長良の鵜 ズボラ余生

「ズボラ余生とは」:
何事も、前向きに捉え、楽天的に生きていくことです。

崩壊した安全神話

2011-03-18 08:44:35 | Weblog
日本が技術立国であり、最先端の技術を所有していることから、日本の原子力発電は、我々は安全だと思っていた。
ところが、徐々に被害の状況がわかってくると、あきれて物が言えないことばかりである。
原発を停止した場合に、炉心の冷却のために、ディーゼル発電が設置されていたけれど、津波の影響で使えないという。
福島の海岸沿いに有って、なぜ防水で、海水にあっても稼動できるようなタイプが設置されていなかったのだろうか。
また、4号機か冷却に必要な水は千トンとも言われているが、ヘリコプターから投下している水は、1機あたり数トンである。
どこにも、それだけ大量の水を確保していたという形跡もない。
また、普通の工場でも、停電に備えて自家発電を準備しているのである。
工場、病院は自家発電をしており、六本木ヒルズでも今は停電も影響もないという。
また、水素爆発を起こしたときには、日立の社員はあきらめて、退避しようとしたという。
こんな大事なことを1企業の末端で決定してよいのだろうか。
国を含めた、災害時の命令系統についても、きちんと整備されるべきである。


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