久し振りのお出かけです。
函館美術館へ「鴨居玲展」を観に行って来ました。
恥ずかしながら、私この画家さんの存在を知りませんでした。
沢山の人物像と、自画像の数々・・・。
写真で見るとご自分は端麗なお顔をされているのに、描かれている人物は奇怪なものばかり。
「1982年 私」という絵を見た時は、ちょっとぞくっとしました。
”それらの姿は、いのちとは何か、人生とはなんだろうか、と見る者に問いかける”という説明がありましたが、ほんとそう思います。
東山魁夷のような絵が好みのわたしにとっては、このような内面を穿り出したような作風は難しいですね。
それに、私は自分を含め人間にはあまり興味がない方なので(笑)。
実際に使われていたイーゼルや絵具、旅行鞄やブーツなんかも展示していて、本人のリアルな姿を感じることも出来ました。
意外とこれが見ごたえあります。
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