7月の四連休の最終日、またもや宇治川上流に出かけました。
昨日の投稿の撮影日から3日後です。
そのわけはと言うと、連休初日に見かけたこの光景
→
今にも咲きそうな様子だったので、大雨が少し小やみになった隙に見に行きました。
やった!! しっかり咲いていました。
ウバユリ(ユリ科ウバユリ属)です。
こんなところに一本だけにゅっと伸びて咲いています。
名前の由来は、花が咲くころ、姥のように歯がない(葉がない)からと言われていますが・・・
しっかり綺麗な葉がついてますよね~
確か咲くまでに6~8年、どうしてこんなところに1本だけ育ったのでしょう。
すごくたくましくて強い子だったんですね。
嬉しくて、いろんな角度から花を激写!
茎と直角、地面に水平に咲く花が特徴的。
そういえば、この花は緑色でした。咲き始めが緑なのでしょうか。
中央の雌蕊に添うように雄蕊が付くそうなので、覗いている乳白色の部分は雄蕊なのでしょう。
正面からも・・・中が紫色のスプレーを撒いたようになっています。
これも虫を呼び寄せるためでしょうか。
花全体です。もしこの株が抜かれなかったら、実がなるまで観察を続けたいと思います。
ちなみに花言葉は「無垢」。
この場所の横には以前トキワツユクサの群生のあった滝のある場所。
見た目は風情がありますね~
(実はトイレ横というのは前にもお話した通り・・・)
この日は大雨の予報だったせいか、放流は止められていました。
右手に少し見えているトンネルのようなところ・・・
こちらは国土交通省が天ケ瀬ダム再開発事業で進めている、トンネル式放流設備です。
これは国内最大級の設備で、老朽化した天ケ瀬ダムの貯水・放流機能を増強する役割があるそう。
つい先日、7月22日に全長617mのトンネルが貫通したとニュースになっていました。
降水量が多く、琵琶湖水位が上がると琵琶湖周辺で浸水被害などが起こるため、新放流施設を新設したそうです。
なるほど、ふむふむですが、放流量を増やしたら下流が危なくないのかな~
下流住民としては気になるところです。
明日は、ウバユリ以外に見た植物をご紹介しますね~
【撮影:2020/7/26 宇治川】