那田尚史の部屋ver.3(集団ストーカーを解決します)

「ロータス人づくり企画」コーディネーター。元早大講師、微笑禅の会代表、探偵業のいと可笑しきオールジャンルのコラム。
 

阿部定事件:追記

2012年11月23日 | 医療、健康法
昨日、阿部定について触れたが、ちょっと気になった部分があるので追記する。

早い話が女が刺身を好かなくとも、亭主が好けば、自然と好く様になり、亭主の留守に枕を抱えて寝たりする事はよくある事と思います。自分の好きな男の丹前の臭をかいで気持ちを悪くする様な女がありましょうか。好きな男が飲み残した湯呑の湯を呑んでも美味しいし、好きな男が噛んだものを口移しにして食べても美味しがる事もよく世間にあります。

この感覚が私にはほとんど理解できない。
いくら好きでも所詮は他人なのだから、そこまでのめり込まれると怖い気がする。

思い出すと、学生時代付き合った韓国の留学生の部屋に逗留というか一時期同棲していたとき、反日教育を受けているのでアンチ日本だったが、私は梅干が好きだったので、彼女が食材に梅干を買って一緒に食べたところ、途中で泣き出して「貴方と出会わなかったら梅干なんて一生食べなかった」と言っていた。へぇ、そんなものかなぁと思ったものだ。(ちなみに彼女は50歳で癌で死に、公職的な仕事をしていた関係で写真付きで朝日新聞に詳しい記事が載っていた。よく読むと、3歳年下だったはずが、実は同い年だった。見事に騙されましたwww)

また数年前のことだが、あるホステスさんと仲良くなって店外デートなどした折に「貴方と同じ空気を吸っているだけで幸せ」と言われた。
 その話を元妻にして、女はこういう気分になるのか?と尋ねたら「ああ気持ち悪い。そんなの営業トークに決まってる。真に受けてバカみたい」と言っていたが、元妻は一方で洗濯前の私の靴下の匂いなどを嗅いで喜んでいたから、臭いフェチか、と変な気分だった。

分かるとすれば、自分の子供達が小学生の頃までは、抱きしめたり添い寝したりすると、実際にお菓子のような甘くていい匂いがするので、ぎゅっと抱きしめた記憶はある。特に長女は霊感や癒しの力が凄くて、小学校低学年の頃に膝枕をして目を閉じると一発でストレスが消えたものだ。

男にもフェティシズムがあり、女性の下着を盗んで逮捕、などという事件がよくあるが、私はいくら好きな相手でも下着に興味はない。パンティなんて汚らわしいと思うだけで、藤あや子のパンティがもし手に入ったとしても捨ててしまうだろう。

恋は幻想、結婚は忍耐と思っている私は、阿部定やこれまで付き合った女性の恋心は不気味でとても付いていけない面がある。激烈な恋愛よりも、空気のような存在で、心が和む、程度の距離の保ち方が一番楽だろう。私は愛媛生まれなので子供の頃にミカンや伊予カンをダンボールで買って食べ過ぎたためか、酸っぱい果物全般が嫌いになった。リンゴも苺もダメだ。いくら好きな相手が出来たとしても、レモンスライスを一緒に食べようとは全く思わない。

阿部定のような一途さは、遠目には可愛いが、近づくと危険極まりない。何しろ大事な部分を切り落とされますから。ニアミス程度でとどめておくのがいいでしょう。
 もっとも、以前このブログにも書いたように、八百屋お七のような、恋人に逢いたい為に火事を起こすような女性を主人公にした「狂恋もの」というジャンルが映画にあり、どうせ恋をするならこれごらいしろ、という文化が日本にはある。そういう燃え上がる恋心が一生続くのなら幸せだろうが、私が体験した範囲では、恋と憎悪・嫉妬は裏表で、爆発的に始まり爆発して崩壊する。
 人生そのものが苦労の連続なのだから、せめて恋愛はのんびりマッタリいきたいと思う昨今です。



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