初「こまつ座」かも・・・
こまつ座は1983年結成。井上ひさし氏が主宰、井上作の戯曲のみを上演する演劇制作集団です。
ワタクシメが今まで社会の隅の隅でも「作家」として活動できるのは「野間児童文芸新人賞」をいただいたお陰様で、
当時「選者」であった井上ひさし先生の応援が大きかったとし聞きます。
1990年頃、井上先生は、とってーもご多忙で、お会いすることはできませんでしたが、お葉書一枚いただきました。
その一枚が、美辞麗句でも社交儀礼でもない「本気のメッセージ」!
ちょうど飲み会の日でwwwその葉書を友だちに見せたら、みんな感激して
「なおちゃん、コレって、すごいよ。井上ひさしさんは真剣に評価してくれてる! この葉書は宝物だよ。家宝だね」と
文学とはあまり縁のない呑み友も喜んでくれるほど、熱のあるメッセージでした。
しかし、その後は新刊をお贈りしても、賀状をだしても、リアクションなし (+_+)
一度だけ講演会に行きお顔を合わせるチャンスはありましたが、お話しする時間はありませんでした。
「こまつ座」の芝居を観る機会はあったけれど、劇場に行っても井上先生がいらっしゃるわけでもないし・・・
今にして思えば、身体に障がいのあるワタクシメが劇場に足を運ぶのは、ちょっとキツカッタ時期でした。
やりたいことは何でもチャレンジしたし、行きたい所にも行っていましたが、本音の本音は「気持ち的に外出したくなーい」こともあったんです(T_T)
その間に井上先生が亡くなられ、
「こまつ座」の芝居は観たいけれど、心にイガイガででき、チケットを買えませんでした。
じゃが・・・ですよ!
今回は我が家の近くの世田谷パブリックシアターでの上映だから、気になって車いす席のことを調べたら、
「車いす利用者1割引き、付き添い1名まで無料。ただし先着順」とのこと。
ひえー 😱 行くっきゃないっしょ(笑) 世田谷区ったら太っ腹だねー
こんな理由で、ワタクシメの前に長年あった「こまつ座」に対する虚ろな気持ちがすーっと消えたのでした。 たんじゅーん (^◇^)
演目は下記のとおり。
ワタクシメの初「こまつ座」は途中でスゴク睡魔に襲われつつも(笑)、心にしみる作品でした。
『シャンハイムーン』
魯迅と日本人との交流を描いた評伝劇の最高峰 こまつ座&世田谷パブリックシアター
作:井上ひさし 演出:栗山民也
出演:野村萬斎 広末涼子 鷲尾真知子 土屋佑壱 山崎一 辻萬長
あらすじ ネットより抜粋
舞台は昭和9年8月から9月にかけての上海。場所は魯迅の友人であった内山夫妻が営む書店の二階。
中国の偉大な文学者・魯迅。文学革命、思想革命の指導者でもあった。しかし、弾圧の風吹き荒れる中でついに魯迅にも蒋介石の国民党政府より逮捕令が出された。
逃亡を余儀なくされた魯迅は妻・広平と共に親交のある内山完造、みき夫妻に匿われたが、魯迅の体は病気の巣窟となっていた。
魯迅は大の医者嫌い。一計を案じた内山夫妻の元、医者の須藤五百三と歯医者の奥田愛三の両医師はそれぞれ大の魯迅ファンと肖像画家に成りすまして魯迅に近づき診察を試みる。
奥田が使用した笑気ガスがもとで魯迅は人物誤認症や失語症と奇態な病気に取り付かれてしまう!
魯迅を救おうと内山夫妻と日本人医師達は悪戦苦闘を繰り広げる!
国を憂い、家族を思い、文学に対する情熱を燃やし続けた魯迅が苦しみの中から見つけ出すものとは。
日本を心底憎みながら日本人を心から愛した魯迅。これはこの魯迅とその妻と彼の臨終に立ち会った四人の日本人が激動の中国を舞台に繰り広げるおかしくも哀しい物語。
「舞台」の醍醐味
ありきたりなことになりますが、「舞台」って、目の前で異次元空間が繰り広げられることが魅力ですよね。
「映像」の世界はワンクッションあって編集が可能だけど、ライブは・・・
例えば「シャンハイムーン」ならば、すぐそこに野村萬斎や広末涼子がいるのに、ステージ上は80年以上昔の上海です。
たまたまですが、鷲尾真知子がしっかり者の奥さんを演じています。
現実の鷲尾さんは夫君を亡くしたばかり。でも鷲尾さんを見ていると、戦時下にあっても明るく家を切り盛りしている頼れる奥さんなんですよ!
そこに「役者魂」を見ることができ、感動もひとしおでした。
「世田谷パブリックシアター」の独特なムードもあって、眠たくなりましたが(/ω\) それも含めて「LIVE」だと思います、ワタクシメ。
車いす対応も進化してます!
話は変わりますが・・・別の劇場に「車いす対応」の連絡を入れたら、
「車いすのタイプを教えてください」と聞かれました。
「普通???」と、こちらが返事に困っていたら、「ストレッチャーですか?」と聞き返され、驚きました、ワタクシメ。
その後すぐに、
「自分だって、ストレッチャーを使ってでも、行きたい所には行くよね。驚くことじゃない」と反省しました。 メカラウロコですわぁぁぁ (@_@)
まだまだ十分とは言えませんが、民間(一般社会)のバリアフリー化は進んでいます。
それなのに、
なのに、
なのに、
目黒区の「福祉切り捨て」はなんなんだぁ(激怒)
行政が先頭に立ってやるべきことを「民間」に先を越されて恥ずかしくないのか ●~*
今夜も怒ったところで、おやすみなさい (-_-)zzz
こまつ座は1983年結成。井上ひさし氏が主宰、井上作の戯曲のみを上演する演劇制作集団です。
ワタクシメが今まで社会の隅の隅でも「作家」として活動できるのは「野間児童文芸新人賞」をいただいたお陰様で、
当時「選者」であった井上ひさし先生の応援が大きかったとし聞きます。
1990年頃、井上先生は、とってーもご多忙で、お会いすることはできませんでしたが、お葉書一枚いただきました。
その一枚が、美辞麗句でも社交儀礼でもない「本気のメッセージ」!
ちょうど飲み会の日でwwwその葉書を友だちに見せたら、みんな感激して
「なおちゃん、コレって、すごいよ。井上ひさしさんは真剣に評価してくれてる! この葉書は宝物だよ。家宝だね」と
文学とはあまり縁のない呑み友も喜んでくれるほど、熱のあるメッセージでした。
しかし、その後は新刊をお贈りしても、賀状をだしても、リアクションなし (+_+)
一度だけ講演会に行きお顔を合わせるチャンスはありましたが、お話しする時間はありませんでした。
「こまつ座」の芝居を観る機会はあったけれど、劇場に行っても井上先生がいらっしゃるわけでもないし・・・
今にして思えば、身体に障がいのあるワタクシメが劇場に足を運ぶのは、ちょっとキツカッタ時期でした。
やりたいことは何でもチャレンジしたし、行きたい所にも行っていましたが、本音の本音は「気持ち的に外出したくなーい」こともあったんです(T_T)
その間に井上先生が亡くなられ、
「こまつ座」の芝居は観たいけれど、心にイガイガででき、チケットを買えませんでした。
じゃが・・・ですよ!
今回は我が家の近くの世田谷パブリックシアターでの上映だから、気になって車いす席のことを調べたら、
「車いす利用者1割引き、付き添い1名まで無料。ただし先着順」とのこと。
ひえー 😱 行くっきゃないっしょ(笑) 世田谷区ったら太っ腹だねー
こんな理由で、ワタクシメの前に長年あった「こまつ座」に対する虚ろな気持ちがすーっと消えたのでした。 たんじゅーん (^◇^)
演目は下記のとおり。
ワタクシメの初「こまつ座」は途中でスゴク睡魔に襲われつつも(笑)、心にしみる作品でした。
『シャンハイムーン』
魯迅と日本人との交流を描いた評伝劇の最高峰 こまつ座&世田谷パブリックシアター
作:井上ひさし 演出:栗山民也
出演:野村萬斎 広末涼子 鷲尾真知子 土屋佑壱 山崎一 辻萬長
あらすじ ネットより抜粋
舞台は昭和9年8月から9月にかけての上海。場所は魯迅の友人であった内山夫妻が営む書店の二階。
中国の偉大な文学者・魯迅。文学革命、思想革命の指導者でもあった。しかし、弾圧の風吹き荒れる中でついに魯迅にも蒋介石の国民党政府より逮捕令が出された。
逃亡を余儀なくされた魯迅は妻・広平と共に親交のある内山完造、みき夫妻に匿われたが、魯迅の体は病気の巣窟となっていた。
魯迅は大の医者嫌い。一計を案じた内山夫妻の元、医者の須藤五百三と歯医者の奥田愛三の両医師はそれぞれ大の魯迅ファンと肖像画家に成りすまして魯迅に近づき診察を試みる。
奥田が使用した笑気ガスがもとで魯迅は人物誤認症や失語症と奇態な病気に取り付かれてしまう!
魯迅を救おうと内山夫妻と日本人医師達は悪戦苦闘を繰り広げる!
国を憂い、家族を思い、文学に対する情熱を燃やし続けた魯迅が苦しみの中から見つけ出すものとは。
日本を心底憎みながら日本人を心から愛した魯迅。これはこの魯迅とその妻と彼の臨終に立ち会った四人の日本人が激動の中国を舞台に繰り広げるおかしくも哀しい物語。
「舞台」の醍醐味
ありきたりなことになりますが、「舞台」って、目の前で異次元空間が繰り広げられることが魅力ですよね。
「映像」の世界はワンクッションあって編集が可能だけど、ライブは・・・
例えば「シャンハイムーン」ならば、すぐそこに野村萬斎や広末涼子がいるのに、ステージ上は80年以上昔の上海です。
たまたまですが、鷲尾真知子がしっかり者の奥さんを演じています。
現実の鷲尾さんは夫君を亡くしたばかり。でも鷲尾さんを見ていると、戦時下にあっても明るく家を切り盛りしている頼れる奥さんなんですよ!
そこに「役者魂」を見ることができ、感動もひとしおでした。
「世田谷パブリックシアター」の独特なムードもあって、眠たくなりましたが(/ω\) それも含めて「LIVE」だと思います、ワタクシメ。
車いす対応も進化してます!
話は変わりますが・・・別の劇場に「車いす対応」の連絡を入れたら、
「車いすのタイプを教えてください」と聞かれました。
「普通???」と、こちらが返事に困っていたら、「ストレッチャーですか?」と聞き返され、驚きました、ワタクシメ。
その後すぐに、
「自分だって、ストレッチャーを使ってでも、行きたい所には行くよね。驚くことじゃない」と反省しました。 メカラウロコですわぁぁぁ (@_@)
まだまだ十分とは言えませんが、民間(一般社会)のバリアフリー化は進んでいます。
それなのに、
なのに、
なのに、
目黒区の「福祉切り捨て」はなんなんだぁ(激怒)
行政が先頭に立ってやるべきことを「民間」に先を越されて恥ずかしくないのか ●~*
今夜も怒ったところで、おやすみなさい (-_-)zzz
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