YES MUSIC YES SALES

お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

映画が教えてくれたこと(38)-1億総無関心-

2012-01-31 | Movie
さて1月も終わりの日。。。こんなDVDを見つけて見ちゃいました。“東京原発”2004年公開の作品。東京都知事を役所広司氏が演じ「東京に原子力発電所を作る」と会議でぶちまけます。 もちろん周囲の副知事・局長クラスは大反対。しかし経済復興東京活性化に原子力発電所が必要だと・・・対立! そこへ東大の教授(反対派)がいかに原子力発電所の危険と、、ズブズブのもたれ合いと利権とウソで国民を騙していること。。原発の危険なことを解説し、、まったく原発を理解していない局長クラスへ警鐘をならします。。ブラックユーモアーも交えテンポ良く進められるエンターティメントです。。そしてある事件が勃発し。。。。 

2004年にこんな未来を暗示した作品が作らていたんですね。。。そんな関心の無さだった自分が恥しいですが・・・・・・

実は役所演じる天馬東京都知事には別の大きな目的が・・・・「東京都民全員の無関心を振り向かせるための大きな芝居を打ち、、意識を開かせること。のど元過ぎれば。。すべての国民が無関心になってしまうことへの警鐘を鳴らす。」 昨年の大事故も当時は大きく毎日の報道の中で原子力問題が取り上げられ。。。しかし1年近く経った今。。現場である福島の非難されている方を除いて、、どこまで日本の国民が関心を寄せているか? 昨年は計画停電と騒がれ。。。省エネ意識も高まりましたが、、この冬はどうだろう? 原発が止まればあれだけ電力が足りない足りないと・・・言っていたのに、、ほとんどの原発が止まっても、、計画停電のことは一切なくなりました。。 だからこそ国民意識の中からもどんどんあの時の気持ちが薄れるのではないでしょうか? 原発だけではなく地震の被災地に対する国民意識などなど。。すぐに無関心になってしまうこの時代に。。。 再度人と人の「繋がり」や「絆」  その灯を絶やさないことが必要ですね。 日々追われ人のコトなんて。。。でもこの東京が受けてきた福島や新潟からの電力の恩恵を感じ。。その中で一人ひとりが何ができるかという視点で、、常に考え、、依存型からの脱却を推進していかないといけないし、、真剣に考えないといけないですね。 依存しているから。。平気で電力料金を上げることしか考えない電力会社。。自分たちがあたかも被害者のように。。。原発を引っ張った中曽根・正力を始め、その利権に群がった政治家・官僚・電力会社等の責任の明確化と賠償。。 くらい声が上がるようにしないとね。 もちろんそれを暗に認め政治家を送りだした国民対する責任もあるし。。。 本当に全員に突き付けられた問題だし。 東電の極力依存しないで、、電力をまかなえるように・・・自分のところで何かできることを考えないと。。もし大きな地震で電力の供給がストップしてもいいように。。すべての便利を見直す時期だね。本当に・・・ 原点を振り返り。。。 やはり、、日本の生活感、職業観も大きく変わるね~ また変わらないといけない警鐘を感じ、、行動しないといけないですね。

共鳴の時代、共感の時代、、 関心を持つこと。。 一人ひとりの意識も大転換が必要です。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 捨てる神に拾う神 | トップ | 三感止音『よぉ~く貌が見え... »
最新の画像もっと見る

Movie」カテゴリの最新記事