毎年この頃は渋沢丘陵を歩きに行っていたが今回は高尾山へ登ってきた。
6:10分に家を出て1:30分で早々と高尾山口についたのは嬉しかった。
ロープウエイには乗らず1号路を歩く。
ロープウエイに乗る人が多いためか歩いている人は少ない。
山道の紅葉の中に柿が混じっていた。
見晴らしの良い場所でお茶を飲んでいると後から来た人が高く見えるのは東京タワーでその左が新宿、その左が池袋、うっすら黄色く見えるのは甲州街道と教えてくれた。
写真には写ってないが右側には川崎の工場の煙突から煙がまっすぐ上がっていた。
昔は風向きによって煙が高尾山にあたり公害の山と言われていたともいっていた。
ロープウエイの駅を過ぎた頃「昭和の子は元気じゃのお」と87歳のおじさんに声をかけられた。
一人でよく来るとのこと。
「戦争はどこへいったの」と聞くと「満州へも行ったしビルマにも行った。メシは食わせてくれたが今の拉致みたいなもんだ。ワルはいっぱいいるぞー。今戦争が起こらないのは原爆があるからだ」
なぞと元気がいいが歩くペースをあわすにはゆっくり過ぎる。
頂上では真っ白な富士山がドンと見えた。
ロープウエイで登ってきた人達がイッパイいる。
ゆっくりして下ろうとしたとき東京方面の説明をしてくれた人に又声をかけられた。
下山道は日当たりの良い尾根筋の稲荷山コースがいいと教えてくれた。
下りには良いが上りにはきつそうだ。
かなり下った頃「頂上はまだですか」と聞かれた。
下り始めたのは10:40分。
ちょうど登りの人が多くなる時間で平日なのに大勢の人とすれ違った。
11:40分には清滝駅に着いたので一駅歩こうと思い犬と散歩中の人に聞くと高尾駅までは2キロといわれ寄り道をしながら心地良い初冬の太陽を浴びながら歩いた。
15時には店を開けた
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