七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

幻の五月八朔

2008年04月01日 | 無農薬みかん栽培
4月、卯月になりました。

ぽかぽかと陽気がよくて、
みかん農家としては、
農作業の喉の乾きは、
ぜひ、柑橘で潤したいものです。

我家は、八朔を、少し木に残しています。



高い所に残している、八朔を収穫する

 4月5月に収穫する、八朔は、
   “幻の五月八朔”と言うそうです。

 なぜ幻かというと、
  4月5月に収穫する八朔は、
  花をつけてから木で11ヶ月間も成っているので
  甘みが増し、酸味が少なくなり、独特の風味になっている。
 
  寒害や凍害での落果や、木に負担をかけるという危険性の為
  栽培する農家が減ってきたので、手に入りにくい。
  
  だから「幻の五月八朔」ということです。



幻の五月八朔です。



やっぱり糖度計で確認したがる夫です。
「ホンマや、糖度あがっとるわぁ」

 我家の場合は、

 「八朔は、自然落果するから、残しておいても、
 少し位の実なら、木の負担にならない。」
 と言う夫の持論で。
 
 大きな無農薬の八朔の実を収穫した後の、小さな実を
 自家消費用や八朔ピール用に残しているのです。


 夜のお風呂上り用に、
 今日は、とりあえず、これだけです。



一昨年の接木が成功して実を付けたレモンもついでに


こちらは、接木がもっと大きくなるように、
木に負担を軽くしてあげるためです。



八朔に接木した枝になったレモンです。
実の下に接木テープが見えてます。



大きな八朔の木を切ってレモンに接木して小さくなった 接木の木
元の八朔の木は、左の木位の高さだった。


暑い季節の草刈時、
木に残っている八朔を見つけてちぎり、
鳥たちの啼き声を聞きながら
食べるのは、最高です。


バードツリー「逃げ出したカナリア」  タモ材 エゴマオイル仕上げ 七曜工房作
 大きな木に集まる10羽の鳥たち
 凸凹を付けてバズルのようにはめ込むのがおもしろい。
 まん中の黄色い鳥は、逃げ出したカナリア みかん材 




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