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お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

映画が教えてくれたこと(44)-どんな一貫性をもつか-

2013-11-25 | Movie
1970年11月25日・・・三島由紀夫氏の市ヶ谷駐屯地での割腹自殺から43年の月日が流れました。本人の口からその真意を聴く事はできないので、、半世紀近くになろうとしても、、、何故三島は??みたいな論争は繰り広げられています。。 そんな中でね。。公開後も三島氏の奥様瑤子氏の反対により日本での公開ができなかった映画“Mishima: A Life In Four Chapters”が 鹿砦社が発売した“三島由紀夫と1970年”の中貴重な資料としてDVDが添付されました。何度か映像の悪い状態で見ておりましたが、、今回この日を期に再度ジックリと拝見することができました。



日米合作。ポール・シュレイダーが監督で製作総指揮がコッポラとルーカスなんですよね。。案外お金をかかってるし、、ね。大変堪能できる作品です。三島由紀夫の生涯を、『美(beauty)』、『芸術(art)』、『行動(action)』、そして『文武両道(harmony of pen and sword)』の4つのチャプター(4幕)構成で描いております。市ヶ谷に乗り込む11月25日の朝からの行動を軸に場面が展開していきます。 1幕のbeautyは「金閣寺」です。主人公を坂東八十助が演じます。美しい金閣寺の描写と自分が汚い存在のように対比しながら絶対美をこの世の中から抹殺する。。。2幕目のart は鏡子の家です。主人公は沢田研二・・・かっこいい! はまり役ですね。。自分の美しい顔をだけではなく身体を鍛え抜き絶対美へと・・・しかしその綺麗な身体が切り刻まれて・・・抹殺される。。。そして3幕は「豊穣の海の2作目奔馬」主人公は永島敏行が演じます。秘密に行おうとしたクーデターが失敗し、、警察に取り押さえられ。。。最後は自分の美学が通せない失望から自分で自分を抹殺する。。。そして市ヶ谷へ・・・ この作品の俳優人たちも素晴らしいのですが、、、更に美術担当の石岡瑛子氏の設えの美は心震えるものがあります。60年代のアング的美術演出・・・金閣寺が二つに割れ。。金に輝く場面・・・鏡子の家の全体を通して流れる陰鬱感。。屋台の場面の情景描写。。。奔馬の鳥居の置き方と人物配置などなど、、、心トキメキ奪われなます・・・・

そして最後は天皇陛下にも2度裏切られたと感じた三島が再度自衛隊員に呼びかける・・・一緒に日本を変えよう~!しかし自衛隊員からの罵声とヘリコプターによる騒音で全く三島の話は隊員の耳には届かない・・・そして空しく最後は天皇陛下万歳を行い、、森田必勝とともに自決を遂げる。。。。最後は自分が虚無になり自分自身を絶対の美としたまま(本人は思ったまま)自分自身で抹殺する。。。 徹底した三島由紀夫の美学・・・を最後まで貫き通し、、、 その副産物なのか。。三島作品は爆発的な売れ行きを示し、、、43年経った今でも多くの人の読まれ・・・議論の対象となっている。。  三島の街からみた美しい雪を抱いた富士の山のような・・・そんな詩的で素敵なペンネーム「三島由紀夫」 その「絶対感」は揺るぎない一貫性で貫き、、、最後の最後にトンデモナイエンターテイメントを世界にお披露目したわけで、、、どんな映画よりもインパクトある。。。自作自演の人生の映画を完結させた希有の人ですね。。。

11月は地震もまたたびたびを起きましたね~ 12月は安定するだろうと思いますが、、、来年の1月がコワイですね。。 揺れ動く年・・来年はピークです。どんな大きな転換が起きるか。。。今月末には天皇陛下がインドへ訪問されます。。たぶん最後の海外でしょうね。。 その最後の海外を今後大きな日本との架け橋でありパートナーになるインドを選ばれ訪問される。。。。また来年1月には安倍さんもインド訪問ですね。。いよいよ大きなウネリがおきてきますね。。中国、韓国との関係は改善されない中で・・・北朝鮮と韓国が更に関係軟化と朝鮮半島統一に向かえば、、、国連やアメリカの駐留軍も必要なくなりますし、、、そうすると沖縄の位置づけも微妙に、、、財政の厳しいアメリカとしても、、、脅威が薄くなれば撤退なんてことになりますね。。日本の攻防はどうぞご自分の国で、、、、なんて事にね・・現状でも、、どこまで本当にアメリカが助けてくれるのか? だからこそ、、この時代のパートナーを改めて見直しきちんと手を組む必要があります。インドは大きな日本のパートナーとなる存在です。 色々な見方を変えて。。。インドとの関係を強化し、、、国防面でもアジアの中できちんとした意思を示すことが重要ですね。。 嘗められてばかりしゃね。。。三島さんもバカにして笑ってみているか、、、嘆いて泣いているか・・・ 安心して日本は良くなったと・・・あの世の満喫していただけるようにしなくてはいけないですね。

様々な変化の年2014年・・・いよいよ目の前にせまってきました。。。 だからこそ、、今までの視点発想ではなく・・・斬新に突き進む。。ぶれずに一貫性を持って・・・ 自分の信念は? ビジョンは? 何をこの世に貢献できるのか? 自分の使命は? 再度明確にし・・・そして自分の「命=名」「運=縁」『流=龍」を最大限活用して、、、、センス・マネジメントを行う・・そして生き抜く! 日々を過ごす暇はない! 日々流されずに、、起立し世の中の見回し、、、行動と考動で多くの運動を司る。。

面白い時代がやってきます!  今こそ再度に日本を起立させ!世界に轟かせましょう~ 
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