先日、57年ぶりに沖縄に入りました。
沖縄の夜明けです。少し雲が掛かっていますが、日中は晴れるかと思います。
さて、その日は早めに家を出ましたが道中トラブル続出です。すべて私の勘違いや不注意からの始まりでした。
羽田飛行場へのルートや到着時間もチェックして、少し早めに家を出ました。羽田までは5年間も勤め慣れたルートです。女房にも楽させたいと総武線で座って行くことにしました。
最寄りの駅はサラリーマンなどでかなりのごった返しています。総武線(鈍行)でなんとか座ることが出来ました。
総武線・山手線・モノレールで飛行場へ向かう予定でした。それは総武線の乗り換える駅からトラブル?が始まりました。
あんなに通勤で慣れていたと思ったのですが、乗り換える駅を勘違いしてしまい、総武線は神田には止まらず錦糸町付近まで行ってしまいました。
間違いに気づき慌ててホームを変えて御茶ノ水まで戻りました。東京方面に乗り換えて神田で山の手線に乗り、浜松町でモノレールです。この間30分以上はロスしています。早く家を出て良かった!(安堵です)
今まで通勤で見ていたモノレールからの景色です。勤めていた会社ビルも見えます。
なんとかJALの第一ターミナルに着きました。
チェックインを済ませ、出発時間まで50分はあります。
この飛行機に乗りますが、またもアクシデント(不注意)の発生です。ポケット入れたはずの登場券がありません。カウンターに行きその旨を伝えました。受付の方はお名前は?と言われ告げると、届いていますよ・・・。どこかで落としたのでしょう。拾われていました。
ふぅ~です。
座席も後ろの方で中央です。周りには子どもさんがたくさんいました。泣き声や騒ぐ声の中のフライトです。
沖縄空港も凄い人です。着陸態勢に入っても待機の状態で旋回しています。
インバンドでどこもかしこも外国人が多く見受けられました。私どもの年齢層は見受けられません。昔の沖縄の面影などは全くありません。
沖縄の移動手段はほとんど車です。したがって、私たちもレンタカーで移動します。しかし、そのレンタカーが確保できません。沖縄の友人に頼んで、予約を入れました。
この列はパジェットレンタカーと言う、事務所まで送る車待ちです。ここでも30分以上は費やしました。
レンタカーの受付です。順番に呼ばれますが、またかなり待たされました。
今、沖縄はレンタカー不足で予約するのも大変です。
飛行場では外国のご家族の方が簡単にあると思った思ったのでしょう。レンタカー予約がいっぱいで、どこにもないと途方に暮れていたのが印象的でした。
一時間後にやっと、車にたどり着きました。カーナビに目的地を入れても良く分かりません。スマホと並行して、沖縄市の宮里に向かいました。
途中休憩のために、中城と言うサービスエリアに寄りました。
女房はお腹が減ったと、ソーキそばを食べています。美味しいと言っていました。
友人に電話を入れ、宿泊するマンションのオーナーにも連絡を入れました。
高速道を利用しましたが、料金は370円でかなり割安感があります。これも政府の沖縄支援の一つなのでしょう。
米軍基地近くの街並みです。
やがてマンションに着きました。オーナーさんが手を振っています。二人で一泊3000円とのことです。オートロックキーの使い方を教わり室内に案内されました。
12階からの眺望で驚きはここから始まりました。
部屋は南西の角地です。すべて揃っています。歯ブラシだけ持って来てくださいと言われましたが、ちゃんと用意してありました。
広いリビングとキッチン、3ベッドルームなどこれがマンション生活なのかと思うくらいです。マッサージ機と大きなテレビが置いてあります。
何も余分なモノが無いので、雑然とした我が家とは異なります。庭掃除や草刈りも必要ありません。実に合理的な住まいです。
沖縄の友人も来られました。
返還前(57年前)の身分証明書を持参し、お見せいたしました。これは貴重なので将来は沖縄の資料館に寄付して欲しいと言われたくらいです。
道中の雰囲気も当時の面影は全くありません。
その後、夕食に向かう途中嘉手納基地に寄りました。
夕刻6時は過ぎていますが、米軍の飛行機などが旋回や着陸訓練?を行なっています。
やはり、基地の沖縄を実感いたしました。
女房と、また友人と基地を背景にパチリです。
その後、マンションのオーナーと友人とで、行き付けの居酒屋なのでしょう「KAI」と言う店に案内されました。
オーナーは先に入っていて、待っていた様子です。
さぁ~、キンキンに冷えた生ビールで乾杯です。
沖縄ならではの料理を出していただきました。
刺身もこだわりがあって美味い!
豚のどの部位だか分かりませんが、トロトロに揚げてあります。
ヘチマとコンビーフと沖縄豆腐の・・・名は忘れました。まさに沖縄味です。
この小魚も酒のつまみには最高です!
チャーハンのようですが、トロトロのあんかけ?のようなものをかけていただきます。
ドギーバックとして持ち帰りたいくらいでした。
いやぁ~、いろいろと話しましたね。疲れましたが楽しい一日でした。
タクシーを呼んでいただき、地理に不案内ですので行き先を運転手に伝えてくれました。
またも、アクシデント発生です!
タクシーの運転手はここですと、言われマンションに入りました。
オートロックキーを当てても、ドアーは開きません。ちょうど降りて来た方のスキを見てエレベーターに乗り込みましたが、目的の12階まで行けません。
マンション前には小さな公園があった筈ですが見当たりません。駐車場を見ても違うマンションのような気がします。
にっちもさっちもいかず、オーナーに電話しました。代行車を引き連れて来てくれました。
女房が近くのマンションを探している時に見つけてくれたそうで、同乗してきました。やはり違うマンションだったようです。オートロックキーが使えない訳です。
そこから3分ほど走って、このマンションに到着しました。部屋に入ると長い一日の疲れ(勘違いや不注意)がどっと出た一日でした。
年取ると、臨機応変には物事進まないのが実情でした。
Hiro