なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

枯野に残る実~宇治市植物公園1月編 (1)

2019-01-23 05:07:20 | 植物
すっかり鳥ブログになっていましたが、やっと戻ってきました!

先週末1月20日、やっとフリーの休日だというのに、朝から雨・・・
午前中空ばかり眺めて過ごし、少し雨が小降りになった午後、勇んで宇治市植物公園に出かけました。
温室の花くらいしかないだろうな~と思っていましたが、見つけましたよ!
地味~の数々・・・
気の早い花たち・・・
春を待つ木々・・・

もちろん温室も行きましたが、やっぱり惹かれるのはこちらのほうです。
まず第一回は、枯野に残る実。
一見枯れ枝のように見える木にも、秋の名残がぶら下がっていました。
これらの実と、最盛期あるいは花の様子を対比させてみました。

あの男用済み、ではなくてオトコヨウゾメの実。
(男性読者の皆さん、すみません!)
ガマズミの仲間ですが、食べるところが少ないので食用にはならないそうです。




(2017/11/23の様子)


こちらは最盛期が過ぎ、少し実が落ち始めたナンテンの実。
この写真の株は、実も茎も葉も真っ赤で、まるで赤い絵の具にボトンと漬けたよう。
この実は鳥に食べられ、あちこちに運ばれます。
鬼門(北東)か裏鬼門(南西)に植えて厄除けにしますが、鳥はどこにでも落し物をするので、わが家は家中厄除けOK!




ムラサキシキブの実もすっかり色が抜けて白っぽくなりました。




(2018/9/8の様子)


ツヤツヤの姿を保ったまま、ひとつ、またひとつ落ちていきます。
ヤブランの実。
じーっと見ているとだんだん玉羊羹に見えてきました・・・




(2017/12/23の様子)


茶色の実はとても美しいですが、冬が進むにつれて色が白くなり、最後は落ちてしまいます。
ヘクソカズラ(サオトメバナ、ヤイトバナ)の実です。
星型の萼が可愛いです。




(2016/8/28の様子)


ところ変わって、モミジの谷。
宇治市の木、イロハモミジの実がまだまだ沢山枝に付いています。




(2018/9/8の様子)


少しだったら風情があるのですが、どどっと翼果をつけたこの木はカジカエデです。
木も葉も大振りですが、セミの羽のような実、付けすぎです。




(2017/5/20の様子)


何もないように見える枯野にも、沢山の秋の名残がありました・・・

           


つづく・・・





コメント (12)
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