バイクのブログ(YSP大分)

前はYSP大分の公式ブログでしたが、そちらでは少し書きにくいこともこちらで書いていきたいと思います。

加齢によって得られる能力?

2021-10-21 21:12:05 | Weblog


時の流れとともにすべての人に平等に訪れる、それは「加齢」ですよね。

一年たてばひとつ、必ず年を取っていきます。
バイクに乗り続けるならばもう、そのことに向き合わざるを得ないでしょう。

いま20歳の人だって10年たてば30歳、いつまでも若くはありません。
年を取っていけば(10代とかの成長期でなければ)その分能力は確実に衰えます。
まして50歳、60歳となればなおのことです。

衰えたところで、最新の高出力のバイクと対峙していかなくてはならないのです。

もちろんトラコン、ABSなどが装備されているものもありますが、
それで100%大丈夫なわけではありません。



「心肺機能」や「筋力」などは、トレーニング次第で改善できる部分もあるでしょう。

改善できるところは改善しましょう。ジムに通ってもよいと思います。

しかし「バランス感覚」や「反射神経」などを鍛えるのは、なかなか難しいところ
まして視力や聴力などは、さらにいかんともしがたい部分ですよね。

しかし、バイクをかつてのように豪快に乗りこなそうとするならば
どれも欠かせない能力であると言えます。

でも無理です。そこをどうやってカバーしていくかが自分も課題です。



私にもその衰えていっている感覚はすごくあって
体も重くなったし、走らせていても瞬間できていた反応がもうできなくなったり、

まだまだやれると思いつつも、今の自分の能力に自信がもてません。

下の写真は私の20代なかばのころ、このころは車とぶつかっても
弾き飛ばせる?くらいの自信があったのですが、それも過去の話。

でも昔乗ってた方なら、若いころは似たような感じではなかったですか?



この年でもバイクで走りたいという気持ちは無くなりません。

衰えているから、逆に衰えていなかったころの自分に戻りたいというのか?
今の方が走りたいと思う気持ちは強いかもしれません。

私と同年代(50代)の方なら、皆そうではないでしょうか?

それは、残りの寿命(健康寿命)を考えだしたからかもしれませんね。
(下は最近のモトランド今市での走行写真)



ただ過去、若いころは気持ちのままに走らせていても
体がすべて正確に処理してくれていたのが、今はそうではない

転倒したらホントに簡単にケガをしてしまったり、
そのケガがまたなかなか治らなかったりというのを実感します。
(本当に痛みは何年もなおらないですね)



でも、年をとったことを嘆くばかりでなくともよいのではないでしょうか。
過去になかったもの、今なら持っている部分もあると思うからです。

「過去痛かった経験」とか「得た知識」「直感力(?)」
「危機管理の巧みさ」などです。

走りにいくのになんとなく気が乗らないとか
イヤな感じのサインも察知して安全につなげるというのも年の功、かもしれません。

せっかく乗るのであれば
お互い長く楽しめるバイク乗りでありたいものです。

自分を過信せず、余裕をもって、楽しみましょう。



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