七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

さつま芋&八朔は、ミスマッチ?

2007年02月14日 | 加工品
今年は暖冬のはず
しかし
ふと、気が付くと、さつまいもが、部屋の中で腐りかけている。

プロは、冬の間、室内で大切に保存したさつま芋を、
春に土に埋め、芽を出させ、 ”芋ツル苗” を仕立てる。
私も、今年は、”芋ツル苗” を仕立てみようと、
家の中に入れていたのに・・・

しかたないので、芋苗はあきらめて、
 作りそびれていた、”芋ようかん” を作ることに。
 以前、紫芋を テングサ” で固めた、
 とてもきれいな”紫芋ようかん”をもらったことがある。


さつま芋と小豆で、栗ようかん風に

ええ加減につぶしたさつま芋が栗のような感じで、
さっぱりとした、粒々感のある、素朴なようかん 

 "芋トコロテン" の成功に気をよくし

  「 ”芋&八朔トコロテン” は、どうやろ」
   「グッドアイデアかも」
 「それはミスマッチやろ。僕は食べへんで」
  「なに言うてんの。さつま芋のレモン煮があるやろ。それと似たようなもんや」

 目一杯お洒落にセッティングして、無理矢理,夫にも食べさせる。
 八朔とさつま芋のきれいな黄色
 八朔のシャリとした舌ざわり感がちょっと ”不思議ようかん”



みかんの木クラフトシリーズ 一輪挿し 七曜工房作


さて、お味は・・・

 私は

 トコロテン大好き、さっぱりとして、おいしい。
 まだまだ、研究の余地はありますが。
 しかし残念ながら、もうさつま芋がない。

夫は
 
  粒々の実が一杯はいっている、生ッポイ、新鮮、甘さ控え目の
 伊予柑ママレードが、お気に入り、
 「僕は、こっちの方が、おいしい」と
 パンにたっぷり添えて、頬張る 

袋から出した伊予柑(八朔)の実と
 湯がいて、水に晒し刻んだ 伊予柑(八朔)の皮に、
 砂糖を加えてサッと炊くだけで 
 
 美しい透明感のある、甘酸っぱくて、美味しい
  ”自家製ママレード” の出来上がり 
  
伊予柑(八朔)の皮のほろ苦さ と、柑橘の爽やかな香りが抜群 




 あつ、ママレードを、トコロテンで固めるといいのかも 
 そういえば、本には、伊予柑ゼリーは、その様に書いてあったような。
 
 今晩の和え物は、八朔とありあわせの白菜。
 ポン酢とゴマで、さっぱりと。
 これは、定番お勧めレシビです。
 八朔の爽快な酸味と、ほど良い甘み、
 そして歯ざわりが、和え物にもぴったり
 淡い、鮮やかな黄色が、春らしい彩りです。

 


伊予柑(八朔)ママレード作り” ワンポイントアドバイス

 ・皮の苦味を、好みで抜く。 
  皮を煮る時間や水で晒す回数で調節する。(齧って確かめる)
  水に晒す時、皮の中の苦味を水の中に、押し出すような感じで絞る。
 ・皮の白い部分にペクチンがあり、またとろみが出て美味しくなる。
 ・皮は白い部分から刻むと、すべらず、切り易い。
 ・出来立てはシャパシャパでも大丈夫! 冷めて時間が経つと、
  何故かペクチンが働いてきて、とろみがでてきます。

 ホームメードママレードは、
 皮と実の割合、ほろ苦さ加減、砂糖の分量,み~んな自分好みで 

”ママレード”って、
 ホントは、柑橘の皮だけを炊いたものですものね 
 
  気が付いたんだけれど !
   柑橘の実には、香りがなく、
   柑橘の皮の方が、あんなに、爽やかな香りがするんですね。
 
買ってくださった方からの嬉しい感想のご紹介です

  実がプリリンとしていて、新鮮で元気、
  甘みも酸味も濃厚で、水気たっぷりです。

  しっかり、酸味もあって、水々しく甘い。
  果物本来の味とは、こういうものだった。

 皮もちょっと、油で炒めてみました。
  柔らかく、いい香りがしました。

  ご近所におみかん配っても,「皮は返して」といって
   お玄関に袋に入れて吊っておいてもらっています。
   で、加工してあげるとスゴイ喜ばれます。

 皮をむいたときの香りがすばらしいですね。
   しかし、無精な夫婦なため皮を有効利用できていません。
   香りの素晴らしさから、なんか中の果実より皮の方が値打ちが
   ありそうな気がしてしまいます。

 なおみさんは、ブログ「ナオミの夢」でのこんなふうに
 
 
ありがとうございます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする