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なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

山野草の森に山野草咲く

2020-08-10 06:21:59 | 植物

行ってきました!わち山野草の森。
そう、尊敬するY氏が庭のようによく行かれている場所です。
遠くて行けないと思っていましたが、愛車にのって高速でビュンと走ると1時間15分で到着。
入り口の建物を抜け、有料エリアに入るとすぐに八重のオニユリ(ユリ科ユリ属)がお出迎え~
自然の地形を生かした園なので、本当に草原に咲いているようでしょう。



緑のトンネルを通ります。道の両脇に色々な花が・・・


もうゲンノショウコ(フウロソウ科フウロソウ属)が咲き始めていました。
関西では赤が普通ですが・・・


白いのも咲いていました!


秋の七草、オミナエシ(オミナエシ科オミナエシ属)。園路脇に群生。


花の感じは、この間宇治川で見たオトコエシと色以外そっくり。
     

こちら、ヒヨドリバナ(キク科ヒヨドリバナ属)がもう咲き始めていました。秋の花という印象なのですが。


秋の花っぽいと言えば、ツリガネニンジン(キキョウ科ツリガネニンジン属)も!
倒れやすい花なので、起きているのを見つけるのが一苦労。


たった一輪でしたが、フシグロセンノウ(ナデシコ科センノウ属)。
一輪でも遠くからオレンジ色が目立つので、見逃すことはありません。


目立つオレンジ色といえばこちら。キツネノカミソリ(ヒガンバナ科ヒガンバナ属)です。


    

ヒガンバナ科ヒガンバナ属といえば、今が盛りのナツズイセン。
途中の土手などでも野生のナツズイセンを見かけましたが、ここ山野草の森でもイチオシ。


のはずなのに、誰が一体刈っちゃったの!


唯一残っていた花の下には、スパンと刃物で切られたような茎と、花が落ちていました。
職員の方のお話では、シカの食害だろうとのこと。
花の先はそのまま落ちているので、茎を食べているのでしょうね。
鱗茎には強い毒性があるようなので、美味しい(?)茎だけ食用に・・・
これだけ草ぼうぼうに生えているのに、どうしてわざわざ毒があるかもしれない植物を食べるのか・・・


がっかりしましたが、勉強になりました。
シカの食害恐るべし・・・

(つづく)

【撮影:2020/8/1 わち山野草の森】

コメント (12)
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