今日は予告通り山田池公園散策中に見かけた花をお見せします!
・・・な~んて。
ご覧いただいたら分かりますが、咲いていた花はほんとに少なかったのです。
それでも一生懸命咲いていた花、どのお花が一番お好きですか?
<野に咲く花>
少し前にピエロさんがツユクサは今が盛りと紹介してくださっていましたが、このカンカン照りの山田池にもいました!
でも、普通のツユクサではなく、マルバツユクサ(ツユクサ科ツユクサ属)です。
葉が少し太く先が丸くなり、縁が波打っているので、すぐに区別がつきます。
花は小さめですが、愛らしい感じ。
「関東以西から琉球列島の海岸近い砂礫地に生える」とWiki先生は言ってましたが、どう考えてもその辺に普通に生えています。
ひょっとして、このところの異常気象で砂漠化!?
ツユクサ科からもう一種エントリー。ヤブミョウガ(ツユクサ科ヤブミョウガ属)です。
ここ山田池公園の群落は有名でしたが、増えすぎて刈られたのか、自然消滅したのか減っていました。
ちょっと残念!
わずかに残った一本です。
他にないか探しに探しましたが、何もない・・・
唯一見つけたのが、ほんの少し咲き始めていたハギ(マメ科ハギ属)
無理やり撮ったので、載せるぞ~
<水辺に咲く花>
本池から少し離れた小さい池・・・というより湿地に近い場所にありました。
お盆も終わったのに、まだやるんかい!とおっしゃいますな。
折角咲いていたのですから。
ハス(ハス科ハス属)です。
ここのハスはすべてピンク色のハス。
シャワーヘッドの実と、蕾が同時に見られました。
開きかけの初々しい蕾。観音様が持たれたらちょうど良さそう。
誰もいないので、池の畔のトウカエデの下に座って、ぼーっとハスを眺めていました。
すると、あちこちからハス撮りのオジサマ方が・・・
密になる前に引き上げ(笑)
水に咲く花といえば、ハスと・・・そうスイレン(スイレン科スイレン属)が有名ですね。
そのスイレンは、水生花園の方に少しだけ咲いていました。
行った時間が朝だったので、咲いているのを見られたのがラッキー。
逆さスイレンが少しだけ見られましたが、遠いのと腕がないのでイマ億・・・
黄色いスイレンも・・・
全体を撮ったらモネの睡蓮っぽくなるかと思いましたが、うらぶれたスイレン池にしか見えないのでボツ。
隣にはびよよよ~んの花茎のミズカンナ(クズウコン科ミズカンナ属)
こちらも何度かここの花をご紹介しています。年々繁栄!
続いてみられたのがガマたち。
ほとんどヒメガマでしたが、少しだけガマもありました。
見分け方は前にも書きましたが、上の方の雄花と下の方の雌花の間に隙間があるのがヒメガマ、ないのがガマです。
こちらはガマ(ガマ科ガマ属)ですね。
そして、一番うれしかったこの花。ガマの隣で沢山咲き始めていたサワギキョウ(キキョウ科ミゾカクシ属)。
前に京都府立植物園で見た花を投稿しましたが、数と自然さでは山田池の方に軍配が上がります。
花はドレスを着て手を広げているみたいですね。
以上で花の巻は終了。
1時間半も歩いて、これだけか・・・
【撮影:2020/6/15 山田池公園】