今年の6月初旬にHHKBを購入してから早くも3か月が経ったので、キーボードを掃除してみることにしました。
普段からエアダスターなどでほこりを吹き飛ばしたり、キーボードの表面をウェットティッシュで拭いたりはしていたのですが、キーキャップを外した清掃をしたことがありませんでした。3か月も使えばキーキャップの下は死の森のようにほこりにまみれているやも知れません。
とは言え3万円を超えるキーボードのキーキャップを力に任せて取り外すのも怖いので、キープラーを購入しました。いろいろ種類があって悩んだのですが、掃除するときくらいしか使わないので、単機能で安価だったFILCO社の製品を買いました。
使い方は簡単で、キーとキーの隙間にキープラーの金具を押し広げながら差し込むと、キーキャップの対角線上にある2つの角にキープラーの金具がすぐに引っ掛かるので、後は上に引き抜けばキーキャップが簡単に外れます。どちらかというとキーキャップの数の方が厄介でしたね。省スペースなHHKBでもキー数は60あるので、同じ作業を60回繰り返さないとキーキャップの下の世界にはたどり着けません。
思っていたよりもキーキャップの下にほこりは溜まっていませんでしたが、パソコンの近くで何かを食べたときに汁が飛んだのか、1箇所だけ茶色い汚れがついていました。念のためエアダスターでほこりを飛ばしてから、ウェットティッシュでキーボードとキーキャップを拭き上げ、再度一つ一つのキーを元に戻して清掃完了です。静電容量無線点スイッチを採用したHHKBは、キーキャップの取り付け部分は非常に簡単な構造なので、細かいことを気にすることなく付け外し出来て良いですね。以前、パンタグラフ式のノートパソコンのキーボードを考えなしに取り外し、結局元に戻せなくなって修理に出す羽目になった苦い経験がある僕が言うのですから確かです。
キープラーがあればキーボード専門店で販売されているキーキャップに交換する楽しみもあるので、定期清掃などのメンテナンスをしつつ、末永くHHKBを使っていきたいと思います。
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