自宅と道志の日々

タイトルを「自宅と道志の日々」にしました。日記のようにつぶやいています

お盆さん

2018年07月14日 | なかま道志

私のブログも、ほんと写真日記ですね。

日々の記録?としてご紹介していますが、過去を振り返るとあの時は・・・なんて思い出します。

さて、昨日もいろいろと動き回っていました。

朝一番から、炎天下の中 玄関の掃除です。

 

 

迎え火のために、ご先祖さまが気持ちよく来られるように、汗だくで隅々まで草むしりをしていました。

女房も水分補給が大事よ!と言って、氷水を持って来てくれました。

母親のお世話になっている施設に支払いに行ったり、ダンスの申し込みのために郵便局へ、また洗濯屋やちょっとした買い物など、忙しく動きまわっていました。

 

 

東京地方でもお盆さんは、7月の新と8月の旧が ありますが、我が家は7月になっています。

近所の農家などは8月ですね。

昨日(13日)の夕刻になって、玄関先で迎え火です。

前を通る方も、何をやっているのだろう?と不思議そうです。

今の方は、こんな風習はご存知ないですよね。

 

 

いつもは菩提寺のお坊さんが来られるのですが、ちょっと体調不良だとか・・・。

 

 

静かに手を合わせ、ご先祖様をお迎えしました。

 

 

ナスやキュウリにおがらを挿して、、精霊馬(しょうりょううま)をつくり、飾っています。

ナスが牛、キュウリ馬を形どっています。

作り時は出来るだけ形の良くないものの方が、それらしく見えますね。

ご先祖様はあの世からこの世へ帰ってくる時は馬に乗って帰ってくると言われています。

馬は足が早いためにご先祖様が早く帰って ゆっくりして欲しいという思いからです。

特に、お話する訳ではありませんが、気持ちでお迎えするだけです。

 そして返られる時は送り火をして、 牛に乗って帰るのです。 

 牛は歩みが遅いので、ゆっくりとお帰りになっていただきたいの意味です。

この様な風習も私の世代で終わりかと思います。

古い家系ですので、守れるところは守ることが私の責務なのでしょう。

いま、こうして暮らせるのも先祖のお陰と思う気持ちも大切なのでしょう。

せめて迎え火と送り火をする間くらいは・・・・。

 

 

我が家の家紋は「丸に蔦」です。

蔦(つた)は壁を這うようにして葉を茂らせ、「地面を伝って伸びる」という性質から、根強い繁栄を意味します。

女房の実家は「九曜星」です。

暗い夜も月と星で明るくすると言う意味のようです。

家紋も知っておくと面白いものですね。

 

Hiro