なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

ガマの爆発 =3

2017-12-26 06:22:46 | みんなの花図鑑
9月8日に投稿したガマの記事。

http://blog.goo.ne.jp/natumkn/e/2480e257efabf6664b72c31a8a92ba66

このとき、「ガマの穂触り隊」の隊員を募集していたのを覚えておられるでしょうか。
早々に、puramuroiyaruさんにレポートいただいた後、自然界で穂の爆発を目撃するまでにはなかなか至っていませんでした。

で、12月23日に行った宇治市植物公園、ひょっとしてと池のほうに行ってみると・・・
お!爆発後と思われる穂が点々と・・・
これはやるっきゃない!

その結果は・・・・
動画が撮れなかったので、静止画の連続画像でご覧ください^^

まず白っぽくなっている穂に狙いを定めて・・・


指で押してみます。結構硬い。


もっと押すと指がぐにゅっと中に入りました。


すると中からぷはっ@@





面白い!で、もう一本!



うわっ、すごい。


ドンドン出てきます!!










興奮しすぎて全体像撮るの忘れた^^;;
最後の画像、斜めになってるし。

皆さんもぜひ白っぽくなったガマの穂を見かけたら遊んでみてくださいね^o^/

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クリスマスといえばポインセチア☆ 

2017-12-25 06:32:23 | みんなの花図鑑
クリスマスの植物にはヒイラギなど色々ありますが、やはり身近なのはポインセチアなのではないでしょうか。

京都府立植物園では12月の夜間開園に合わせて、観覧温室でポインセチア展が開かれています。
HCの店先で見かけるのは赤が主流ですが、ここでは実にいろんな種類のポインセチアが育てられていて見事です。



トウダイグサ科トウダイグサ属。標準和名はショウジョウボク。
常緑低木で、クリスマス頃に花の下の苞葉が赤く染まります。
品種改良で、ピンクや・・・


白い花もあります。


京都府立植物園で一番古い品種はこれ。フレーミング スフェアという品種で、1950年に作られたそうです。
背がとても高く、花(苞葉)の形が少し違います。


ポインセチアと別の種を交雑させて生み出されたプリンセチアという品種。
華やかで、最近売り出し中のようです。


同じ株から別の色の花が・・・



花は中央の粒のように見えるところで、アップにするとこんな感じ。


本当に色々ありました。

最後は宇治市植物公園のクリスマスの飾りつけで・・・
(実は一昨日、お天気が良かったので昼間は宇治市植物公園、夜に京都府立植物園に出かけてきました^^;)





皆さん、Merry Christmas!
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Merry Christmas! 京都府立植物園イルミネーション

2017-12-24 09:33:36 | みんなの花図鑑
恒例の京都府立植物園のクリスマス夜間開園に行ってきました。
地下鉄北山駅から北門を入るとすぐに目に飛び込んでくるトウカエデの巨木イルミネーション☆



広場の奥中央に佇む樹高20mのトウカエデの枝の先の先まで電球がつけられ、静かで幻想的な光景をみせてくれます。

正直、植物園のイルミネーションは、他の場所で見られるような派手な演出はありません。
でもこの木を目にしたときの感動は他では替えがたいものです。
他の来園者も同じ気持ちのようで、老若男女、「わーっすごい!」と声をあげ、写真を撮ったり、木のそばまで駆け寄る姿がたくさんみられました。

木にとって電球をつけられるのがいいのかと聞かれたら、いいことはないでしょう。
でもこのトウカエデは、自らを光らせて人々を優しく見守ってくれている気がしました。

見上げたところ。


木の根元アップ。



もう一つの目玉がクスノキ並木のライトアップです。
下から種々の色のライトで照らし、その色の変化が見事です。



色の変化は小さい写真でお楽しみください^^
   
   


恒例のカイヅカイブキのクリスマスツリー☆



途中時々みられた電飾。素朴だけど子供たちやカップルが楽しそうに前で写真を撮っていました。





観覧温室ではこれも恒例、ポインセチア展が開催されていました。
その様子はまた明日・・・


最後は、池に映るトウカエデのライトアップと4月の新緑の様子をお楽しみください^^







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今日の一枚~ヤドリギ

2017-12-23 09:47:57 | みんなの花図鑑
木々が落葉するこの時期に、とても目立つようになる植物があります。
それはヤドリギ・・・



この一枚は宇治のエノキの大木に付いたヤドリギです。
(11月初めに撮ったので、まだエノキの葉が付いています)

ビャクダン科ヤドリギ属で、エノキやサクラなどの落葉樹に寄生します。
宿主の木から水分や養分をもらうとともに、自分自身でも光合成を行う、半寄生の常緑低木です。

京阪宇治駅から宇治川右岸を少し上流に行ったところにあるこのエノキ。
上流側から近づくと、こんな感じに見えてきます。


近づくと・・・


もう少しズーム


まあよくこんなに同じ木にゴロゴロくっ付いたと思いますが、それには秘密があるようです。

12月中旬に行ったときに、別の木(トウカエデ)にくっ付いていたヤドリギ、アップにしたら黄色い実が見えました。


この実にヤドリギの繁殖戦略が隠されているようです。
ヤドリギの実はヒレンジャクなどの鳥に食べられ、種は消化されずにそのまま出てきます。
そこまでは普通の実と同じなのですが、ヤドリギの実には非常に粘っこい粘液がついていて、鳥のお尻にくっついてしまうそうです。
気持ち悪いので、鳥はそれを木の幹にこすり付けて取ろうとします。
それがそのまま木の幹にくっついて発芽して、このようなヤドリギに成長するというわけだそうです。

なるほど!
ヒレンジャクなど集団行動をする鳥が一斉にそれをしたら、同じ木に沢山のヤドリギがつくわけです。

ところで、同じようにアップで見ても全然実が付いていないヤドリギもありました。
調べてみたら、雌雄異株だそうで、納得です。



宿木といえば、源氏物語宇治十帖の五帖に「宿木」という巻がありますが、こちらはこのヤドリギではなく、ツタの古名だそうです。


また、西洋ではヒイラギと並んで、ヤドリギがクリスマスの木だそうで、冬でも青々している姿が縁起がいいとされているそうです。
調べてみると面白いですね!


最後に、今の時期の日暮れ時のヤドリギ。
空に墨を撒き散らしたような姿にちょっとドキッとしました。





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地味~な一枚~コアカソ

2017-12-21 06:22:56 | みんなの花図鑑
地味です・・・
でも捨てがたい魅力があります。
その名は、コアカソ。



イラクサ科カラムシ属。
イラクサ科といえば、少しシソっぽい葉っぱで、細長い花が付く植物。
結構見かけていますが、名前の区別が難しく、写真映えしないので旧みん花でもほとんど投稿は見かけませんでした。

あーなんだか悪口言ってるみたいですが、全然違うんです。
分かっていただけますか?
この魅力・・・





侘び寂びの世界というか、モノトーンの世界で存在感のあるこの木。
(そうそう、コアカソは落葉低木なんです)


季節を問わず、渋い魅力。
7月に見た咲き始めの花。



8月に見た花。
茎が赤いので「アカソ」という名が付いたそうですが、赤くないものも多いです。
丸いモジャモジャが雌花で、ここに実が付きます。
雌雄同株というのは後で知ったこと。下のほうに雄花も咲くらしいのですが、確認していませんでした。






10月に見た実。お正月の繭玉のようで可愛いです。



そして2月にはこんなすだれに・・・



いかがですか?
案外面白いでしょう^^


【お知らせ】明日22日の投稿はお休みしますm_ _m


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