だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

メッセージ集・業界の方たち(^^;) 編

2019年12月23日 | クリエーター・モード
たくさんのメッセージ、ありがとうございます (⋈◍>◡<◍)。✧♡

拙著「いのちのカプセルにのって」を読んで下さった方たちに、宣伝活動のご協力もお願いしてきました。
素敵なメッセージはまだまだあるのですが、あまりご紹介すると「ネタバレ」になるので(笑)、一部を転載させていただきます。
手前味噌で恐縮ですが、コツコツと宣伝および販売していきますので(笑)
まだご購入でない方はお買い求めいただくか、図書館にリクエストしていただければ幸いです <(_ _)>

また全然違う感想を持たれた方もいると思うので、見知らぬあなた❢からのメッセージもお待ちしております 📧


今回は作家さんや編集者さん、業界の方々からの感想をご紹介します。
      視点が違ってワタクシメも勉強になりました。



◎ワタクシメの最強の応援団長p(^^)q  絵本(&紙芝居)作家・長野ヒデ子先生より

よく出来てますよ!
ストーリーの中に「児童館で紙芝居・・・」とあったのはうれしかったなあ!
さすが文章の切れがいい。
そして割り付けがとてもいい!空間取って間をあけているのは、空気を膨らませて深みが出てくる。よりなおこちゃんの力が出てくる。編集がうまいです。
この作品は従来の困難を抱える子供を、普通に特別でなく、
困難を周りの子どもたちが、そのことで共に力強く成長しているのが、ごすごい!すばらしい視点!
それを主人公がマモルの視点から見ている,マモルの言葉で語られている!その事がとても新鮮で、夏目漱石にも負けてない!
どうだ! 漱石! 参ったか!
「吾輩」なんて威張るな!
今回はなおこちゃんのマモルに軍杯!
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◎いの一番に感想をくれた旧友 (#^.^#) 児童文学作家・田村理江さんより

タイトルからして、グッときます。
語り手が子犬の「マモル」というところも、すごく自然です。
人間への先入観がない「マモル」から見ると、子どもたちの世界は小さな葛藤や喜びに満ちているのですね。
温かい、優しい気持ちになる御作品。
絵も、明るくて・・・上田三根子さんのテイストに似ていると思ったら、サカイノビーさんは上田さんのお弟子さんなのですね。
いろいろなエピソードが増えて、また楽しくて、あかりとマモルを、これからも応援したくなりました。
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◎若手で頑張っている児童文学作家・エッセイスト 📝 はらまさかずさんより

子どもたちはみんな、いのちのカプセルに乗ってやって来て、誰しも障がいを持って生まれる可能性があります。
ところが、自分に障がいがないと、障がいとともに生きることについて考えることはありません。
明日事故に会う可能性だってあります。それに、どんなに医療が発達してもみんなが同じことをできるようにはなりません。
いろいろ違った状況の人が協力して、障がいのあるなしにかかわらず、よりよく生きていけるような社会にする。つまり、それは、今、障がいを持っていない自分のためでもあるのです。
  -- 中略 --
この本を読みながら、障がいのあるなしにかかわらず、みんながよりよく生きていける社会のために、自分には何ができるだろうと考えました。

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◎いわゆる悪友(?_?) ひでじぃー様こと児童文学作家の高橋秀雄さんより

「いのちのカプセル」とはたぶん、胎盤のことなんだろう。いい名前がつけられたと思った。
「命について、作品を描きたい」と思った作者の思いが込められているはずだ。
作者は言葉を発することも不自由だ。だけど、周囲の人の言葉をしっかりと胸に刻み、読者にも伝えてくれた。
   -- 中略 --
「マモル」は犬だから、ほとんどが聞き役だけど、強烈な言葉を伝えてくれた。
シルバーカーをおすおばあさんに会っての会話で、歴史の怖さまで読むことができた。いろいろ思い当たることにも出会った。
ここに出てくる人々の言葉が、「マモル」とあかりの物語になっている。また、新たな世界が見えてきそうな物語に出会ったと思った。
その証拠のように、昨夜の夢で岡田さんに会えた   
😲
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◎  元担当編集者さんより
サカイさんとのコンビもばっちりで、装丁と本文デザインもいいですね。
マモルのことばを入れることで、世界が複眼化されて、作品世界がひろがっていることが、とてもいいと思いました。
そこに、ともだちのことも少しずつ明かされていく、この展開もすごく自然です。
おばあちゃんの存在、岡田さん、ならではの登場人物ですね。
なかなか、他人のことを理解するのはむずかしいです。
子どもは、すうっとできる部分があるのかもしれませんが・・・。
岡田さんの児童館活動から生まれた素敵な本だと思います。
おそらく、大変だったろうその活動から、このように素敵な本ができたことを心よりお祝いしたい気持ちです。



コメント
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