6回目参加の瑛子さんコーナー。
左上は”薔薇のパターン。
縦横85センチ、60センチ。
一個のパターンを作るのに4種類の布を使い13個の布を縫い合わせている。
縁は一見黒布に見えるが銀ラメの模様が入っている。
あわいトーンの色合わせ。
花好きな瑛子さんが使う模様は花柄が多い。
右上は”縁と円”
縦横90センチ、60センチ。
メッセージ。
姉の7回忌にあたり多くの人たちの御縁が私自身にも大きく広く継っています。
皆様と姉に感謝をし姉の着物地を含めその御縁を大事に円の中に丸く縫い込みました。
遺作で参加のセツ子さんと瑛子さんは姉妹だ。
セツ子さんが参加できなくなり彼女が差配したようにバトンタッチで瑛子さんが参加してくれるようになった。
円にするにはカットも布も直線より難しいと思う。
様々な柄の着物地が使われているが創作中どれだけの着物地が周りにあるのだろう。
縁に使われているのは丸帯地だ。
そこも円の形に縫われている。
ながめていた男性が”どれだけの時間がかかったのだろう”とふとつぶやいた。
全くそう思う。
静かに強いエネルギーを感じる。
左バッグ”織の流れ”
45×30
紬地の競演のよう。
右バッグ”藍の色合わせ。
30×40
着古された藍地に素朴な温もりが漂う。
ともに裏表がパッチワーク。