実だけではありません。こちらはまだ緑。

いうまでもありませんね。
こちらはマンリョウの未熟果です。

同じく緑の実・・・

多分コアジサイではないかと。

アジサイが出たところで、山紫陽花観音~・・・
私(の影)が邪魔で見えませんね(笑)


実だけではありません。
え、もう紅葉!


遠目にも赤くなっていましたが、まだそれはほんの一部。
こちら枝に翼のあるニシキギです。
世界三大紅葉木だけあって。気の早い紅葉ですらこの美しさ。

鹿よけの入り口を通って、展望台に向かいます。
(鹿よけの入り口を開けたら、必ず閉めておきましょう。)
で、展望台から下をみたところです。サクラの木が一本、春は綺麗でしょうね~


って、去年の4月初めに行ってました。本当に綺麗でした。


お隣にあった木、ひょろっと伸びて、てっぺんに花が咲いていますが何かお判りでしょうか。

こちらはどうもタラノキのようです。
花の部分を拡大してみて分かりました。

ここから昼ご飯を食べた五福の鐘がある東屋に向かいます。
落ち葉の中に赤い葉が目立っていました。

この絶妙な色合いはカキノキです。
一度覚えたら、どこで見ても分かります。

また鹿よけの柵を開けて、山道を通って園路に戻ります。


無事食事を済ませ、田んぼ方面に向かう途中、ハギの花を見つけました。


全然違う場所ですが、白いハギもありました。


最後はめでたく紅白で締めて、また元の古民家、総合案内所まで戻ってきました。
さすがに日が照ると暑いです。
お~梅ソフトなるものがあるではないですか。
迷わずお願い。


さっぱりしていて美味しかったです。
かなりボリューミーで、溶ける前に食べるのに必死でした。

はい、これで本当の本当におしまいです。
最後に、行きに見忘れていた入り口の花を振り向いて眺め、帰路につきました。


6回にわたり、長々と見てくださってありがとうございました。
道草日記のようなノリの回が多くて、迷惑かけたかも。
それにしても花の多さに、晩秋に1回、来春にもう一回行きたくなりました・・・

【撮影:2023/9/23  滋賀県大津市】


コメント (12)
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