汚染牛の流通

最近、セシウムで汚染された牛肉が流通してしまったといって騒いでいる。
牛の識別番号が牛肉についており、いつでも追跡できるというようになって、全て汚染された牛肉は市場に出回らないものと勘違いしていた。
ところが、汚染されていることがあとから分かれば、固体識別番号で、どこへ売られたとか言うことを調べてみても何にもならない。
また、この汚染牛は、汚染された稲わらを食べて、それが蓄積されたことによって、高濃度の汚染牛となったのである。
私は、汚染されたお茶が問題になったとき、お茶なんか食べるものではないのだから、問題ないだろうと思っていた。
しかしながら、このように、少量づつでも摂取されたセシウムが人体の中で蓄積されていったら、いくら低濃度でも汚染されているものは食べれなくなる。
そうなると、賠償の範囲も、どんどんと拡大して意気、東京電力も、とても賠償しきれなくなりそうに思われてくる。