長良の鵜 ズボラ余生

「ズボラ余生とは」:
何事も、前向きに捉え、楽天的に生きていくことです。

「冷温停止状態」宣言

2011-12-17 08:54:42 | Weblog
昨日、野田総理から「冷温停止状態」の宣言が行われた。
しかしながら、これほどいい加減なものもない。
というのは、きちんと基準に沿った状況を示すデータの元に宣言されたものではないからである。
新聞の用語解説によると、「「冷温停止状態」は、・・通常は冷却水が100度未満となり、原子炉のふたを開けられる状態という意味で「冷温停止」という用語を使うが、福島第一原発には当てはまらない。」と書いてある。
また別のところには、「1~3号機の冷却がまったく出来なくなった場合、1日半で燃料が再溶融してしまうほどのエネルギーがまだ残っている。
しかも東電はまだ、燃料がどこまで解け落ちているのか、溶融燃料はどんな分布・形状なのか、この状態になった核燃料ではどんな現象が起こりうるのか、などについて正確な情報は持っていない」、と書いている。
そんな宣言をされても、気休めにもならない、単なる海外向けのポーズでしかないといわざるを得ない。


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