一昨日、昨日とご先祖様に気を遣って涼し気な花を載せましたが現実にはまだまだ灼熱の日々。
暦は秋でも、本当に秋がくるのはいつなんでしょう。
そんな夏に良く似合うのはやっぱり太陽の色!
生態園にもそんな花がいっぱい。
まだ咲いていました、ヒオウギ(アヤメ科アヤメ属)。
もう祇園祭は遠い昔になったのに、花はまだまだ元気。
でもよく見ると、実も沢山付いていますね。
近くにはハマカンゾウ(ツルボラン科ワスレグサ属)。
そうそう、カンゾウも分家した元ユリ科でした。
別の場所にも咲いていましたが、これもハマカンゾウ?
ノカンゾウのようにも見えますが、元々ハマカンゾウもノカンゾウも同種なんですって。
虫に人気。マメコガネでしょうか。どうしても退いてくれないので、仕方なく一緒に撮影。
やっぱりビタミンカラーはいいですね♪
最初は暑苦しいとか言っていましたが、だんだん調子が出てきました。
キツネノカミソリ(ヒガンバナ科ヒガンバナ属)のオレンジ色も目立っています。
草の中に咲いていて、ほとんど野生。
レンゲショウマの横にぽつんと咲いていたキレンゲショウマ(アジサイ科キレンゲショウマ属)。
例年六甲高山植物園で群落を見ますが、今年は静かに一輪咲いた花を眺めます。
この筒形の花の中に、よく蜂が入り込んで蜜を吸っています。
それにしても全然レンゲショウマと形が違うのに、「似てるから」とこの名前を付けた人のセンスはいかに・・・
お次は、遠目に目立つフシグロセンノウ(ナデシコ科センノウ属)。
もうちょっと日当たりがよかったらラメが見えたのに。
センノウ属といえば、ちょっとびっくり。
えらい集めましたね~
植物園会館の前に何気にならべられたセンノウの鉢、鉢、鉢。
フシグロセンノウも強いオレンジ色ですが、センノウはそれ以上に鮮やかな赤!
盛り上がったところで、最後は普段あまり見ることのないショウガ科の花をどうぞ。
もっと咲いていることを期待していましたが、少し遅かったようです。
元気出してもらえましたか~
沢山見てくださって、ありがとうございました!
【撮影:2020/8/8 京都府立植物園】