すっかり秋!良い季節になりました~。
バイクに乗り始めようとお考えの方も多いことでしょう。
ツーリングなどに行く度に
バイクは素晴らしい乗り物だと感じます。
しかし、バイクは「乗り物」、単に「モノ」ではありません。
それを「乗り物」として生かすには
機械でありながら命を吹き込まれたよう、各部が協調して
動作するため、その後の「お手入れ」が何より肝要なのです。
「バイクの整備ってどこをどうしたらいんですか?」
と聞かれることがよくあります。
それにはまず、定期的にチェックすることから始まります。
病気になってから病院にいくでなく
日ごろから健康診断をうける、
それが「定期点検」なのです。
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しかし・・・バイクの納車後に
きちんとした管理をするのは意外と大変。
その証拠に私たちが見る限り、
整備がなされていないバイクの
方がはるかに多く感じます。
バイクは意外と繊細な乗り物で
その構造やエンジンの常用回転数などで
クルマよりも消耗が激しい乗り物。
その上、それに二輪特有のバランスがかかわってきます。
それがもとで万一転倒などすれば
大きなダメージをうけてしまうことも
四輪とは大きく違います。
このようなリスクがある乗り物であるバイクの
点検整備の重要度はかなり大きいといえるでしょう。
バイクメーカーが想定したバイクが
きちんと性能を発揮するための大掛かりなチェックは
およそ半年ごとが望ましいとされています。
これをなされていないものについては
メーカー保証も受け付けないことがあるくらい・・・
その重要さが伺えます。
当店のお客様には定期的に受けていただいている点検
今日は、その「点検」の流れを簡単に
追ってみましょう。
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▼△▼△<納車一ヶ月>▼△▼△
「初回点検」とよばれるチェックを行います。
これは、車両が公道を走り出して、きちんとした
状態で動いているかどうかを確認するものです。
新車だって工場でオートメーションで
組み上げられたとはいえ、100%大丈夫であるとはいえません。
ねじの緩み・調整不足などをきちんと修正していく作業を
ここでなされてはじめて、本来の品質を発揮できます。
また部品として組み上げられたエンジンは
作動することで各部に「あたり」がつき
それによりオイル内部にはスラッジや金属粉が出ます
それを取り除く意味で、このタイミングで
オイル交換・オイルフィルター交換をすることは
それから先のバイクの寿命を大きく左右します。
▼△▼△<六ヶ月>▼△▼△
半年経過すると早い人は3000キロ~5000キロ
走行する人も出てきます。一方では走行が伸びない人も
いるでしょうが、ここでは車両の消耗度合いを確認するのが
目的です。ドライブチェーンの調整、クラッチの遊び
タイヤ空気圧など、比較的短期に調整が必要な部分のアジャスト
あわせて消耗の激しい部分はないかをチェックします。
オイルも忘れず交換しましょう。見た目にはまだまだ新車、
なので点検の必要性を疑う人もいるでしょうが、
このあたりでもすでに消耗は始まっているのですね。
▼△▼△<十二ヶ月>▼△▼△
1年たつとそこそこバイクを利用されている方なら
一万キロ~距離が伸びる人はもうタイヤ交換などが必要な方も
出てきます。ブレーキパットなどの交換も考えられる整備です。
バイクによっては、滑らかな制動をだすために
消耗がわりと早く設定されているバイクもあります。
気が付いたら地金が出ていた、なんていうこともありますので
ご注意ください。
スパークプラグもそろそろ一度交換しておくほうがよいでしょう。
エアクリーナーも清掃が必要です。汚れたままだと
不完全燃焼により燃費も悪く、性能も落ちます。
冷却水などの点検も必要ですね。
スクーターならミッションギアなどのオイルも交換しましょう。
この1年の点検では実際に交換する部品が出てくる時期ですね。
▼△▼△<十八ヶ月>~<二十四ヶ月>~<三十ヶ月>▼△▼△
中古車なら車検時期です。可動部には
ガタ、緩みが出てきてもおかしくありません。
整備が定期的になされていたバイクと
そうでないバイクは乗ったときのフィーリングの
微妙な違いが出る頃です。
人間で言えば、一度整体にいくような感じで
各部の調整をしておくと新車のフィーリングに近い状態が
だせますが、点検をしないとどんどんそのバランスは崩れていきます。
それに、もしノーメンテナンスに近い状態のバイクなら
いやでもショップにいかなければいけないトラブルが
ひとつやふたつ発生するころがこのあたりでしょう。
エアクリーナー交換もしたほうがいいかもしれません。
また2年たてばブレーキオイルも交換が必要な時期です。
スクーターなどはVベルト・プーリーの交換を考えたほうが
よい時期かもしれません。新車時の加速とは微妙に違いがあるはずです。
▼△▼△<三十六ヶ月>▼△▼△
新車から走っていた400cc以上のバイクは車検です
しかし250cc以下のバイクの消耗は400以上に大きくなりますので
整備の必要性は400以上にあります。
チェーン・スプロケットなどは大丈夫でしょうか?
バッテリーなども場合によっては交換したほうがよいものも
あるかもしれません。住宅で言えばリフォームが必要な時期です。
この先もバイクに乗り続けるなら
交換しておかねばならない部品が多く出てくる可能性があります。
そういう意味でこの時期の点検は長く乗り続ける方にとっては
とても重要な意味を持つことになります。
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私たちは、商談のときでも
必ず「メンテナンスの重要性」についてご説明を
差し上げるようにさせていただいています。
ぜひ、全国のYSPにご相談ください。
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どこのメーカーのバイクでもOK!
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