七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

ガラ藻

2009年01月23日 | 
本日の大三島
昼からずっーと風速10メートルにも及ぶ強風が吹き荒れています。

我が家のオリーブやミモザは、強風にしなり、
根こそぎ引っこ抜かれんばかりです。
海も荒れて、白波が立ち、堤防に激しく打ちつけています。


白波の立つ荒れた海の様子


 夕方、Kさんが、呼びに来てくれました。

我が家のすぐ傍を流れている出走川に
ガラ藻が、いっぱい打ち寄せられているという情報です。
満ち潮の時、波が運んだガラ藻が、
潮が引いた後、葦などにひっかかって、残ったのでしょうか。


「僕が、海岸に下りて、堤防にガラ藻を 放り上げますから、
    持って帰って、畑の肥料にしましょう」


Kさんによって、「エイツ」とばかり、堤防に放り上げられたガラ藻




夫は、ガラ藻が堤防に放り上げられるのを待っている



大三島では、
ガラ藻を見つけると
「雨に打たして潮を抜くといい肥やしになる。畑にナメクジが来なくなる」
と、持って帰る人が多い。


我が家でも、早速畑にばら撒いて、潮を抜いて肥料にすることにした。




ガラ藻の打ち寄せられた出走川の堤防です。


堤防の高さは3m~4m 右に見える屋根が我が家の古家


タップリと海水を含んだガラ藻を 放り上げるなんて、
台風並みに 物凄いパワーの Kさん です。





と言うのも、この出走川は  
台風時には、高潮による越波があり、
我が家にとっては、あまり有難くない川なんですが。。。。
今日は、ガラ藻のプレゼントでした。 



出走川の堤防を越す高潮の様子 
(2004年18号台風時の出走り川 写真提供はKさん)


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2 コメント

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ガラ藻とり (出走組)
2009-01-26 08:15:20
七曜工房様

 相当ひどい風と満潮に当たったのでしょうか? 出走川の方まで打ち上げられることはめずらしいのでは?
あの高い堤防をKさんは投げ上げたのでしょうか?驚きです、縄に縛って引き上げるのなら理解で来るのですが、、、、、

昔、小生が小学校に入るか、入らないころは
夏の大潮のときお爺さん、長男、次男が和船で魯をこいで大島の吉海の方までガラ藻を取りに行き、塩抜きをし、畑の肥糧にしていました。 船からガラ藻をあげるとき手伝いますが ”タツノオトシゴ”やヒトデetc珍しい
海の生き物がガラ藻の中から探すの楽しみでした。

ガラ藻取にはお爺さんと長男、次男の3名くらいで出かけて、帰りは和船が沈むくらいにいっぱいガラ藻を取ってきていました。

長男夫婦が最初に出会ったのは吉海でガラ藻取りのときだったと聞いた覚えがありますが
その当時は長男も中学生くらいで、結婚の意識はない年代だったそうですが、、ガラ藻で思い出しました。。

 





   
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出走り組さんへ (七曜工房)
2009-02-02 23:14:55
はい!Kさんは、
あの高い堤防まで、ガラモを放り上げました。
山でみかんを育て、重いみかんを運んできた
大三島のみかん農家の人は、みんな力持ちです。
長年の筋力の鍛え方が違うようです。

ガラ藻って、書くほうが、似合いますね。
わざわざ大島まで取りに行く程、
貴重品だったんですね。


ガラ藻、そういえば、90歳近いTさんが、
我が家の前に流れついたガラ藻を、縄で括って階段まで引き上げておられました。

その時は、「元気で働き者のTさんやな」
と感心していたのですが。


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