だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

オヤジ様と歩行訓練 👣

2020年11月07日 | 日記
よみがえった「お宝」

 ↓ 写真は10数年前、ワタクシメがピンピコ歩けた頃、マイアミに居る妹の所に遊びに行った折、
ホームセンターで買って母上にプレゼントした「シルバーカー」です。
オシャレな母上のために「かつぐ」みたいにして持って帰ってきたんですが、
「アメリカンサイズ」であったため、日本では「シルバーカー」としては使えませんでした⤵⤵⤵
それで・・・ワタクシメは電動車椅子で広い公園まで行き、
ヘルパーさんにこの「アメリカンシルバーカー」を運んでもらい、
歩きやすい所に到着したら、ワタクシメは車椅子から降りて「お散歩する」・・・
「重宝」だけど、ちょっと面倒くさい使い方をしていたら、だんだんに「物置のお宝」となっていました。
しかし、ワタクシメが股関節痛で歩けなくなったのを機に、「リハビリ用歩行器」で復活したのです!
  パチパチパチ👍
ワタクシメは握力がないので、「ハンドル」の部分はオヤジ様にリメイクしてもらいました。



人生、油断もすきもありゃしない💦   (;´д`)トホホ

「この歩行器で歩く練習をしてみる」と言い出したのはワタクシメ自身で、使う前は、
「自力で使いこなせる」と思ったんですが、いざつかまって歩こうとしたら、怖くて前に進めませんでした。
結局、前方でオヤジ様にリードしてもらい、ヘルパーさんには用心のために後ろで車椅子をスタンバイしてもらうことにしました。
還暦間近になってぇぇぇ、米寿のオヤジ様に「歩行訓練」の特訓を受けることになるとは・・・。

何はともあれ、時間の余裕がある日は、歩行器を使って家の中を行ったり来たりしています p(^^)q
そんな時に思い出すのは、幼い日、オヤジ様に手を引かれ、あちこち「お散歩」したことや、階段の上り下りを何十回もさせられたことです。
オヤジ様は「歩行訓練」に関してはスパルタで、家族でデパートなどに行っても、ワタクシメだけはエレベーターに乗せてもらえず😢
半ば強制的に(苦笑)階段でフロアー移動していました。
ワタクシメの横でオヤジ様は、
「足はポーンと前に出す。爪先から外側に出して、かかとから下ろす。内股になるなよ」
「一歩進んだら、腰を伸ばして―。また一歩進んだら、腰を伸ばしてー。スッと伸ばす感じを覚えること」
「階段は一段上がるごとに膝を伸ばす。全身が一段上りきってから、次の一段に足を置く・・・」
健常者が無意識にしている動作を、オヤジ様は言葉にしてワタクシメに叩き込んだんです。
少し離れた所からも「なおこのフォーム」をチェックしていて、ワタクシメが気を抜くと、
「膝が伸び切ってないぞ!」とか「爪先歩きはダメー」と叱られたものです。
スパルタ親父のおかげで、ワタクシメはかなり歩けるようになりしたが、妹たちは、
「パパとなお姉が一緒にいると、うるさいよ」と煙たがっていました。

自分でいうのは何ですが、子どもの頃から鍛えられて来たのに、「寄る年波」に負け歩行困難になるとは⤵⤵⤵
でも「還暦」だから、ふり出しに戻ったつもりで、一つ一つの動きを考えながら、歩いています。

昔はオヤジ様が唯一無二のトレーナーでしたが (^_^;)

今はPTさん・OTさんの意見も聞けるし、自分自身の経験値も高いですから(笑)
スパルタ親父と意見が割れ、歩きながらケンカすることもあります ●~*
でも「歩行訓練」に関しては、前向きにもめてますので、ご安心ください💛

↓ 写真①  訓練初日
真っ直ぐに立っているようにも見えますが、腰がそってしまっています。
ワタクシメはもともと右手の緊張が強いため、右手で板をつかもうと意識するだけで「右上半身」が突っ張ってしまうんです。
上半身が突っ張ると下半身も思うように動かなくなるし、背中がそって背筋と肩がバキバキでした。
まずは「歩くフォーム」から、研究することにしました。


↓ 写真②  右手は気にしないことしました。
板につかまるのは利き手の左だけに。
右手をぶらぷらさせていると上半身の緊張は抜けましたが、足が内股になりがちです。
骨盤や股関節にも悪影響になりそうです 😢


↓ 写真③  急がば回れ(@_@) 
右手で板をつかむことはできませんが、「載せる」程度はできるので、右手と左手をなるべく均等に、
板に載せる練習をしてみました。
この姿勢はちょっと見、お尻が出ていますが、①と比べると全体的に「突っ張って」はいません。
足はやや内股ですが、②と比べると並行になりつつあります。


どうしても「歩きたい!」気持ちが先行しますが、緊張をゆるめて筋肉を上手に使うトレーニングが大切なようです。

↓ 写真④ 右脚に体重を載せる練習。
右股関節がボロボロで歩行困難になってしまったわけですが、「常に激痛が走る」状態はなくなりました。
それなのに右脚に体重が載らないのは「痛い・コワイ」と脳が記憶していて体が反応しているのだと指摘されたことがことがあります。
だから今は「コワくない、コワくない」と念仏を唱え(o|o) 自己暗示にかけて、右側に体重をかけています。



以前のように歩くのは無理そうですが、リハビリの効果は出てきました(*^^*)
”カワイイなおちゃん“に戻ってwwwオヤジ様との歩行訓練に励みまーす 👟👟👟👟
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