中国の大気汚染

中国では、日本列島の３倍以上の地域が大気汚染に侵されているという。
日本でも高度経済成長のときだったと思うけれど、帰郷していた岐阜から新幹線で東京に向かっていると、東京の上空が灰色の塊で覆われていたものである。
中国では、大気汚染がひどいからといって、経済成長率をなかなか下げることが出来ない理由がある。
すでに、資本主義で一部の人たちがお金を持って贅沢な生活を始めてしまったのである。
お金持ちが日本へきて大量買いもしているとおりである。
また、政府も、国民が暴動を起こさないようにするためには、どんどんと中国の経済が活発になり、世界で２番目という地位を保たなければならない。
そのとばっちりを受けるのが日本であり、黄砂でも日本にやってくるというのに、それより飛んで来易い汚染された大気となると、防ぎようがないのではないだろうか。
まことに困ったものである。