さて、肝心のレ-スを中心にスポットをあててみましょう。
今回の大会はJSB1000だけでなく様々なクラスがあります。
写真のSS600のように
アジア各国を転戦するものも開催されました。
アジアのライダ-もすごくレベルがあがっていて
タイ、マレ-シアなど、日本人とそん色ないどころか
レ-スによってはそれ以上のスピ-ドをみせます。
こちらのレースはカワサキの#37藤原克昭選手が
そんなタフなレ-スでのフル参戦の意地を見せ、
2日目を制しました。
こちらのバイクはパドックでの移動に使うわけではありません。
UB115というクラスのれっきとしたレ-サ-です。
UB(アンダ-ボ-ン)のタイプのバイクは
アジア各地の国で走っています。
これはそれをベ-スにしたレ-スであり、
アジアンロ-ドレ-スでは人気の高いクラスです。
このレ-スの魅力とは・・と出場している選手に聞けば
かなり順位が入れかわる激しいバトルだということです。
つまり最後の最後まで誰が勝つかわかりません。
こちらはスタ-ト前の待機場
タイヤウォ-マ-をかけられたマシンがずらりならびます。
メカニック、ピットクル-たちが真剣な表情で
作業を続けて行きます
この後、コ-スインをしていきますが
時間がせまるにつれ雰囲気が緊張します。
限界ぎりぎりで走るレ-スであるからには転倒はつきもの
レ-ス中、走行不能になったバイクは
レ-ス後、このようにして帰ってきます。
オフシャルのすばやい対応により
レ-スの進行もスム-スに行えるのです。
さて、私たちYSP応援団が今回行ったのは
YSPレ-シングの中須賀克行選手を応援するためです。
ベテランが多いJSB1000ライダ-の中で
若手だった彼ももう30歳
その実力はもちろん今もトップクラス
先日の鈴鹿8耐予選であわやポ-ルポジション(2位)
でその速さを証明しているといえますよね。
もろもろの事情で今年は少し苦戦をしていますが
福岡出身のライダ-なのでここオ-トポリスは地元、
もちろん気合が入っているはずです。
・・・ところが、レ-ス前の事前の合同テストで大転倒
体に大きなダメ-ジを負ってしまいました。
肋骨を3本折り、カ-ブ切り返しで痛むのと
足の靱帯を痛めたため押さえが効かない状態で
レ-スに臨むことになりました。
特にタイヤが消耗してくるレ-ス後半は
厳しいことになることが予想されます。
本来ですと入院していないといけないような状態ですが
やはりそこは地元九州
しかも九州会場には
全日本選手権でももっとも多くの観客が集まり
特にYSPからは700名近い数が集まります。
だからこそライダ-本人が
ぜひ、走りたいという希望があるようで
厳しい状況ながらも出場するようになったようです。
私たちからすれば、走ってくれるだけでもうれしい
と思っていましたが
そんなひどい怪我の中、予選はなんと6位
2列目からのスタ-トです。
あくまで上位をねらうようですね。
レ-スはスズキに乗る加賀山選手がトップで飛び出します。
しかしジェツトコ-スタ-ストレ-トエンドで
ホンダの高橋選手と接触したらしくコ-スアウト。
中須賀選手はこれにより4位につけます。
その後トップ争いは、秋吉選手と高橋選手のホンダ勢により
最終ラップまで続きました。
そして中須賀選手はカワサキの柳川選手と
激しい3位争い。レ-ス終盤まで続きます。
コ-ナ-入り口でモタ-ドのようにして
ドリフトして進入するテクニックに自信をもっている彼は
1コ-ナ-ではややイン側のラインから
何度も並びかけるのですが
柳川選手も地元九州出身、しかもオ-トポリスは
カワサキが所有しているコ-スですから
そう簡単に抜かせるはずもありません。
応援席からはため息がどよめきになって聞こえます。
3位争いが動いたのは終盤13周目。
気が付けばストレ-トでヤマハの
赤.白.黒のマシンが前にいます。
どうやら最終コ-ナ-でパスした模様。
もちろんメインスタンド、YSP席は大歓声です。
この後、柳川選手が遅れはじめたため
3位争いに決着が着きました。
18周のレ-スがゴ-ルして
優勝はMuSASHi RT ハルク・プロの高橋 巧選手。
今年、好調なF.C.C.TSR Honda 秋吉 耕佑選手に
ストップをかけました。
そして3位に、YSPRacingTeamwithTRCの
中須賀 克行選手が見事表彰台です。
表彰台にあがるのもつらそうな様子でしたが
欠場してもおかしくなかったコンディションでの
3位はある意味、優勝に勝るとも劣らない結果と
いえるかもしれません。
ランキングも4位にあがり
残りの岡山と鈴鹿のレ-スもがんばってもらいたいですよね。
今回のレ-スを見てツ-リングの参加者からも
「元気をもらった」との声を多く聞きました。
レ-スでは応援するライダ-がいればこそ
そのレ-スにも見ごたえや面白さが感じられるのです。
自分が乗っているバイクと同じメ-カ-だからとか
出身地が同じだからとか、理由はなんでもいいのですが
ぜひ、一人のライダ-に注目してみることをお勧めします。
面白さが違いますよ。
今回のような応援ツ-リングは
みなで一緒になって応援するわけですから面白さは倍増です。
次回はぜひサポーターとして参加してみてはいかがでしょうか。
今回のその他の写真はこちら
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