だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

「いのちのカプセルにのって」 発売間近❢

2019年12月05日 | クリエーター・モード
シリーズ・「生活環境を変える」が途中で止まっちゃったー 💦


ワタクシメが勝手にシリーズで書いております「生活環境を変える」も「イチオシ課題図書」も、
ネタはたくさんありますが、久々の新刊が発売されますので、何かとドタバタしておりました。
やっぱり、今は、新刊「いのちのカプセルにのって」のPR活動に専念します _(_^_)_


~汐文社 ホームページより 転載~

「いのちのカプセルにのって」  岡田なおこ作  サカイノビー絵  小学校中学年から  1600円+税

身体に障害があり支援学級に通っているあかりは、外に出るのがすきではなく、なんでも「どうせできないよ」と思いがち。
子犬のマモルとであったことをきっかけに、友だちに心を開きはじめる。また、散歩でであった、同じ障がいをもつおばあさんと知りあい、自分を見つめなおす...。




※ この作品は2月に出した私家版絵本~ボクはあかりの”マモル“だよ~がベースになっています。
※ ネットでは12/7から販売開始。町の書店では取り寄せになりますが、すぐ届くはずwです。



作者の真面目なごあいさつ

作品を書いても書いても「ボツ!」ばかり・・・
諸般の事情で企画が立ち消え・・・それが10年近く続きました。
それでもずっと応援して下さる方々のおかけで、新作を発表することができました。
ここに、ご報告するとともに、御礼申し上げます。

この10年を振り返ると、何と言っても「東日本大震災」
そして「津久井やまゆり園事件」に、心をえぐられました。
以来、「命について、作品を描きたい」と思っていましたが、ありきたりな言葉しか浮かばず、悩んだこともスランプの要因です。
プライベートなことでは、元気いっぱい私を支えてくれた母が難病を患ったことや、それを介護する父の葛藤。自分自身は加齢に伴い障がいが重くなるなど、日常的にも「生命のあり方」を考えます。
そんな悶々としている時に、「マモル」というキャラクターに出会えて、新境地が見いだせた気がしました。

「マモル」は児童館でなかよくなった子どもが名付けてくれたネーミングです。
「その犬は、あかりちゃんを守ってくれるんだ。だから『マモル』がいいよ!」
そのアイデアから、この作品がふくらんでいきました。
ちなみに「あかり」は児童館で人気者のボランティアさんの名前をアレンジしたものです。

大好きな人を守ったり、守られたりする関係が「いのちを尊ぶこと」ではないでしょうか。そうあってほしいです。
拙い一作ですが、お目通しいただければ幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。








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