七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

『九里 四里 旨い 十三里』 サツマイモ

2006年11月03日 | 野菜畑
今日は、イモ堀りである。
”今年は、雨が少なく、芋が太っていない”という噂だし、
葉っぱも生き生きとしていたので、少し収穫を遅らせていた。
芋ほりは、ツルを引っ張るとどれだけ芋が出てくるかが、楽しみである。
息子達の小さい頃は、幾度か芋ほりに行った思い出がある。

我家の今年のさつまいもの出来は上々、収穫量も色も形も 


鳴門金時の芋ツル57本で、サツマイモ60㎏収穫できた。
収穫後、2日ほど干すと、より甘みが増すと教えてもらった。


早速、掘りたてを”蒸し芋”にして、試食した。
割ると、中身は艶々とした黄金色でホクホク バターと塩でアツアツを食べた。
まさしく、”栗より旨い十三里(サツマイモ)”であった。

みかんの小枝バターナイフを添えて
みかんの木クラフトシリーズの、カトラリーセットの一つである。七曜工房作)

食べ切れなかった蒸し芋は、天日干しにする。
自家製干し芋は、驚くほど、甘くておいしい。
時々農作業の合間につまんでは、生ぽっい、おせんべい風健康おやつを楽しむ。



実は、私は、サツマイモのツル(葉の軸)のキンピラが大好物である。
滋賀では、手に入らず食べれなかった。
貸農園でサツマイモと作っている人はいたけれど、
「ツルちょうだい」と言えば、お芋をくれそうで言い出せず、
サツマイモのツルのキンピラを食べることはできなかった。
大三島でサツマイモを作り、思う存分ツルのキンピラが食べれて、満足。
柔らかい先の方だけ、摘んではすぐ食べるので、とてもおいしい。

「サツマイモのツル、おいしいねえ~~」と話題にすると、驚かれた。
 こっちの方が驚いて
「子供が幼稚園の頃、必ず、芋ほりに行って、
『戦争中は、食料がなくて、ツルまで食べたんですよ』
って、試食するやん」 と説明する。
しかし、年配の人でも、戦争中も芋のツルを食べたことはないそうだ。
大三島は海、山、畑と食料が豊富で、戦争中も食糧難はなかった様子である。
私が料理法を教えてあげると、
『おいしいモンじゃ。癖になるネエ」と、とても気に入ってもらえた。

サツマイモのツルをごま油で炒め、醤油、味醂で適当に味付ける。
好みでトウガラシ、ゴマ、カツオ節をかけても。

みかんの木クラフトシリーズ・はし置き&パズルは、”みかんの輪切り”

滋賀では、部屋に飾る花は、散歩の時摘んだり、買ったりもしていた。
サツマイモは、スーパーに出ると毎年一番に買い、
「もったいないなあ」と思いつつも、半分に切り水に漬けた。
すると、しばらくして芽を出し、お洒落な観葉植物として、長い間緑が楽しめた。
パート先の住宅展示場の和室に飾ると、とても映え、
お客さんから、「あれっ!サツマイモ!」と、反応があるのも、楽しみであった。


花台 ナラ材 オイルフィニッシュ仕上げ 
コメント (4)
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