バイクのブログ(YSP大分)

前はYSP大分の公式ブログでしたが、そちらでは少し書きにくいこともこちらで書いていきたいと思います。

「北側復旧道路」でHSR九州が近くなった!?

2021-10-28 18:33:57 | Weblog


先日のお休みに、久住、阿蘇方面にドライブに行ってきました。

バイクではなかったのですが、
バイクで走ってもきっと気持ちよいだろうな、と思える天気でした。


その途中で57号線の新ルート「北側復旧道路」を初めて走ってみました。
開通したのはもうだいぶ前なのでなにをいまさらと思うかもしれませんが
コロナで自粛が続いたのでまだ行ったことがない、という人もけっこういるかもしれません。

この北側復旧道路、自動車専用道路なので125㏄のバイクなどは走れません。

高速道路なので、80キロの最高速度、
ゆえに非常に流れはよく、
終点の「大津IC」まであっというまに到着します。


道の駅阿蘇など横目に国道57号線を進むと
この信号より右折 阿蘇西ICより乗ります。



こちらが長~い「二重峠トンネル」

インターからのって少し進むとあります。
本当にながいながいトンネルです。



そして降り口の「大津IC」はHSR九州のすぐ近くに乗り口、降り口があります。



北側復旧道路は高速道路ですが無料区間なのでお金はいりません。

57号線ルートでの移動がこの道路により
ずいぶんと早くなったのではないでしょうか。

そこでひとつ疑問が沸き起こりました。

それでは私たちモータースポーツファンがよくいく「HSR九州」に行くには
いままでよく利用していた「ミルクロードまわり」とではどちらが早いのでしょうか?



まずこちらが1.ミルクロードまわりの場合、
先日のモトクロス応援ツーリングでも使ったルートです。

時間帯もあるのでしょうが
2時間12分とあります。まぁだいたいこのくらいはかかりますよね。

体感的にもそのくらいな感じです。



そして次に2.国道57号新ルートまわり、

57号に出るのにはダムのある「道の駅のつはる」
をとおる442号線で朝地~竹田に抜けます。
(写真はダム)



その場合の時間は2時間00分です。
その差12分、少し早いですね。

以前、旧ルートの57号まわりだと
ミルクロードまわりよりもだいぶ時間がかかっていたと思うのですが
逆転してしまいましたね。



まあでもツーリングやドライブで走るなら、早さだけでなく
景色や走る楽しさも大事です。

美しい景色やバイク乗りの集まる瀬の本レストハウス、
大観峰などがあるミルクロードまわりもやっぱり捨てがたいところです。

でもHSRへの現地へのアクセスがよくなったことは
歓迎したいこと。私たちにとってさらに身近な存在となるかもしれませんね。


YSP大分ホームページ
https://oita.ysp-shop.com/






オフロード、ひとりで走るのを楽しくするアイテム

2021-10-26 10:38:16 | Weblog
仕事をしててよく言われるのが、自分のバイクは持ってないんですか?という事。

実は公道を走るバイク、今は持ってません。
(乗る機会はあたりまえですが毎日あります!)
モトクロスのレース用バイクで普段は近くのオフロードコースを楽しんでます。

ところがYSP大分は定休日が平日で、人が集まりやすい日曜には行けないので、
コースには誰もいない事が多いのです。

本当は行ったときにどなたかおられる方がなにかとよいのですが。



たとえば誰かのあとをついて走れるなら、そちらのほうがよりよい練習ができます。

ひとつが、「どこのラインを走っているか」がわかる、
(ラインとはバイクが走る跡のこと)
もうひとつが自分が「どこが遅いか(速いか?)」が
前走車との離れ具合などでわかるからです。

あと転んでも助けてもらえる可能性があったり、
新しいコースとかの情報をもらえたり、

上級者の方から車体の調整などの貴重なアドバイスをもらえたりするからです。
できれば人がたくさんいるときに行くのがおすすめですよ!


でも(私もそうですが)仕事のお休みの関係で
土曜日曜には走れないという人も多いことでしょう。

そこで、そんなオフロードの一人練習(コソ練)を、
少しでも楽しくするためのアイテム
をご紹介します!



時計

まず用意したい最初は「時計」です。どのくらいの時間走るのか、走っているのかを
しっかり把握するために必要なものです。

大きなものがあれば、コース脇に置いて見えるようにしておくのもよいですし
バイクのバーパットに100均で「キッチンタイマー」を買って貼り付けておくのもよいです。



楽しくてついつい時間がすぎるの防止というよりも
息切れして早くピットに帰りたくなるのを防ぐ目的ですね。

走り始める前に「何分走る」と決めて始めましょう。

既定の時間の後半ともなると、
時計が動いてないんじゃないかと思う時もあるくらいです。

キッチンタイマーを張り付ける場合は
固定をしっかりしないと、よく走行中に飛んで行ってました。

スマホ



最近はほとんどの方がもっているスマホですが、
これで走行を撮影しておくのもおすすめです。

まずスマホを固定するスタンドを用意しましょう。

自分が走るところに向けて走行開始前に撮影開始ボタンをスタートします。



自分のライディングフォームを確認したりもできますし、
全体の流れをみることで、どこがうまくいってないかも確認できます。



ほとんどの人は、自分を撮影した動画を見ると
信じられないくらい遅いと感じます(自分もそうです)

ちなみに自分のイメージを、実際が超えることはないというのが持論です。

それくらい、走っている感覚と
客観的に見たものでは違っているはずなので、

つまりそういうことからも動画撮影はとても大事なのです。

Gopro

次は一般ライダーの方も多く利用しているGoproなどのウェアラブルカメラです。



私が持っているものはもう何年も使っているHERO3ですが
特に使用に問題なく使っています。
(外のケースは何回か交換しましたが)

これらは今はツーリングの記録などに使う人も多いと思いますが
この場合は、コース内でのラインどりの確認や検討に使いますよ。



こっちを走ったほうがよかったかなぁ、とか
ここはなかなかよかったなぁとかもですが、

帰ってから通して見直すことでイメージトレーニングにも使えています。



GPS



そしてGPSラップタイマー、私はこの「デジスパイス」を利用しています。
これをヘルメットなどに装着することで、ラップタイムを測る事ができます。

使用するにあたりパソコンにアプリをダウンロードして使用します。
データーを持ち帰ったらGPS本体を接続すると位置情報などが記録され

下のようなコース形状になった走行ラインにスタート位置の線を引っ張ります。



するとこのように「ラップタイム」が表示されます。
この日だけでなく、過去のデーターとも比較できます。

パソコンを持っていけるなら現地で見ることもできます。
(Wi-fiなどにつなぐ必要はない)



選択したデーター同士をこのように走らせることもできますので
(△マーク同士がバイク)
だいたいどこが速いか遅いかなんてのもよくわかります。



このように、ただ漠然と走るだけでなく、記録を残しておくと
次へのステップアップの手がかりになるかもしれません。

バイクの場合、セッテイングの成否、
新しく装着したパーツの良否の判断にも使えます。

例えば街乗りバイクでパーツを付けたりしても、実際にそれを装着したことによって
本当に速くなっているのかの確認まではしないものですが、

本来それはおかしな話で、
つけたがために、逆に遅くなっていることも結構あったりするものです。

そのあたりをしっかりチェックできるのもよいところですね。



このように現地で撮影したり、計測したりしておくと
走っている間だけでなく、家に帰ってからも楽しめるのもよいですね。

そこで、次行ったときはこうしようなんて、作戦会議を一人でするのもよし。

これらは上級者を目指す人だけでなく、
地道にステップアップを目指す人にこそおすすめです。


なんとなく走ってを繰り返しても、なかなかうまくはならないもの。

うまく走るための根拠を、
しっかりデーターをとることで見つけ出しやすくするのが
上達のポイントだと思うのです。

ともあれ、1回走って2度3度と楽しめるというのは美味しい話。

若い時なら死ぬほど走り込むことが出来ましたが、
年をとると、2度3度と連続で走るのは体力がもたないですからね~。


YSP大分ホームページ
https://oita.ysp-shop.com/

ちょっと前のポスターをみつけました

2021-10-23 18:09:04 | Weblog


上の写真は、当店の旧店舗(昔のお店)に貼ってあるポスターです。
ポスターの刻印を見ると2003年のもののようですね。

YSP大分が今の場所に来たのが2004年
今年引退するバレンティーノロッシがヤマハに初めてきたのがこの年なので
ポスターはその直前のころのものです。

すでに懐かしいと思えるバイクがたくさんありますね!
このころは今思えば、なんとバラエティに富んだラインナップだったんでしょう。


XJRシリーズをはじめとする空冷4気筒エンジン
この当時は当たり前のように存在していました。

ある世代以上のお年で、バイクを探している方には
これこれ、こんなのが欲しいなんていう人も多いことでしょうね。



そして大型スクーターも当時は大人気でしたね。
マジェスティCなどをベースにかなりハードなカスタムもやっていたころです。

今はほぼなくなりましたが
バイクのジャンルのひとつとして確立していました。

なくなった理由のひとつが
バイクも駐車禁止をとるようになったかららしいとの噂もあります。



ドラッグスターはいまは消滅してしまいましたが
この当時はなくなるなんて思いもよらない人気モデルでしたね。

1100



400



250と各クラスに展開していました。

ちゃんとⅤ型エンジンを装備して、
本格的なスタイルのアメリカンは本当に少なくなりましたね。

価格も排ガス対策、ABS装備義務付けの今からみるとお手頃に見えますね。



SR400です。このころはキャブレター仕様だったんですね。
価格は460000円と今よりも9万円も安かったのです。

2003年の方にいいたい、2021年で生産が終わりますよ、と。



オフロードモデルはセロー225とTW225がありました。価格389000円と339000円
お手頃な価格帯です。

セローは翌年に250になった後、昨年とうとう生産が終わりました。

TWは2007年までで生産がされなくなっています。
キムタクさんが乗ったりですごいブームだった時期もあったんですが。

しかし、いまこのくらいの価格で存在してくれたなら、
さぞバイク乗りが増えるであろうに、と思います。



原付クラスも充実してました。
スクーターはもちろんですがマニュアル車も当時はあったんですよね。

このあたりのクラスから大きい排気量にステップアップした、
なんていう人も多かったはずです。

2サイクルでハイパワーのRZ50、
SRのデザインがモチーフのYB-1も魅力的でした。




今はなきヤマハのビジネスバイク 「メイト」シリーズ

仕事でバイクを使うという人はものすごく減っている感覚がありますが
この当時はまだラインナップに残っていますね。

日本人の足として丈夫で軽快、便利な存在でした。





どれも今思えば魅力的、価格もお手頃。
ABSなどの安全装備も一部を除き、当時はほとんどついてない気がしますね。

あらためて見ると、今もあえてそんな装備がいるんかなあという感じさえします。
バイク側で手厚く安全にするほどに、乗り手がダメになるような気がするのは私だけでしょうか。

しかし、20年たたないくらいでこうも変わるものなのですね。

久々にバイクショップに訪ねてこられた方が
「浦島太郎」状態になる、というのもわかる気がすると同時に
溜息がでてしまいます。



逆にそれくらいバイクはこの十数年、厳しい変化の波にさらされて来たといえるでしょう。
そしてそれはこれからも、いえ今以上に激しい変化が待っている事が確定しています。

1台作って公道を走らせるのにかかるコストはさらに増大し
それは価格に全部跳ね返ってくるのは間違いありません。

規制の波の中で、残るバイクは進化し残るとしても
一方で消滅して二度とお目にかかることはないものがある・・
上のポスターひとつとってもわかるようです。



なので、今あるものを大事にしていく考え方も増えると思います。

すでに持っているバイクがあるのなら、
放置せずにきちんとメンテナンスをして、次の世代につないでいくことも重要です。

部品を確保して、早め早めの点検整備で大きな故障を防ぐのがよいと思います。



そもそも10年単位で考えれば、ガソリンエンジンが存在するかもわからない状況。
すでに電動化の兆候もチラホラみえます。

逆に新車の現行モデルでもし欲しいものがあるとするなら、
そろそろ手に入れる最後のチャンスだと認識したほうがよいでしょう。

そしてメーカーの方には、過去にこのようなモデルがあって、

とても多くの人に支持されていたということを念頭に
次期モデルの開発に取り組んでいただきたいなと思うのです。


YSP大分ホームページ
https://oita.ysp-shop.com/

加齢によって得られる能力?

2021-10-21 21:12:05 | Weblog


時の流れとともにすべての人に平等に訪れる、それは「加齢」ですよね。

一年たてばひとつ、必ず年を取っていきます。
バイクに乗り続けるならばもう、そのことに向き合わざるを得ないでしょう。

いま20歳の人だって10年たてば30歳、いつまでも若くはありません。
年を取っていけば(10代とかの成長期でなければ)その分能力は確実に衰えます。
まして50歳、60歳となればなおのことです。

衰えたところで、最新の高出力のバイクと対峙していかなくてはならないのです。

もちろんトラコン、ABSなどが装備されているものもありますが、
それで100%大丈夫なわけではありません。



「心肺機能」や「筋力」などは、トレーニング次第で改善できる部分もあるでしょう。

改善できるところは改善しましょう。ジムに通ってもよいと思います。

しかし「バランス感覚」や「反射神経」などを鍛えるのは、なかなか難しいところ
まして視力や聴力などは、さらにいかんともしがたい部分ですよね。

しかし、バイクをかつてのように豪快に乗りこなそうとするならば
どれも欠かせない能力であると言えます。

でも無理です。そこをどうやってカバーしていくかが自分も課題です。



私にもその衰えていっている感覚はすごくあって
体も重くなったし、走らせていても瞬間できていた反応がもうできなくなったり、

まだまだやれると思いつつも、今の自分の能力に自信がもてません。

下の写真は私の20代なかばのころ、このころは車とぶつかっても
弾き飛ばせる?くらいの自信があったのですが、それも過去の話。

でも昔乗ってた方なら、若いころは似たような感じではなかったですか?



この年でもバイクで走りたいという気持ちは無くなりません。

衰えているから、逆に衰えていなかったころの自分に戻りたいというのか?
今の方が走りたいと思う気持ちは強いかもしれません。

私と同年代(50代)の方なら、皆そうではないでしょうか?

それは、残りの寿命(健康寿命)を考えだしたからかもしれませんね。
(下は最近のモトランド今市での走行写真)



ただ過去、若いころは気持ちのままに走らせていても
体がすべて正確に処理してくれていたのが、今はそうではない

転倒したらホントに簡単にケガをしてしまったり、
そのケガがまたなかなか治らなかったりというのを実感します。
(本当に痛みは何年もなおらないですね)



でも、年をとったことを嘆くばかりでなくともよいのではないでしょうか。
過去になかったもの、今なら持っている部分もあると思うからです。

「過去痛かった経験」とか「得た知識」「直感力(?)」
「危機管理の巧みさ」などです。

走りにいくのになんとなく気が乗らないとか
イヤな感じのサインも察知して安全につなげるというのも年の功、かもしれません。

せっかく乗るのであれば
お互い長く楽しめるバイク乗りでありたいものです。

自分を過信せず、余裕をもって、楽しみましょう。



YSP大分ホームページ
https://oita.ysp-shop.com/

日本製ヘルメットを選びたいいくつかの理由

2021-10-20 07:47:42 | 用品・パーツ


バイクに乗る上で必ずかぶらなくてはいけないものがヘルメットです。

市販されているものには、いろいろなものがありますが、

ヘルメットは飾りでなくて、頭を守る防具であることを考えると
やはりきちんとしたメーカーのものを被りたいものですよね。



飾りではないといいましたが、なんのヘルメットを被っているかは
バイク乗り同士は案外ちゃんと見ている(頭の額のエンブレムとか)ので、

安いからと適当なものを選んでいると、後で少し恥ずかしい思いをすることになるかも?しれません。
いずれにしても買い直すくらいなら、最初からよいものを選ぶ方がむしろ安いです。



さて日本にはヘルメットメーカーはアライ、SHOEI、OGKカブトといった
有力メーカーが存在します。
特にアライは日本ではじめてヘルメットを作ったメーカーで
当時は他には海外のBELLくらいしかなかったそうです。

いずれにしても日本の製品なら、選ぶにあたり間違いはないでしょう。
まぁ率直に「価格が高い」という事は感じるかもしれませんね。
そういったものはどこが違うのでしょう。

価格の違いの根拠は、機能、つまり安全やかぶり心地、静粛性などを実現するためのノウハウや
素材へのこだわりなどによるものだと思います。

詳しいことは過去のブログで書いてますが、

この場合、いわゆる外観が同じようであるから、
中身も同じであるとは考えないほうがよいと思います。



またここが、欧米でなく「日本」であるということも
日本メーカーのヘルメットを選びたい理由のひとつです。

実は日本に有力なヘルメットメーカーがあるというのは
日本のバイク乗りにとってはとても幸運なこと。

というのも「頭の形状」というのは、日本人といわゆる欧米人とでは大きく違います
具体的には側頭部や後頭部の形状がけっこう変わってます。




もちろん日本のヘルメットメーカーも海外向けの仕様では、
欧米人にあわせた内装形状のものを出しています。

なので日本メーカーでも「海外仕様」をネットで買ったりすると、
規格違反なだけでなくかぶり心地が非常に悪いはずです。

海外メーカーでもアジアンフイットといって
日本人むけの頭形状にあわせたものが発売されているのですが、

より日本人の好みを反映するからなのでしょうか。
日本メーカーのヘルメットを私たち日本人が被ると、なにか大きな安心感があります。



それを反映してだと思うのですが、モトクロスやロードレースの全日本選手権では
(サポートの関係もあるのでしょうけど)
参加者のヘルメットはほぼ日本メーカーで占められています。

本当かどうか見て見ましょうか。

下は先日のオートポリスですが、たまたま撮影した1枚
ちょっと見づらいかもしれませんけど全員がアライかショウエイを被ってます。

そもそもそれ以外を探す方が難しいです。



こちらはモトクロス、先日の九州大会です。
写真に写っている人は全部アライユーザーですね。


参加ライダーでアライ、SHOEI以外はあまりみたことがありません。



下は私のアライVCROSS4、

私はオフ用のヘルメットを選ぶときにかぶり心地が~とか
安全性が~なんてことはあまり考えてません。

長いことレースやってきて、周りが日本製しかかぶってるのを見ないので
それと同じにやってきたというだけです。

逆にそれ以外は使用するに物足りない、ということなのかもしれませんが
実際どうなのかは、他のライダーにも聞いてみたい気がしますよね。



そもそも80~90年代のWGP(現在のMotoGp)は
有名ライダーは日本製ばかりだった時代もあったくらいで
海外製が表に出てくるようになったのは、比較的最近の話ではあるんです。

もちろん海外メーカーのヘルメットも「カッコよいのでかぶってみたい」
「好きなMotoGPライダーが被っているから」で選びたい人もいるでしょう。

その場合は、海外からの直輸入のものは選ばずに、日本の輸入商社が提供している
アジアンフイットに仕様が変更されているものを選びましょう。

ちなみに現在の急なバイクブームを反映して
ヘルメットの入荷数はかなり減少し、そもそも入荷してこないものが多いです。

もし欲しいヘルメットがあるようでしたら、お早めにご相談ください。

YSP大分ホームページ
https://oita.ysp-shop.com/




オフロードバイクのない日本へWR155R

2021-10-19 20:49:03 | Weblog


個人的にバイクの基本を学ぶのには、オフロードは欠かせないと思っています。

しかしヤマハというメーカーから、
オフロードバイクが消滅してしまうなんていう日が来るとは思いませんでした。
(いちおうテネレ700がありますが、この場合ちょっと趣旨が違いますよね)

過去、仕事がら、いろんな方とおつきあいさせていただいた経験から
ヤマハの社員さんは、たぶんオフロード大好きなんやな~と感じる人が多かったからです。

排ガス規制などの理由からセロー250も無くなってしまったのですが
たぶん断腸の思いをしている人も多かったことでしょうね。



ただヤマハでも海外を見渡せば、オフロードバイクはまだあります。
この「WR155R」もそのひとつ

155ccいう排気量は海外ゆえのものなのでしょうが
エンジンに「VVA」というシステムを採用
高回転と低回転でバルブタイミングを切り替えて
低中速のトルクと高回転の伸びを両立しているようです。

下の写真の円筒形のソレノイドバルブを作動させて切り替えるようです。
このシステムは環境性能の高いブルーコアエンジンにも採用されています。



それによって得られる走りは、なかなかのもののようです。
下のYOUTUBE動画はフィリピンでのものらしいですが、
本格的コースをなかなか攻めて走っていますね。

エンジンの伸びもまずまずあって、軽快な走りです。



うんうん、なかなかの加速、加えてサスペンション足回りもけっこうタフな感じですね。

フィリピンでは過去とちがいモトクロスでも
なかなか速い選手が出てきているという話を知り合いから聞きました。
そんなオフロード熱を感じさせる走りでしたね。

WR155Rはシュラウド(ラジエタ-まわりのカバ-)の形状が
最近のモトクロッサー風でかっこよいのも特徴です。



ちなみに下の写真が私の2021年YZ250Fです。
どうですか?よく似ているでしょう?

セローやWR250Rだと作られた年代から
どうしてもひと昔前のスタイリング風だったですが、

WR155Rの今風なこのデザインだけでも欲しくなってしまいそうです。



下はタイの動画ですが、WR155Rをかなりカスタムして
エンデューロ仕様にしている様子です。

タイでは過去にMXGPも開催されており、
ライダーもけっこうレベルの高い選手がいると聞きました。

そんなオフロード熱を感じる動画では
タイヤも本格オフ用に換装、走行テストの様子も撮影されてます。

マフラーも変わってなかなか速いではないですか。



こんなWR155R、国内正規モデルではないのですが
当店でも取り扱いをしておりますよ。

動画などでいろいろ調べてみたところ
なかなか楽しいバイクな様子、

このサイズ感だからこその楽しさがありそうですね。
気になった方はお問合せくださいね。



そして、こんなオフロードバイクを楽しむなら
専用の「オフロードコース」で走ってみてはいかがでしょう。

県庁所在地のある大分市には二つほどコースがあります。

まずひとつはモトランド今市、こちらは本格的なモトクロスコース

・・ですが、平日などはあまり走っている人も多くないので
WR155Rのようなバイクでも楽しむことができます。

走行料は入口の料金箱に2500円をいれてください。管理の人はいません。


モトランド今市の地図はこちら
コース図を見たいならマップを航空写真にして拡大してください。



モトランド今市の入り口の風景はこちら
写真が古いので写ってないですが、今は入口に大きな看板があります。




もうひとつはテストコース今市、こちらは山間を走り抜ける林道コースが特徴で
ダートトラックコースなどもあります。
ジャンプなどはほとんどないので、ナンバー付のトレール車でも楽しめます。

料金は入口の料金箱に1000円を入れて走ります。こちらも管理の人はいません。


テストコース今市の地図はこちら
こちらもコース図を見たいならマップを航空写真にしてどうぞ。





テストコース今市の入り口はこちら
右に入っていく道がそうです。

こちらも写真が古いようですが、
いまでは小さいテストコース今市の看板があります。




どちらもちゃんとしたトイレがあったり
洗車用の水道もあるので、
バイクを洗って帰ったりもできる、なかなかしっかりした施設です。
利用しないのは非常にもったいない、

初めて利用するときはちょっと気後れするかもしれませんが
どちらも普段はそんなに人がいないので大丈夫ですよ。
ぜひオフロードバイクを楽しんでください!

YSP大分ホームページ
https://oita.ysp-shop.com/

大は小を兼ねないのがバイク

2021-10-19 12:52:08 | Weblog


バイクを趣味としてどんどんはまっていくと
原付、小型限定、普通二輪・・・最後には大型免許に行きつきます。

「どうせ乗るなら大型」「税金も保険も値段一緒だよ」まわりのライダーもそういって煽りますよね。

大型免許を取得できれば、それで乗れる最大排気量のバイクが欲しくなります。
それが人の心というものです。

ただ大きい排気量となるほどにバイク選びは、小排気量のそれよりさらに難しくなります。
それは、もともとが大きくてパワーのあるカテゴリーのものを選ぼうとするから。

それはつまり「どんな形が好き」とか「装備がどれだけすごい」かいう部分と別に、
果たして自身がそれを「気持ちよく乗りこなせるのか?」という要素がついて回るからです。




例えばカレーがすごい好きという人であっても
1辛2辛ならまだしも、10辛20辛であればつらいと思うかもしれません。
(もちろんそれでも平気という人はいるでしょう!)

カレーだから基本辛いのは当然ながら、注文しようとしているメニューが
自分にとって適当なのかは再考してみる必要はありそう。
そのバイクが自分にとって辛すぎないかは一応検討してみる必要がありそうです。


買える買えないについては手持ちの予算次第、
お金があればどなたでも買うことはできると思いますが
もう一歩踏み込んで気持ちよく乗りこなせるかどうかは、一度よく想像してみるのがよいでしょう。


免許があるのと、どれでも完璧に乗りこなせる、とではちょっと違うからです。




ちょっとよいお天気の日に予定はなかったけど
「ちょっと乗ってみよう!」という気持ちが持てるかどうかが一つの基準。

それがないのなら、そのまま放置になったり、
その結果いずれはエンジンもかからなくなって廃棄という顛末になるやもしれません。

同じ大型クラスでも最大排気量でなく、600cc~900ccのクラスは、車体も軽量なものがすごくよくなってます。
実用の速度域での扱いやすさがかなりよくなっていますので
実はそっちのほうが、ツーリングなどでもペースを保ちやすいし(速い)、快適であったりします。


しかし、考えた上でやっぱりこれが欲しいというのがあれば、それは買うべきかと思います。
私たちとしては「R1が乗りたい」という人を止める権利はありません。

その時には「いささか辛い乗り物」だっていうのは十二分に実感しているはずだから大丈夫だと思うのです。



YSP大分ホームページ
https://oita.ysp-shop.com/






2輪バイクを買いに来たのになぜ3輪?

2021-10-19 06:56:42 | Weblog


「2輪を買いに来たのに3輪を勧められてもなぁ」
そういう反応を店頭でよくお見掛けするのがトリシティをはじめとするLMWシリーズです。

2つのタイヤですむものをなんで3つもタイヤがいるのか??
「見かけの派手さを求めるからでないの?」
いやそれだけとは思いませんが・・

「じゃあ転ばないの?」傾く構造なのでそんなことはありません
だったら何がいいの?

そんな会話が繰り返されます。

LMWシリーズが3輪(前2輪)にしたい理由、

それはバイクが「後輪駆動」であるという構造だからではないかと思うのです。
後輪でエンジンの力を与えるので後ろタイヤはできるだけ太くしたいですよね。

ところが逆に傾いた時にしっかり曲がる力を発生させるために前輪は細くしたい、
いくらでも太くできない理由があるのです。

ならば前を1本タイヤでなく2本にしたらいいのでは・・という発想が
LMWの発売へとつながったのではないでしょうか。

傾いた時に曲がる力を約2倍にできる
その上前輪のグリップ力がリアの太いタイヤ1本分とちょうど同じになるらしいですよ。



普通のバイクの弱点は先に述べた構造から前輪タイヤ。

カーブでうまく曲がるためには、特に後半はスロットルオンで曲がりたい
それが旋回力を引き出してくれてしっかり曲がる事ができるからです。

でもそれが実に難しい
前輪が滑りそうになるので、アクセルを開けられない
開けられないから、曲がらない
結果大回りになってしまうというわけです。

アクセルを開けたら開けたで前輪がもし滑ればアンダーステアになり
曲がらないのはもちろん、転倒の危険も出てきます

つまり恐ろしいことに、オートバイとは運転がうまい人以外は曲がれない乗り物なのです。

そのあたりをうまく改善したのがLMWシリーズ
トリシティやナイケンが発売されたあたりから
よく考えて作っているなと思っていました。



理屈はともかく、乗ってみるとその曲がりやすさ、安心感は実感できます。
前輪への荷重、それを実現するためのフォーム
あまりいろいろ考えずにそのまま曲がっても、バイクの構造が助けてくれている
そんな印象のバイクなのです。

あまり考えずに曲がるのでリラックスして景色を楽しむことができます。
バイクは一瞬の状況変化に対応できるかどうかが大事と前回のブログでいいましたが
そういう危険回避もしやすいということです。

なので久々にバイクに乗るリターンライダーの方や
免許をとってすぐの初心者のみならず

毎日の通勤などに使う方々のリスクの軽減にもお勧めなのです。

・・・なのですが、そこそこバイク経験がある方でないと
なるほど、それはうまいことをした!とは理解しにくい事でしょうね。

今日も「2輪を買いに来たのに3輪を勧められてもなぁ」といわれそうです。



YSP大分ホームページ
https://oita.ysp-shop.com/

バイク事故を防ぐための方法とは?

2021-10-18 07:29:12 | 安全運転・走行技術


生活様式が変わった中で、最近バイクに乗り始める、
また新たにバイク免許をとった(とろうとしている)人が増えている実感があります。

一方で心配なことに「バイクの事故」も多い気がします。

ネットの普及などでそういう類の情報が入りやすいから~というのもあるのでしょうが
特に乗り始めて間もない方がバイク事故に遭われることを耳にします。

せっかくバイクの世界で楽しもうとこちら側の世界へ来られたのに
もったいない、残念な気持ちになります。



しかし一方で思います。バイクとはそのように危ないものなのでしょうか??
長く乗っている私から見ると、少々疑問に思います。


初めて、もしくは久々に乗るからといっても免許を持っているわけですから
基本的な技術がないわけではないはず。

いろんなケースはあると思いますが、
おそらくなんということもない時間の合間におとずれる「一瞬の油断」が、原因となっているのではと考えます。



例をあげるとツーリング先でよくあるワインディング、不規則なカーブが連続する場面
それをクリアしていくのは楽しいものですが、

思っていたよりもカーブが曲がりこんでいたりすると修正できないことがあります。
4輪と違い、バイクは傾けて乗る乗り物なので一度このくらいかな?と曲がり始めると
その先でもうひと寝かせのひと曲がり・・とはしにくいものです。

もともともうひと曲がりするくらいの余裕があれば、あっ危ないというときも回避できるのですが
その人の技術や経験値によっては、車線逸脱や転倒につながることも考えられます。



もうひとつの例は街中などでのこと

バイク側は正しいルールで走っているにも関わらず
他の車のルール違反、もしくはバイクの存在を見落としているなど、
他の車の行動によって危険な状況に陥ってしまうことです。

車右折、バイク直進の場合、特にバイクは「自分が優先」という意識があるでしょう。
逆にその意識があるからこそ、事故にまで発展してしまうともいえます。

相手の安全運転の意識に頼らず、自分で「危険を察知する心がけ」。
「他車を信用しない運転」を徹底して身につけることが大切です。




さてどちらの場合も、事故へとつながる瞬間の状況は同じです

特になにもない状況から一瞬で、ことが起こるということなので、
その「急な変化にどう対応できるか」速やかに行動を変えられるかどうかがポイントではないでしょうか。


それに気づくためには、「余裕を持って走る事」が大事です。

それが時間に追われ、あわてているときや
マスツーリングで必死になってペースについていこうとしているときなどは
危険な一瞬の変化に気づきにくくなってしまいます。
そういうときが危険な時間帯なのです。



ではその「余裕」をどうやって作り出すのか、
それは走る前に「準備」をすることです。

ひとつは「時間の管理」約束の時間に余裕を持って到着できるよう、早めの出発。

もうひとつは「愛車の整備」をしっかりすること、きちんと整備されたバイクに乗れば
気持ちよく走れるので、集中力、余裕を持って走ることができるからです。
もちろん調子のよいバイクなら、いざというときに自分の思う通りの動きが期待できます。

実際のところ当店のお客様で、長年乗っていて事故のないライダーのほとんどは
「約束の時間におくれない(余裕を持って到着する)」
「点検整備を必ず受けている」この二つの条件は満たしている方がほとんどです。

これからバイクを始めるという方も、ぜひ参考にしていただければと思います。




YSP大分ホームページ
https://oita.ysp-shop.com/






少し寒くなってきたかもしれません

2021-10-17 21:37:24 | Weblog


10/17の日曜日、この日は朝起きるとちょっと肌寒いくらいでした
これから徐々に秋が深まっていくのでしょうね。

バイクに乗る場合は、寒さ対策はさらに必要不可欠になります。

ちなみに普段着を重ね着さえすれば事足りるわけではありません。
なぜかと言えばそれは「風」のせい。

バイクに乗る時も長袖でそれなりの防寒できるものを重ね着すればよいのでは
と思う方もいらっしゃると思います。

確かに家でじっとしている時や、電車や自動車など乗り物に乗って移動している時は
この風の影響をうけることはないので、
防寒対策もそこまでしなくても暖かさが逃げる事はありません。



ところがバイクに乗る時は、真正面からの走行風をもろに受けながら走るので
ジャケットなどの生地は常時「圧力」をうけているという点が違います。

せっかく暖かくなったジャケット内部も、風の圧力に押し出されるように
後方へ逃げてしまいます。

バイク用のジャケットはそれを許さないほどの生地の密度で作られているからこそ暖かい。
まるで魔法瓶のような構造で暖かさを確保してくれるのです。



グローブも同様です。暖かさを逃がさないための工夫が施しているからこそ
バイクでの走行という特殊な環境でもなんとか暖かさを保てるのです。

また両者とも、転倒時に体を守るプロテクションの装備がされてあることも
バイク専用ならではの違いです。


まず転倒してもびりびりに破れない強度がある(擦過傷を防ぐ)
背中、肘、肩、こぶしなど関節を守るプロテクターがあるという点も大きな違いです。

つまり、いざというときに体を守ってくれる「防具」でもあるわけです。

バイク用品はたしかに高いですが、
価格に見合った防寒性を確保してくれるもの

それに加えて命が守れるのなら、それはもう保険に近いものとなります。
そう考えればむしろ安いものとなるかもしれません。


YSP大分ホームページ
https://oita.ysp-shop.com/


YZF-R1のカタログが入荷しました

2021-10-17 18:14:23 | Weblog


YZF-R1の予約が10/8より始まりました。
ちょっと遅くなりましたがカタログが当店にも入荷してきました。

そのR1、通常カラーについては来年以降も予約のチャンスは数回にわけてあるのですが
「WGP60周年のアニバーサリーモデル」は11/8までという短期の予約期間です。



さすがに250万円を超えるような金額のバイクなので
もともとの生産予定台数自体が少ないのです。

なのでまず、時期を逃すともう手に入りません。
(というより数年先を考えると、R1自体が生産が終わってそうですが)

また半導体不足などで、予定通りの生産ができないことも考えられるので
11/8をまたずに予約受付終了となることがあるかもしれません。
(なので本気でほしい方は11/8といわずお早めにお問い合わせを)


ちなみに80年代のヤマハファクトリーのイメージをヤマハに持つ人が多いのか
白に赤のストロボのカラーはかなり評判がよくて、
この色なら欲しい、という人はけっこう多いようですね。

日本ではYZR500などは全部白赤だったので、自分も黄色のインターカラーの限定車よりも
こちらのほうが、身近に感じる気がします。

そんなYZF-R1ですが足つきなどを確認したい方も多いと思います。
今ならYSP大分にはYZF-R1M(2017)の中古がありますのでお試しできますのでお声かけください。


YSP大分ホームページ
https://oita.ysp-shop.com/








整備主任者研修へ行ってきました

2021-10-17 16:45:50 | Weblog


先日、整備主任者研修へ行ってきました。

年に1回か2回、実技を伴う研修が陸運のそばの会場で行われます。
主に4輪の業者さんが多いですし、内容も4輪が中心です。

今回は自動ブレーキにかかわるカメラやミリ波レーダーのエーミングなどについて
計測するには写真のようになかなか準備が大変なのです。

その研修内容の中でも話があったのですが、
なんでもこれから自動車は電動化へと進んでいくそうです。



メーカーによって対応時期は違うものの、2030年から2035年にかけて
少なくともガソリン100%のエンジンの車はなくなっていくようです。

もともとそういう形で進んでいくという話ではありましたが
ここ数年でその進み方が大きくなってきた気がします。

日本だけの話ならともかく、海外でそうなのだから
今後はガソリンエンジンのパワフルな走りは徐々に見られなくなってしまうのかも

一方で電動のバイクの話もよく聞くようになってきました。

モトクロス用の競技車で海外の動画で走っているのを見たのですが
4サイクルのエンジン車とあまり遜色ない走りをしているようにも見えました。

エンジンは回転があがってから加速が強まる感じですが
電動はそれより前の段階での加速がよく、飄々とスピードが出るような印象でした。

ガソリンより電気のほうが速い、性能がよいなんていうことになれば
変化はもっと早まるのかもしれません。

そう考えるとバイクを含め、ガソリン車を手に入れるなら今のうちなのかもしれませんね。




YSP大分ホームページ
https://oita.ysp-shop.com/