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なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

本薬師寺跡の草木アルバム

2018-09-26 05:50:44 | 植物
昨日は本薬師寺跡のホテイアオイとヒガンバナの圧倒的な光景をご紹介しました。
感動しすぎて、つい見逃してしまうのが肝心の本薬師寺跡・・・



橿原市が運営するかしはら探訪ナビによると、「現在奈良市の西の京にある薬師寺(やくしじ)の前身にあたる寺」で、
「天武天皇が皇后(後の持統天皇)の病気平癒のため祈願して、天武9年(680年)に薬師如来を本尊とする寺の建立に着手。
完成しないうちに天武天皇が崩御したので、持統天皇がその遺志を継いで完成させた」お寺だそうです。
当時は大規模なお寺でしたが、その後平城遷都に伴って薬師寺が作られたので、このお寺は本薬師寺と呼ばれるように
なったとのこと。

今は小さいお堂が残っているだけですが、



前庭には金堂の礎石などが残されています。




境内にある大きな木はなんでしょう。



見上げると大振りの偶数羽状複葉と(左)、地面には可愛い緑の実(右)。



                    

ムクロジでした!


お寺からは畝傍山が臨めます。
今の時期は一面のホテイアオイと畝傍山の光景・・・といきたいのですが。



昨日も載せたように、少し油断するとホテイアオイの中に沢山のヒレタゴボウ。
撮影する人が大勢。
その向こうには住宅地・・・舞台裏っぽくてちょっと面白い。


むしろ、少し離れたところにあるハス田からクヌギのある祠をみる光景の方が素敵です。




祠に近づいてみました。手前の木はクロガネモチっぽいです。



あらら、クヌギに近づこうと思ったらスズメバチ注意の標識が・・
秋のクヌギは危険ですね。
皆様もお気をつけください。


ホテイアオイ畑にちゃっかり紛れて咲いている花は他にも・・・
そんな花を一気にご紹介。


ホソバヒメミソハギ(ミソハギ科)
北米原産の帰化植物。




アメリカタカサブロウ(キク科タカサブロウ属)
熱帯アメリカ原産の帰化植物。



ひし形の実がびっしり詰まっているので多分アメリカ。




アメリカセンダングサ(キク科センダングサ属)
アメリカ原産。まるで葉のように大きい総苞が花を取り囲んでいるのが特徴。



ここまでアメリカ産ばっかり。

ちなみに最初に出てきたヒレタゴボウ(アカバナ科)も北米原産。
輸入拡大でもあるまいし・・・


こちらはどうでしょう。葉を齧っていないのでわかりませんが、ヤナギタデっぽい花です。
もしそうなら、国産です!




長々と読んでくださってありがとうございます。
最後に、ヒガンバナ背負ったキバナコスモスをどうぞ!




撮影日:2018年9月23日
場 所:橿原市本薬師寺跡









コメント (18)
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