どのチャンネルを見ても同じ内容が繰り返されて放映されているような気もいたします。普段は録画しているものを再生し、コマーシャルなどは早送りしています。
さて、毎週録画されているNHKの「プロジェクトX」を見ていました。日本と米国を結ぶ10000kmの技術者人の内容でした。
そこには壮絶な挑みがありスケールは異なりますが、私も土木技術学会で昭和史に残る[ある出来事]の講和を3時間かけてやって欲しいと依頼を受けたこともあります。資料を集め準備をしていましたがコロナ禍で中止になりました。少し安堵しています。(本音です)
さて、若かれし頃 渡米生活から帰国し封筒式で裏面に書ける簡易な(安い)エアーメールも多く活用していました。時には国際電話も自宅からかけていました。
カリフォルニアのオークランドにいる親しい友人(?)に国際電話するのですが、時差があるためによる11時頃にかけていました。3分間で3000円以上したかと思います。時計を置いて3分の会話です。
ちょうど昭和46年ころだったかと思います。電話局にかけて国外の交換手に「This Is Overseas Telephone From Tokyo Japan」ディスイズ オーバーシーズテレホンフロム トウキョウ ジャパンから国際電話していると言って依頼します。
次に何処の市へになりますが、カルフォルニア州オークランドの電話番号を言いますが、交換手にはOaklandと言っても聞き間違いがありますので、orangeオレンジの、"o"オ・・・などと明確に地名を伝えます。
もし、本人がいなくても誰かが出れば電話代がかかります。これはStation to Station(ステーションツーステーション)で局から局で申し込めば電話台がかなり安くなる仕組みです。
逆に、本人が出たことを確認してつなぐ方法があります。Person to person(パーソンツーパーソン)個人から個人で、本人が出てから料金が発生しますので割高になります。
そんなころでしたが、よく親からも電話代が高くなっていると文句を言われました。
渡米するにも2週間かけての船旅が一番安かった時代です。(エンジンルーム近くの3等船席で、共同シャワー・トイレで東南アジアから移民する人たちと相部屋になります)
このプロジェクトXを見て、当時の国際電話事情を思い出しました。もっと早く出来ていれば気楽に電話で来たのでしょう。
また、同じく国内(鳥取)に住む友人(?)に電話するのも、地域の各世帯には電話が直接通じませんので、村の電話局にかっけて、村内放送で「〇〇さん、東京から電話が入っています」と地域のスピーカーから流れるのです。実に恥ずかしい思いをしたこともあります。
今ではスマホでどこでもテレビ電話も出来ますし、便利な時代になりました。もう国外に電話することもないでしょうし、どんな過疎地域でもスマホや家庭電話でつながると思います。
昨日は久しぶりにダンスのレッスンに行ってきました。
もう私のプロジェクトXは無いのでしょう。毎日草花の苗に水やりをするのが日課になっています。しいて言えば、道志の庭づくりなどかも知れません。
文章ばかりでスミマセン!
Hiro