切山花祭りのモチ投げ用モチを作る手伝いより帰り急いで四国中央市福祉会館で開かれる浜矩子の講演”これからどうなる グローバル経済と日本”へ行った。
彼女の著書は一冊しか読んでないが外国の古典文学の切り口よりわかりやすく経済を語っていて面白く人間性に興味を持った。
それにその本の題名は円は50円台になるだったと思うが今円はもうすぐ100円台になりそうな感じだ。
証券会社の社員が”どうせ経済の見通しなんかわからないんだから奇抜なことを言うエコノミストのほうが受ける”と言っていたのを思い出す。
講演は彼女の作った的確な造語をふんだんに使い簡潔で分かりやすかった。
その場では納得していたものの今はほとんど忘れている。
かろうじて覚えているのは安倍政権の”アベノミクス”を”アホノミクス”と言っていた。
このままいくと最悪の経済戦争になるが唯一救われる方法は
”君得 僕得”の造語で自分が得をするのでなく相手が得をすることをすれば回避できると締めくくった。
”分け合えばあまる”とのあいだみつおの詩があった。
独り占めをするといざかいが起こるのは世の常。
わかっていても”君得”の行いはできずらい。
エコノミストの講演で聞けたのはよかった。
浜さんはエネル ギッシュでとてもファッショナブルだった。
講演が終わるとすぐ会場を出てエレベーターに乗ろうとしたが抑えられていた。
階段で降りるとドアを開けてタクシーが待機している。
もしかして・・と待つこと数分。
浜さんが現れた。
次の仕事場へ向かうのだろう。
テレビによく出演していると友達が言っていた。
講演はメモを見ることもなく行われたが定時に終えた。
質問は前議員や砥部町より来ていた人は三つもの質問をしていたが丁寧に答えていた。
三つもされればスリハンドクな私では一つ覚えていて答えられるのがやっとだろう。
世の中には頭脳明晰な人がいるもんだ。
参加者は男性が多いと思っていたが女性も半分ほどはいた。
想定外だったがうれしかった。
公共の空間にはフェニックスやコスモス菜の花を植える旧伊予三島市。
斜面に咲き誇っている芝桜は華やかだった。
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