名古屋北部青年ユニオン  2012/8/13~

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倉庫会社でアルバイトをして見えてきた「パワハラ」を生み出す構造

2021-09-14 | 労働ニュース
「言った!」「教えた!」―。これは、短時間正社員たちが私に言う言葉だった。例えば、荷物の仕分けにはルールがある。うろ覚えのままで対応しようとすると、「この前、(自分が)言っただろうよ」と大きな声で怒鳴る。確かに問題は私にある。怒鳴るのはともかく、注意を受けるのは当然だろう。

だが、「言った」という内容が記憶にないのだ。何度思い起こしてもない。そこで聞き直すと、「しょうがねぇなあ」といった表情で教えてくれる。ありがたいのだが、確かにその時がはじめてなのだ。本人はそれ以前に何度も教えたと思い込んでいるようだった。また、短時間正社員数人の中で教え方や教える内容が統一されていない。ある時、Aの教えに従うと、Bが怒る。ところが、AとBがそのことで話し合うことはしない。

「言った!」は、2か月間で20数回はあった。私は物忘れが激しくなる年齢には早いかもしれない。現場責任者である短時間正社員の数人は3時間という短い労働時間の中で大量の荷物を仕分けすることに追われる。何を教えたか、教えていないかを記憶する余裕がないのかもしれない。私が「忘れた」としておくと丸く収まるように見えたから、「忘れた」ことにしておいた。

なぜか、女性のアルバイトには別人のように接する。⇒続きはコチラ・・・・@DIME