とあるHPを紹介します。
派遣が社会問題になったから、”請負推進化”の流れが。
(結局は労働を売り物にする、同じ虚業なのですが。)
『偽装請負』
人件費を削減してあげる、そう売り込んでいるのが請負会社です。
「社員」を雇うかわりに、「請負社員」を使ってもらうと、その企業の人件費が削減できるという宣伝です。請負会社とはどのようなことをして、そんなに素晴らしいことを配属会社に実現してあげるのでしょうか。
勇士の例で追ってみましょう。
勇士の給料は29万円でした。(※以下、勇士に関する具体数字は、「原告最終準備書面」第3章、勇士の雇用形態、を参照)
基本給29万円(夜勤手当2000円/月。寮費3万円を控除)。
勇士はネクスターの社員ですから、勇士も人件費にある内容で健康な労働生活を送らせてもらう予定です。
するとネクスター(当時)は、社員である勇士に対して給料の倍の58万円は用意しないといけない。しかし、ニコンから勇士への支払いは43万6800円ですから既に14万3200円足りません。
ネクスターはこの43万6800円から14万6800円を引いて29万の給料を勇士に渡しました。ここでお気づきでしょうか。ニコンから渡された時点で14万3200円足りない計算ですから、それとほぼ同額をネクスターも引いたことになりました。
もっと違う言い方をするなら、勇士の人件費のうち、給料以外のお金を2社で分けた、こういう状況になっています。
派遣が社会問題になったから、”請負推進化”の流れが。
(結局は労働を売り物にする、同じ虚業なのですが。)
『偽装請負』
人件費を削減してあげる、そう売り込んでいるのが請負会社です。
「社員」を雇うかわりに、「請負社員」を使ってもらうと、その企業の人件費が削減できるという宣伝です。請負会社とはどのようなことをして、そんなに素晴らしいことを配属会社に実現してあげるのでしょうか。
勇士の例で追ってみましょう。
勇士の給料は29万円でした。(※以下、勇士に関する具体数字は、「原告最終準備書面」第3章、勇士の雇用形態、を参照)
基本給29万円(夜勤手当2000円/月。寮費3万円を控除)。
勇士はネクスターの社員ですから、勇士も人件費にある内容で健康な労働生活を送らせてもらう予定です。
するとネクスター(当時)は、社員である勇士に対して給料の倍の58万円は用意しないといけない。しかし、ニコンから勇士への支払いは43万6800円ですから既に14万3200円足りません。
ネクスターはこの43万6800円から14万6800円を引いて29万の給料を勇士に渡しました。ここでお気づきでしょうか。ニコンから渡された時点で14万3200円足りない計算ですから、それとほぼ同額をネクスターも引いたことになりました。
もっと違う言い方をするなら、勇士の人件費のうち、給料以外のお金を2社で分けた、こういう状況になっています。