野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

”寒さしらず”

2007-12-16 18:56:03 | 日記・エッセイ・コラム

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コンクリートとレンガで作られたスペースに春を感じる柔らかな緑の葉が繁っている。

思わず近づくとコンクリートとの隙間から生えているシロザだった。

更地になるとまず生えてくる植物なので都心での採集も出来る。

今年もよく採集して食べた。

思わず摘もうと思ったが思いとどまった。

とってもキレイだったから。

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同じスペースにロダンの彫刻がある。

裸でも寒そうには感じない。

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本当は最後の紅葉を楽しもうと芸大構内を散策していたのだが”寒さしらず”に驚いた。

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第9回正月飾り展に向けてNO5

2007-12-15 20:08:25 | アート・文化

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20年以上作り続けている泰山木の葉に干支の絵を描いた正月飾りです。

稲穂、ズタジイの葉、松ぽっくり、リボン、鈴、泰山木の葉と使う素材ははじめから変わりません。

正月飾りは小正月に焼くものだと思っていましたが、なぜかこの泰山木の正月飾りを初めて作ったときから一年飾れる正月飾りと言っていました。

その他の手作りの正月飾りを買ってくれたお客様からきれいだから一年中飾っているといわれ小正月に焼かなくても良いと思いつきましたが、毎年作っているとマンネリ化します。

一人で作り続けるのが限界だと感じ「花を生ける教室」の仲間を誘いました。

従来の正月をイメージする素材でなくても来年の幸せを祈る気持ちで作ればいろんな素材で正月飾りは出来ます。

「私の正月飾り展」と称して開きはじめて9回目ですが仲間達の驚くような素材での正月飾りはとても刺激的です。

参加者全員が仲間がどんな素材を使った正月飾りを作ってくるかととても楽しみにしています。

         私の正月飾り展

日時   19年12月26日~12月31日(11:00~20:00)

場所   花の店野草  

電話   03-5395-0548

参加者  すぎな よもぎ はこべ けやき のこんぎく

       野草

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第9回私の正月飾り展に向けてNO4

2007-12-14 19:56:22 | アート・文化

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正月飾りの講習は終わりましたが素材としてそろえていた孔雀の羽は誰にも選ばれませんでした。

それで私が孔雀の羽と向かい合うことになったのですがどうしてこんなに微妙な色で模様なの!!!と感心するのですがお正月のイメージとはかなり違います。

創作が始まると素材が作業場の周りに足の踏み場もないほど集まります。

合う素材を探しているうち集まってしまうのです。

私は作業場なのでいいのですが、日常の生活の中で創作している仲間達は食卓で作業していると片付けてという気持ちにならず別の場所で食事したりと動きが変わると言っています。

柔らかい感触が合いそうでオギの穂を選び、色が合いそうでアジサイとグリーンに染めた粟の穂、正月らしくと金粉をスプレイしたハスと水引、ひょうたんを選びノブドウのリースに取り付けました。

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この作品も孔雀の羽とオギの穂を使っています。

シュロの葉をしめ縄にして松ぽっくりにペインチングしてハマグリをつるし和紙を扇風に折り、おい羽をつけました。

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花を生ける教室NO57

2007-12-13 17:57:12 | アート・文化

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11月28日お稽古のこでまりさんの作品ですが部分です。

上から落ちているのはオギの穂で、横に伸びているのはチガヤの穂です。

通常ならチガヤの穂が出るのは5月なのに秋に穂の出るオギと一緒に採集できました。

へんくつなチガヤなのか異常気象なのか・・・・・。

ススキの葉より巾ひろのオギの葉の色がとてもきれいです。

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最初の写真は左にオギとチガヤが写っているところのUPです。

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なぜだか聞きませんでしたがオギの穂で花を隠したいんだと言って何箇所かオギで花を隠していました。

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キャンドルの入ったお花NO1

2007-12-12 20:28:55 | インポート

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こでまりさんの作品ですが部分です。

前面に写っている葉はまんべんなくきれいに斑が入ったマサキの葉です。

夏帰省したとき採集してきたものですが5センチほどの白い根が出ていました。

吸水性スポンジに挿すのはかわいそうだと花器の外においています。

「実がなると鳥が来るかしら」と言っていたので帰って土に植えてくれると思います。

キャンドルの後ろにガーベラの茎が写っています。

キャンドルの上10センチくらいのところにピンク色の大きなガーベラが生かっていました。

炎だそうです。 こでまりさん去年の作品

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はこべさんの作品ですが部分です。

キャンドルを使ったお稽古では数種類の葉ものを入れます。

はこべさんはマテバジイの葉がきれいだと水にぬらして生けていたのですが写真ではヒマラヤスギの葉がキャンドルに対して面白く写りました。

はこべさん去年の作品

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赤(朱)と黒の建物

2007-12-11 18:16:08 | 日記・エッセイ・コラム

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配達の途中近くを通るのになかなか立ち寄れなかった神田明神へ行ってきた。

関東大震災で消失し昭和50年に再建され平成10年に塗り替えられた朱色の門は色鮮やかでビル群をひかえて堂々としていた。

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本堂も関東大震災で消失し昭和9年に鉄筋ンコンクリートで再建されている。

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本堂の裏には小さな社が多数ありさまざまの神様が祭られている。

そのはずれに銭型の上に立つ銭形平次の碑が建っていたのには驚いた。

神様でも民衆の人気を気にせずにはいられないらしい。

ほんの数軒だけれど甘酒やなぞとお江戸の門前町らしい店もあった。

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すぐ近くに黒く塗られた湯島聖堂がある。

黒だと写真に写すのが難しい。

ここも関東大震災で消失し昭和10年に鉄筋コンクリートで再建されている。

赤(朱)と黒の立派な建物を見て神社仏閣は赤(朱)のほうが良いし学問所は黒のほうが良いなとあらためて思った。

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キクイモの切干

2007-12-10 19:54:44 | 日記・エッセイ・コラム

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去年キクイモを採集した場所へ行ってみた。

今年は花が咲く直前に刈られ、それでも脇から新芽が出ていたが花も咲かないまま枯れているので恐る恐る引っこ抜いてみたら立派なイモがついていた。

去年「土の中で刈られる心配がないから3月までのキクイモの保存食が出来た」とこでまりさんに話したところ彼女がみた夢の中で黒いサングラスをかけたモグラがキクイモを食べてたと言うので土の中にも敵がいると心配した。

それでも無事12月ごろまで採集していろんな食べ方をし最後はキクイモ酒にした。

写真はキクイモを薄く切り2日天日に干した状態です。

これを酢、酒、みりん、醤油、に昆布なぞを入れた中へ漬け込んでおくと冷蔵庫の中だと一年以上もつ保存食になります。

カリカリととても歯ざわりがよく早めに採集して作っておくとサングラスをかけたモグラに食べられる心配もありません。

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第9回私の正月飾り展に向けてNO3

2007-12-09 19:22:16 | アート・文化

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忙しい生活のけやきさんの講習です。

やっぱり家では素材と向かい合うことはできなかったようです。

話をしているうち大きなバンクシャーのドライフラワーに毛足の長いイネ科植物の穂を差込始めました。

とても時間と根気のいる作業です。

あらゆる素材で正月をイメージする飾りは出来ますが忙しい師走、日常の生活の中でイッパイの素材に囲まれ一点一点違う正月飾りを作りだしていく作業は大変です

けやきさんは今回で4回目の参加です。

時間も気にせず心をこめて精一杯作りだした作品は展示即売されます。

けやきさん去年の作品NO1  NO2

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「第9回私の正月飾り展」のDMの表を来年の干支の鼠の字を象形文字で書きました。

       第9回私の正月飾り展の案内

日時   12月26日(水)~12月31日(月)

      11:00~20:00

場所   花の店 野草  文京区千石1-6-17

電話   03-5395-0548

参加者 はこべ のこんぎく すぎな よもぎ けやき                  

      野草

    

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高尾山の天狗

2007-12-08 19:52:31 | 日記・エッセイ・コラム

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2005年の正月休みは修験道の本を図書館で5~6冊借りて来て読んだ。

高尾山が修験道の山ということで興味があったが大勢の人が登る山ということで敬遠していた。

先日高尾山薬王院が744年開基で飯綱大権現と薬師如来がご本尊だと知り、古くから人々に信仰されてきたと事と私が生まれた家が熊野速玉神社と薬師如来をいまだに祭ってくらしていることもあり行く気になった。

写真は薬王院に奉納されていた天狗がはいて山を駆け回るという鉄で作られたヒトツバの高下駄です。

片一方しかない特別大きい鉄製の赤い高下駄もありました。

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浄心門に掲げられている書は無駄のないすがすがしい書だと思いました。

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梵字も書かれていました。

薬王院は真言宗のお寺です。

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古くから続く門前町のお土産家、やそば家は風格があります。

思わず写真を撮ってしまったのは柱にしているのではないのでしょうが柿の木が屋根から出たお店です。

家の中は暖かいのでしょうか、まだ葉は緑でした。

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高尾山の紅葉

2007-12-07 20:50:05 | 旅行記

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毎年この頃は渋沢丘陵を歩きに行っていたが今回は高尾山へ登ってきた。

6:10分に家を出て1:30分で早々と高尾山口についたのは嬉しかった。

ロープウエイには乗らず1号路を歩く。

ロープウエイに乗る人が多いためか歩いている人は少ない。

山道の紅葉の中に柿が混じっていた。

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見晴らしの良い場所でお茶を飲んでいると後から来た人が高く見えるのは東京タワーでその左が新宿、その左が池袋、うっすら黄色く見えるのは甲州街道と教えてくれた。

写真には写ってないが右側には川崎の工場の煙突から煙がまっすぐ上がっていた。

昔は風向きによって煙が高尾山にあたり公害の山と言われていたともいっていた。

ロープウエイの駅を過ぎた頃「昭和の子は元気じゃのお」と87歳のおじさんに声をかけられた。

一人でよく来るとのこと。

「戦争はどこへいったの」と聞くと「満州へも行ったしビルマにも行った。メシは食わせてくれたが今の拉致みたいなもんだ。ワルはいっぱいいるぞー。今戦争が起こらないのは原爆があるからだ」

なぞと元気がいいが歩くペースをあわすにはゆっくり過ぎる。

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頂上では真っ白な富士山がドンと見えた。

ロープウエイで登ってきた人達がイッパイいる。

ゆっくりして下ろうとしたとき東京方面の説明をしてくれた人に又声をかけられた。

下山道は日当たりの良い尾根筋の稲荷山コースがいいと教えてくれた。

下りには良いが上りにはきつそうだ。

かなり下った頃「頂上はまだですか」と聞かれた。

下り始めたのは10:40分。

ちょうど登りの人が多くなる時間で平日なのに大勢の人とすれ違った。

11:40分には清滝駅に着いたので一駅歩こうと思い犬と散歩中の人に聞くと高尾駅までは2キロといわれ寄り道をしながら心地良い初冬の太陽を浴びながら歩いた。

15時には店を開けた

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高尾山

2007-12-07 18:53:43 | インポート
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24回野草展の報告NO13

2007-12-06 19:20:59 | アート・文化

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初日の日に「これがほしい」といわれた時に「エッ!!!」と思た。

値段は付けてはいたが売れるとは思ってなかったみたいでだ。

しばらくして嬉しさがこみ上げてきた。

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次は帰り際「これ」といわれそばにおいてある小さな作品かなと思っていたら「これです」と念を押された。

エツこの人に買ってもらえるのととても嬉しかった。

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2番目に選ばれた作品がよかったのにと言ってた人が「これ」と選んでくれたときも「ホント!!」と思った。

今年3月から梵字を習い始め5月に式根島で流木を採集しながらフト流木に書いてみようかな・・と思い8月、暑い中、気合を入れて般若心経を梵字で書き、あわせてコーガ石、さんご礁、貝、セメントで台を作た。

もう作る前からその人達の元へ選ばれて行くようにぴったりの人達の元へそれぞれの作品がいった。

不思議でうれしい。

もっと書かせてもらえそうな気がする。

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24回野草展の報告NO12

2007-12-05 18:41:38 | アート・文化

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23回野草展の作品です。

24回野草展までの間店の前面ですが目立たない場所に飾ってあったので今回は目立つ場所に飾りました。

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冷蔵庫の部屋に飾ったグリーンのロープを使ったタペウトリーと対にして作りました。

どちらも式根島の青池で採集してきたロープで形を作りペインテングしたコルクと木の実や茎、木の皮を使っています。

エンジ色のタペストリーも式根島の青池で採集してきた魚網で22回野草展の作品です。

14回野草展より自分の店で開く事になって運ぶ手間が要らなくなり以前の作品も新作とあわせて違う飾り方をしたりする事が多くなりました。

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ケヤキの紅葉

2007-12-04 17:46:33 | アート・文化

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去年の12月、見事な紅葉に誘われ、配達途中訪れた文京区にある大学構内の植物がかもし出す雰囲気が気に入り今年はよく通った。

先日も少し時間を作って行った。

広い庭の空間を前面にしてのケヤキの紅葉が鮮やかだった。

ケヤキは芽吹きも地味だが紅葉も地味だと思っていたので驚いた。

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背の高いイチョウ並木の間でサザンカが競うようにメイッパイピンク色の花をつけていた。

思わずがんばってといってしまった。

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今年さくらの花見に選んだ場所にも行ってみた。

落ち葉を拾ってきたが虫食い葉は少なかった。

少し休んで又すぐ芽吹きが始まる。

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第9回私の正月飾り展に向けてNO2

2007-12-03 19:13:31 | アート・文化

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よもぎさんは来るなりこの木を切りたいとノコギリで枝を切り始めました。

彼女は全回参加で毎回ダイナミックでユニークな作品を作り続けています。

始めはなかなか上手には切れなかったのですが何個も切っているうち上手になりこんなにきれいなんだと自分が切った切り口を眺めていました。

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切った枝と鉄線なぞとあわせていましたが”その気”になったらしく今日はこれまでと帰っていきました。

持ってきた素材の中に今年の式根島教室で使ったススキの穂がありました。

どんな正月飾りになっていくのでしょうか??。

よもぎさん去年の作品NO1   NO2

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すぎなさんは2年ブランクで7回目の参加です。

以前やっていたからやれそうと作る喜びにひたっている様子でほとんど一個作りあげていました。

今年は華やかな作品を作りたいそうです。

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