那田尚史の部屋ver.3(集団ストーカーを解決します)

「ロータス人づくり企画」コーディネーター。元早大講師、微笑禅の会代表、探偵業のいと可笑しきオールジャンルのコラム。
 

片付けられない症候群を理解する

2012年10月14日 | 医療、健康法

全くプライベートな話題だが、私が離婚した原因を簡単にいえば、妻が強度の片付けられない症候群であったことと、私は4~5回は我慢して爆発するタイプだということが半分ぐらいを占める。
 この病気は相当根が深いものなので、男女共に重要な情報と思い、簡単に紹介する。なおADHDというのは多動性の注意欠陥障害をいい、そこから多動性を抜いたものをADDと称する。以下の文章では区別せずに表記されている。

以下http://www2.ocn.ne.jp/~psyche/ad_basic.htm#kanbetu より引用抜粋

AD/HDがなぜ起こるのか、はっきりした原因はまだわかっていません。しかし、はっきりしていることはこれが脳の中枢機能の不全によって生じる発達障害の一種であるということです。AD/HDを持つ人の脳をスキャンすると、前頭葉前野の活動が低くなっている(特に、集中しなければならないような状況で逆に低くなる)などの特徴が見られると言われています。その理由の一つとして、前頭葉前野の活動を活性化させる働きをもった神経伝達物質(ドーパミン)の分泌が足りない(または不安定である)という要因が指摘されています。言い換えれば、AD/HDの症状が出現するおおもとの原因は本人の性格的な問題(怠け、努力が足りない、堪え性がないなど)でもなければ、親のしつけができていなかったせいでもないということです。
 
5.治療について

 AD/HDそのものは神経学的な”障害”であり、治療によってAD/HD自体が治るということはありません。しかし、本人や周囲をサポートするための治療法は存在します。
 最も重要なもののひとつは薬物療法です。AD/HDを正確に、確実に診断する必要があるのは、継続的な服薬で行動や症状が改善される可能性が高いから、というのがひとつの理由です。治療には、中枢神経刺激剤と言われる薬や、場合によっては抗うつ剤が用いられます。いずれも100%の効果は保証されておらず、中には薬物療法の効果があまり出ない人もいると言われています。中枢神経刺激剤は、普通の人が用いると依存性が生じる危険性のある劇薬指定の薬なのですが、AD/HDの人が依存性を生じることはあまりないと言われています(注意しなければ薬を服むこと自体を忘れてしまうのがAD/HD児・者の特徴です)。
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これが最初から分かっていればなぁ、と思う。
少なくとも5~6年前ごろまでは、充分に睡眠を取る、ぐらいしか指示が出なかったし、カウンセリングに通わせても雑談だけで終わり、一向に行動療法に移らなかった。「薬で治るものではありません」と断言された。
 離婚の後にこれが「遺伝性の脳障害」と気付いた次第で、しかも「まず治らない」という意見が圧倒的。だったら私は怒らなかったのに・・・と後悔している。

「微笑禅の会」の「見性体験記」の中で妻の異常行動について触れている部分があり、「あれじゃ奥さんが可哀想」という意見が2つほどあった(友人と編集者です)。が、あれはまだ押さえて書いている。元妻を責めたくないのであえて書いてないが、耳を疑い目を疑うような言動が突然出てきて、一体どういう人間が混乱したことが何度もある。実態はさらに凄まじいものだった。だから行動障害にも分類されている。

私もバカではないから、怒った後は謝って一緒に酒を飲み(元妻は私より酒豪)、翌日は色んなプレゼントを買ってフォローしていた。しかし本人は更年期障害のためといっていたが、一緒に晩酌できなくなってからは団欒の時間が取れなくなった。

チャットなどをして遊んでいると、片付けられない女性が時々いる。これは危険だなぁといつも思う。上記の引用文の書き手は、女性を哀れむ側に立っているが、多くの場合、アスペルガーや自己愛性人格障害などと複雑に入り組んでいて、普段は従順なのに、例えば、資格を取れば、と参考書を渡しても、「面倒だから絶対に嫌」と頑として受け付けないなど、別人のような部分がある。何事においても中途半端だから、結局「2度手間だから俺がやる」になって、ますます負担を背負うことになる。ズボンの裾上げをさせても必ず糸がほころびるから自分でマツリ縫いで直したものだ。

今は甘やかしてくれる両親や、頼ってくれる子供達がいるけど、親が死に子供が独り立ちしたらどうなるんだろう。様々な不満や怒りはあったけれど、病気と分かった以上は責める気はさらさらない。むしろ不憫に思う。


 



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