ああぁぁぁー、やんなっちゃうよ😡
ここのところ「福祉タクシーの廃止」を食い止めるため、ジタバタしてます、ワタクシメ。
口内炎は出来るし、お腹ははるし、関節痛は復活するし・・・
今年は「児童文学」の方で絶対新作を出せる自信があったのによぉ~(涙)、こんな気分じゃ、何も進まないよ!
おまけに、この案件が勃発してから眠りが浅いみたいで、不思議な夢をよく見ます。
「夢」については笑える話なので、日を改めて書きますんで、今回は「またか」と思わず、「福祉タクシー」の続報を読んで下さい。
捕捉や訂正・追記も含めて・・・はじめて読まれる方のために、さかのぼって記しますφ(..)。。。!
ワタクシメが住む目黒区の「福祉タクシー事業」は重度障害者の移送サービスとして全国的にも先端にあります。
健康な人であれば・徒歩・自転車・電車・バス・マイカー等、移動にはいくつもの選択肢がありますが、重度障害者は簡単にいきません。
「身体に重いハンデがあっても外に出て生活の質をあげていこう」という理念で、約30年前から私たちの先輩方がTタクシー会社のドライバーの方々と築いてきた移送サービスです。
前記した理由で「利用者負担」は一般のタクシーの4割です。予約料・迎車料金などもありません。
さすがに電車やバスよりは高くつきますが、障がい者の負担を軽くするように料金は設定されています。
一般にいう「介護タクシー」だと、会社によってはストレッチャーの貸し出しはいくら、玄関までのお迎えいくら・・・と様々なオプション料金が付きます。
区が運賃の負担と車の維持費、運転士の人件費などは補助してくれていましたが、2月に入って早々に「30年度から運行終了・事業打ち切り」を発表しました。
ワタクシメも運賃の自己負担4割は有り難いけれど申し訳ないと思っていましたから、「料金改定」は覚悟していましたが、全面打ち切りには参っています。
「30年度から」ってことは、「4月1日」ですよ! 2ヶ月しかないじゃないですか(-"-)
2月の初めに連絡を受けたのはワタクシメたち「利用者」だけでなく、「委託会社@Tタクシー」にも、だそうです。
ワタクシメはTタクシーの所長さん(実質上の社長さん)ともお話ししました。
「弊社は1年ごとの契約です。でも、それにしたって、30年以上協力してきたのに、『ふざけるな・怒』ですよ!」
「福祉タクシー」を運行するにあたりの会社としては年間100万円以上の赤字だったけれど、利用者さんからも信頼され喜んでもらえるからやってきた。
しかし、委託料が全部切られたら1千万以上の損失が出る。
職員とその家族の生活を守ることが社長の責務だから、委託料が出なければ、リフトカーはすべて廃車にするしかない・・・ごもっともです <(_ _)>
「福祉タクシー」を運行するにあたり、会社独自で行なっていることがいくつもあるんです。
担当するドライバー全員にヘルパー講習を受けさせ、社内での研修やミーティングもしっかり行い、会社には70才以上のドライバーも働いているが、「福祉タクシー」の担当からは外す。
ピンチの車1台スタンバイさせて、故障や事故で予定通り3台が走れない場合に備えています。
そういう経費は「委託費」に含まれないので、会社の持ち出し、100~150万円。
「会社全体でタクシー150台位」で、3+1台の福祉タクシーとなると、リスクはけっこうありますよね。
区は「介護タクシー」にして運賃は利用者が出せば採算は取れると言いますが、現在「介護タクシー」を運行しているのは個人経営がほとんどで、
「プロのタクシードライバー」を使っている所は少ないです。
その上、車両も小さくて、リクライニングチェア型やストレッチャー型の車いすだと乗れません。
Tタクシーは人選して「福祉タクシー担当」にしてくれてるし、大きなリフトカーを4台持っているので、利用者がメーター通りの運賃を支払ったとしても、
車の維持費と人件費にはたりないそうです。
社長さんに「最低2台分、1500万円/年 出してもらえないと無理です」と言われ、帰って来ました。
切ないのは運転士さんたちが利用者を応援してくれていることです。
皆さん「普通のタクシードライバー」だけやっている方が手取りは多そうな感じ(とてもいい方ばかりなので)たけど、
「俺たちは普通のタクシーに戻るだけだからいいけどさ、利用者さんが大変だよ」
「4月からも、乗ってほしいよ。(区との交渉)がんばって」と励ましてくれます。
ありがとうございます。
それにしても・・・年度末・・・時間がなさすぎる 💦💦💦
障がい児者や患者に「オプション料金」を払わせるな!
先日、某新聞社がこの件を取り上げてくれたのですが、ワタクシメたちが一番訴えたい「生存権」・命にかかわることを書いてもらえず残念でなりません。
利用者の一例ですが・・・医療的ケアのある障がい児者に対応できる施設が少ないため、目黒から東大和市まで行かなければなりません。
福祉タクシーであれば東大和療育センターまで7,550円。介護タクシーだと補助券を使っても15,000円以上。往復30,000円。
「福祉タクシー」を廃止した分の予算で、その子たちの施設を造るというなら、まだ我慢しますけど、そんな発想、端っからないでしょっ!
「人工透析」をしている方は週4回の通院。
重症な患者さんは年金生活者だから「福祉タクシー」で命をつないでいると言えましょう。
オプション料金がたくさん付く「介護タクシー」で通院したら、暮らしていけないと思います。
現行の「福祉タクシー」には「利用目的の制限」はありませんが、30年度からスタート予定の「介護タクシー」には通院・リハビリ以外の補助はありません。
ワタクシメは「社会参加こそリハビリだ」という考えでおります。
ドームややディズニーランドに行くことが、その人の生き甲斐なら、それはそれでサポートするべきです。
もちろん「制限」はあって当然ですけど(笑)、「通院以外は補助しません」は乱暴ですよ。
ワタクシメは年に何度か講演会などに行くし、帝国ホテルのオッシャレなパーティーにも行くし(*^_^*)
墓参りや、冠婚葬祭の場合も「福祉タクシー」を使っています。
Tタクシーのリフトカーは大きいので友だちや家族もいっしょに乗れます。こういう配慮も大切ですよ。
特に高齢になった親と外出する時、大変助かります。(我がオヤジ様はまだ免許証を握りしめていますけど、そろそろ運転はやめてほしいんですわ)
人間らしく生きること。
障がいがあっても「社会人」として当たり前のことは「当たり前」にやりたい。
その「当たり前」にオプションを付けるのは、絶対間違っています。
「福祉タクシー 運行終了」は重度障がい児者を切り捨てることにつながり、「津久井やまゆり園」の事件と同じことではないですか?!
次回「続編」を書く時は前向きな報告がしたいです p(^^)q
ここのところ「福祉タクシーの廃止」を食い止めるため、ジタバタしてます、ワタクシメ。
口内炎は出来るし、お腹ははるし、関節痛は復活するし・・・
今年は「児童文学」の方で絶対新作を出せる自信があったのによぉ~(涙)、こんな気分じゃ、何も進まないよ!
おまけに、この案件が勃発してから眠りが浅いみたいで、不思議な夢をよく見ます。
「夢」については笑える話なので、日を改めて書きますんで、今回は「またか」と思わず、「福祉タクシー」の続報を読んで下さい。
捕捉や訂正・追記も含めて・・・はじめて読まれる方のために、さかのぼって記しますφ(..)。。。!
ワタクシメが住む目黒区の「福祉タクシー事業」は重度障害者の移送サービスとして全国的にも先端にあります。
健康な人であれば・徒歩・自転車・電車・バス・マイカー等、移動にはいくつもの選択肢がありますが、重度障害者は簡単にいきません。
「身体に重いハンデがあっても外に出て生活の質をあげていこう」という理念で、約30年前から私たちの先輩方がTタクシー会社のドライバーの方々と築いてきた移送サービスです。
前記した理由で「利用者負担」は一般のタクシーの4割です。予約料・迎車料金などもありません。
さすがに電車やバスよりは高くつきますが、障がい者の負担を軽くするように料金は設定されています。
一般にいう「介護タクシー」だと、会社によってはストレッチャーの貸し出しはいくら、玄関までのお迎えいくら・・・と様々なオプション料金が付きます。
区が運賃の負担と車の維持費、運転士の人件費などは補助してくれていましたが、2月に入って早々に「30年度から運行終了・事業打ち切り」を発表しました。
ワタクシメも運賃の自己負担4割は有り難いけれど申し訳ないと思っていましたから、「料金改定」は覚悟していましたが、全面打ち切りには参っています。
「30年度から」ってことは、「4月1日」ですよ! 2ヶ月しかないじゃないですか(-"-)
2月の初めに連絡を受けたのはワタクシメたち「利用者」だけでなく、「委託会社@Tタクシー」にも、だそうです。
ワタクシメはTタクシーの所長さん(実質上の社長さん)ともお話ししました。
「弊社は1年ごとの契約です。でも、それにしたって、30年以上協力してきたのに、『ふざけるな・怒』ですよ!」
「福祉タクシー」を運行するにあたりの会社としては年間100万円以上の赤字だったけれど、利用者さんからも信頼され喜んでもらえるからやってきた。
しかし、委託料が全部切られたら1千万以上の損失が出る。
職員とその家族の生活を守ることが社長の責務だから、委託料が出なければ、リフトカーはすべて廃車にするしかない・・・ごもっともです <(_ _)>
「福祉タクシー」を運行するにあたり、会社独自で行なっていることがいくつもあるんです。
担当するドライバー全員にヘルパー講習を受けさせ、社内での研修やミーティングもしっかり行い、会社には70才以上のドライバーも働いているが、「福祉タクシー」の担当からは外す。
ピンチの車1台スタンバイさせて、故障や事故で予定通り3台が走れない場合に備えています。
そういう経費は「委託費」に含まれないので、会社の持ち出し、100~150万円。
「会社全体でタクシー150台位」で、3+1台の福祉タクシーとなると、リスクはけっこうありますよね。
区は「介護タクシー」にして運賃は利用者が出せば採算は取れると言いますが、現在「介護タクシー」を運行しているのは個人経営がほとんどで、
「プロのタクシードライバー」を使っている所は少ないです。
その上、車両も小さくて、リクライニングチェア型やストレッチャー型の車いすだと乗れません。
Tタクシーは人選して「福祉タクシー担当」にしてくれてるし、大きなリフトカーを4台持っているので、利用者がメーター通りの運賃を支払ったとしても、
車の維持費と人件費にはたりないそうです。
社長さんに「最低2台分、1500万円/年 出してもらえないと無理です」と言われ、帰って来ました。
切ないのは運転士さんたちが利用者を応援してくれていることです。
皆さん「普通のタクシードライバー」だけやっている方が手取りは多そうな感じ(とてもいい方ばかりなので)たけど、
「俺たちは普通のタクシーに戻るだけだからいいけどさ、利用者さんが大変だよ」
「4月からも、乗ってほしいよ。(区との交渉)がんばって」と励ましてくれます。
ありがとうございます。
それにしても・・・年度末・・・時間がなさすぎる 💦💦💦
障がい児者や患者に「オプション料金」を払わせるな!
先日、某新聞社がこの件を取り上げてくれたのですが、ワタクシメたちが一番訴えたい「生存権」・命にかかわることを書いてもらえず残念でなりません。
利用者の一例ですが・・・医療的ケアのある障がい児者に対応できる施設が少ないため、目黒から東大和市まで行かなければなりません。
福祉タクシーであれば東大和療育センターまで7,550円。介護タクシーだと補助券を使っても15,000円以上。往復30,000円。
「福祉タクシー」を廃止した分の予算で、その子たちの施設を造るというなら、まだ我慢しますけど、そんな発想、端っからないでしょっ!
「人工透析」をしている方は週4回の通院。
重症な患者さんは年金生活者だから「福祉タクシー」で命をつないでいると言えましょう。
オプション料金がたくさん付く「介護タクシー」で通院したら、暮らしていけないと思います。
現行の「福祉タクシー」には「利用目的の制限」はありませんが、30年度からスタート予定の「介護タクシー」には通院・リハビリ以外の補助はありません。
ワタクシメは「社会参加こそリハビリだ」という考えでおります。
ドームややディズニーランドに行くことが、その人の生き甲斐なら、それはそれでサポートするべきです。
もちろん「制限」はあって当然ですけど(笑)、「通院以外は補助しません」は乱暴ですよ。
ワタクシメは年に何度か講演会などに行くし、帝国ホテルのオッシャレなパーティーにも行くし(*^_^*)
墓参りや、冠婚葬祭の場合も「福祉タクシー」を使っています。
Tタクシーのリフトカーは大きいので友だちや家族もいっしょに乗れます。こういう配慮も大切ですよ。
特に高齢になった親と外出する時、大変助かります。(我がオヤジ様はまだ免許証を握りしめていますけど、そろそろ運転はやめてほしいんですわ)
人間らしく生きること。
障がいがあっても「社会人」として当たり前のことは「当たり前」にやりたい。
その「当たり前」にオプションを付けるのは、絶対間違っています。
「福祉タクシー 運行終了」は重度障がい児者を切り捨てることにつながり、「津久井やまゆり園」の事件と同じことではないですか?!
次回「続編」を書く時は前向きな報告がしたいです p(^^)q
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