なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

ただいま色づき中~アセビ、オトコヨウゾメなど

2018-09-13 05:54:49 | 植物
宇治市植物公園には花だけではなく、花の後の実も色々見られました。
その中には、少し色づきかけた実も・・・

アセビ (ツツジ科アセビ属)



アセビの蕾や花はこれまでも何度となく投稿してきましたが、こんな実の様子は初めてです。
導火線が付いたような実の形が特徴的。
検索してみても、こんなに赤い綺麗な実はなかなか出てきません。
ラッキーだったかも。


オトコヨウゾメ (レンプクソウ科ガマズミ属)



冬芽から新芽、葉に花に、緑の実と熟した実・・・
もう新しい写真はないと思っていましたが、緑から赤に変わる途中のオレンジ色の実をみることが出来ました。
こちらもラッキーだったかも。


オオサンザシ (バラ科サンザシ属)



5月にでき始めた実が、9月になってもまだ赤くなる気配もなくしっかり付いていました。
マイアルバムを見ると、10月には濃い赤紫色になっていました。
花も見たことがないし、タイミングが難しいです。


ザクロ (ミソハギ科ザクロ属)



なんと、ザクロもミソハギ科でしたか!
ご存知女性の味方のザクロですが、高級すぎてなかなか口には入りません。
植物園にはゴロゴロ生っていて、今回の台風で下にもいくつか落ちていました。
モッタイナイ!


ナナカマド (バラ科ナナカマド属)



花も、赤い実も、紅葉も美しいナナカマドですが、今はまだ緑の実。
水滴が付いてしっとりした風情です。


ムラサキシキブ (シソ科ムラサキシキブ属)



こちらも、雨を味方に付けていました。
紫に熟す前のムラサキシキブの実は、コムラサキより小さくまばらで、あまり目立ちませんが、
少し赤く色づきかけた実に水滴がぶら下がり、美しさ倍増でした。


カジカエデ (ムクロジ科カエデ属)



カエデの仲間の中では、特に大きな葉。実の付き方も豪快です。
翼のある特徴的な実は、まるでセミの羽のようです。


本日最後は、ヤマボウシ (ミズキ科ミズキ属)



赤く色づきかけていました。
Wikipediaによると、果肉はやわらかくマンゴーのような甘さ。果皮も熟したものはとても甘く、シャリシャリして砂糖粒のような食感。とありました。果実酒にも向くそうです。


いかがでしょうか。
あんなに強い風が吹いたのに、意外と実はしっかりと残っていました。
熟す前に地面に落ちても発芽できないので、そのときまでしっかりと枝に付いているのでしょうね。
コメント (19)
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