こんにちは。FM大分レディオクルージング(月)「今日もバイク日和」
でお世話になっております、ナルさんこと河野成久です。
年末年始は、ご存知のように比較的安定したお天気で
しかも寒さもちょっと緩んだ感じ。
・・・となればライダーなら当然ながら
バイクに乗りたい気持ちが高まってきますよね。
そこで、今年から来年にかけて
大分~宮崎間が直でつながる予定の
「東九州自動車道(ひがしきゅうしゅうじどうしゃどう)」を使って
「お正月ツーリング」に行ってくることにしました!
使用するバイクは昨年発売されたばかりの
2014年型 FJR1300AS(オートクラッチモデル)。
様々な電子制御を装備するこの最新型バイク。
高速道路を使った南九州ツーリングのレポートとあわせて
FJRのインプレッションもご紹介します。
出発時間はちょうど12時前ごろ。
今回は一人でなく、
妻の直美とのタンデム(二人乗り)で行ってきます。
二人乗りは久しぶり。楽しみです。
ビッグバイクでの「大人のツーリング」を体験してみましょう!
遠足でも、ツーリングでも準備が大事。
どうやって荷物を持っていくかには頭を使います。
ツーリングはなにかと荷物が増えますからね。
そこでバイクの両サイドに荷崩れの心配がない「パニアケース」を装備しました。
今回のような、風圧の強い高速道路を使うツーリングには非常に重宝します。
こちら普段レンタル用のFZ-1に使用しているものなので
色が赤、車体色と噛み合わないのはご愛嬌ですが。
パニア自体は共通なのでステーさえついていれば使えます。
(FJR1300シリーズにはステーが標準装備)
さて最近はツーリングでFacebook、 Twitterなどを利用して
写真などの投稿をする方も多いと思いますし
電話連絡などでも必需品となるのがスマートフォン。
そのライフラインとなるのが「充電」です。
FJR1300ASにはご覧のように
左側のポケット内にシガーソケット電源が「標準装備」されています。
今回ツーリングの直前に100円ショップで買った
USB接続のシガーソケット対応充電器を用意、
電池がなくなりがちなスマートフォンを
移動中に充電する作戦です。
移動中、写真を何枚、何十枚撮っても
とりあえず電池切れの心配がない、というのは嬉しいところ。
充電に対して安心感が全然違います。
場所がポケット内なので、
ある程度の雨にも安心なのもいいですね。
さて、それでは大分インターから出発しましょう。
このバイク、もちろんETCを装備しています。
(標準装備ではありません)
今回走るルートをざっとご説明すると、
大分IC~佐伯ICを走行、
佐伯の市内を抜け、県道37号から蒲江ICへと移動します。
(下の地図は佐伯ICから道の駅かまえ方面)
蒲江ICからは昨年できたばかりでまだ無料の高速です。
長いトンネルが続く区間を走り、北浦ICへ。
そこからは下道を少し走ると
須美江ICがあります。
それから延岡南ICまでは再び高速無料区間。
その後、日向ICまでは有料の高速道路が直に続きます。
今回は高速道路中心のルートのため
移動の時は単調な景色ばかり続き、実は語ることがありません。
(ツーリング自体はそれでも楽しいのですが)
なのでその分バイクについてしっかり紹介しましょう。
このFJR1300AS、高速道路を走るのに
最強のアイテムが設定されています。
それが「クルーズコントロール」。
高速道路などで、速度を一定にキープしてくれる便利な機能です。
「クルーズコントロールボタン」を押した後は
任意の速度にバイクを走らせ、「セットボタン」ひと押しで速度をキープします。
セットボタンでクルーズ設定後も
ハンドル左側の「プラス、マイナスボタン」で速度が細かく調整できるので
前に遅いクルマや速いクルマがあっても
ワンプッシュ2km/hづつで設定の変更が可能です。
アクセルだと、まずメーターを睨みながら速度を認識
さらに目標速度に微妙にアクセルを調整するのは難しく
そして一定をキープするのはさらに難しく神経を使います。
でもクルーズコントロールでなら
前走者との車間距離をうまく測りながら、
ボタンで微妙な調整ができるので、速度コントロールがとてもしやすいのです。
高速道路走行中は、左側の速度調整スイッチの方が
まるで「アクセル」のように多用します。
なんかゲームのようで不思議な感じ。
アクセルだと、ついペースがあがりすぎたり、
逆にペースが下がったりしますが
機械的に速度を調整してくれるので
そういうことがまったく、
エンジンの音はベンチテストにかけたかのように常に一定です。
さて、部分部分で一般道も走ります。
佐伯ICで高速降りてから
昼食予定の「道の駅かまえ」までがけっこう時間がかかりますね。
思いのほか時間がかかっていますが
日向まで、たどり着けるのか心配です。
この日は午前中は快晴でしたが
午後からの降水確率が高くなっていて
夕方から夜はちょっとお天気も崩れそう。
実際に雲行きがちょっと怪しいかんじです。
ちなみに市街地でもこのバイクなかなか良好。
一般的にマニュアルのバイクは、一般道においては
信号待ちの度に「ギアをニュートラルにする」作業を強いられますが
ところが、このFJR1300ASは、「ストップモード」を装備
時速29km/h以下になると自動的にギアを1速まで下げてくれます。
ギアを下げて下げて最後ニュートラル。
このなんとも地味な作業を、
普通のバイクなら何千回繰り返すことか。
でもFJRなら停止時もずっと1速ホールド
なので信号が青になれば、
そのままアクセルを開けて発進するだけです。
でもこんなバイクに慣れてしまったら
他のバイクに乗る時には、面倒くさくて嫌になるかもしれませんね。
そうしているうちに、
約1時間半ほどかけて「道の駅かまえ」に到着。
こちらでお昼ご飯にしましょう。
東九州自動車道の部分開通により
以前より1.5倍ほどの来客数の増加のデーターもあるというこの道の駅
この日もたくさんのお客さんが来ていましたが、
お正月ツーリングらしいライダーもたくさん来ていました。
さて、お昼ご飯に行く前に
荷物をまとめておきましょう。
今回のバイクに装備された「パニアケース」には
写真のようにジェットヘルメットも収納できます。
もちろん鍵もかかっているので
バイクから離れても安心ですよね。
「パニア」は、FJRにはぜひ装備しておきたいアイテムです。
お昼ご飯は、こちらの食堂で・・と思ったのですが
お正月ゆえかお客さんも多く、
食堂は行列、たくさんの人が待っていました。
これではいつになるかわからない、ということで
先を急ぐ私たちがとなりの販売コーナーに行って調達したのが
写真の「ブリトロ炙り重」。
値段も¥1050とプチ贅沢でしたが、
脂ののった切り身はまるで豚の角煮のような甘さ、
「かまえ」ならではのお弁当で美味。
かえってよかったかもしれませんね。
外で食べていると上空には怪しい影が。
ここにはこの時間帯、数羽のとんびがいて
お客さんのお弁当などを狙っているようです。
おとなりの席のコロッケが狙われて襲撃に遭っていました。
腹ごしらえが終わったら先へと急ぎましょう。
今回のツーリングは大型バイクの二人乗り
こんな時に注意しなくてはならないのが
乗り降りのタイミングの時の立ちゴケですよね。
ライダーだけならともかく、
同乗者がヨイショ、と乗ろうとするときに
バランスを崩すことが多いのではないでしょうか。
それを防止するよい方法がサイドスタンドをたてたまま
ライダー、タンデムライダーが乗車すること。
ふたり乗りで、傾いた状態から
バイクを起こせるのか心配ですが。
ハンドルを左にフルロック。
そのままハンドルを引き付けるようにして起こします。
ハンドルが固定できるので
「取っ手」として使えます。
少なくともスタンド解除の状態で
タンデムライダーが跨ろうとするよりも
立ちゴケの心配は半分くらいにはなります。
さて道の駅の近くにある「蒲江IC」にのってしまえば
宮崎もそう遠くはありません。道路の流れもよいですね。
(下の地図は道の駅かまえから蒲江IC)
今回最も時間がかかったのが
佐伯ICを降りてから、蒲江ICに乗るまでの一般道の区間
だいたい45分くらいかかるでしょうか。
もし近い将来、完全開通したのなら
日向までは2時間を切るのかもしれませんね。
さて、かまえからは順調に距離を伸ばし日向インターに到着です。
(下の地図は日向ICから馬ケ背まで)
日向といえば日向岬「馬ケ背(うまがせ)」
ここに来たからには行ってみないわけにはゆきません。
ちょっと時間もおしてきましたが行ってみましょう。
そして午後3時40分頃
最終目的地に無事到着しました。
そして馬ケ背のとなりが「願いが叶うクルスの海」です。
岩の形状が「叶う」という形に似ていることから
そのように言い伝えられているそうです。
この日はあいにくの曇り空でしたが
しかしバイクで遥々やってきて見る風景ゆえに格別。
こんな景色にあうための
高速道路ツーリングも素敵じゃないかと思うのです。
4時過ぎに、現地を出て帰路へと着きましたが
さすが今の時期、帰りはすっかり暗くなってしまいました。
日が暮れると寒いのですが
このFJR1300ASはグリップヒーターが標準装備されており
指から暖かさを補充できることで
かなりリラックスした走りができました。
また高速道路全般において
電動で可動するスクリーンですが、これがかなりの防風効果。
下げると強烈な風を受けるのに
上げるとコクピットはピタリと静か。
寒さもずいぶんと和らげてくれます。
すっかり暗くなってからの帰宅となりましたが
楽しいツーリングとなりました。
今年から来年にかけて東九州自動車道は
佐伯~蒲江が平成26年度中に開通予定
また北浦~須美江も同様に今年度中に開通します。
日向から先も日向~都農が今年3月末までには開通
これがすべて工事完了となれば
遠くは鹿児島までが高速道路で直につながります。
そうすれば私たち大分県人にとっても南九州のツーリングが
もっともっと身近になりそうですね。
さて今回のツーリングで使用したFJR1300AS
今回のように延々と単調な走行が続く高速道路の走行
また、バランスを崩しやすいタンデム走行、
オートクラッチ、ストップモード、クルーズコントロールなどは
これら特殊な条件でこそ、その良さが実感できます。
それらで作り出した余裕を
安全や快適性に振り向ければ
二人乗りでの大人なツーリングを
きっと長く楽しめるのではないかと思います。
長距離ツーリングしながら
泊まり歩きたい人達におすすめのバイクですよ。
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