那田尚史の部屋ver.3(集団ストーカーを解決します)

「ロータス人づくり企画」コーディネーター。元早大講師、微笑禅の会代表、探偵業のいと可笑しきオールジャンルのコラム。
 

植田カウンセラーの思い出

2016年05月09日 | 思い出の記

集団ストーカー被害者の方は次のurlを押してください。(遂に決定版が出ました。既に増補改訂版を購入された方には無料で差し上げます) http://blog.goo.ne.jp/nadahisashi/e/21522a074264a7eb4afb4fd7df2e6531

決定版が完成したのを記念して懇親会を開きますので参加予定者は私までメールか電話を下さいと書きましたが、外食を不安に感じる被害者の方が多いので個別に対応することにします。また決定版は出版される可能性もあることをお知らせします。

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また「春名先生を囲む会」は私のHPに別途ページを作ったので次のURLをクリックしてお読みください。http://w01.tp1.jp/~a920031141/haruna.html 一回目の「春名先生を囲む会」の写真をアップロードしています。この会の趣旨と目的に賛同されるかたは毎月第三金曜日の午後七時半から誰でもOKですから夢庵西八王子店(平岡町)に来てください。正面を右に進むと座敷がありますからその座敷で待っています。なお、料金について変更があります。お酒の飲めない人は2千円にしましたのでお酒の飲めない人もぜひ賛同者となって「春名先生を囲む会」で講義を聞いたり、また積極的に講義をして下さい。

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 今後、微笑禅の会のネット会報は中止し、年に数度の紙媒体での会報を出すことにします。私が小野洋子ほどの資産家であれば年に5千円の会費は無料にしますが、五行歌の会の主宰・草壁先生の言われる通り、お金を出さないと文化は育たないからです。本当に悟ってみたい人は次のurlをクリックして「見性体験記」をご覧ください。http://w01.tp1.jp/~a920031141/zen.html 入会された方には「微笑禅入門―実践篇」(DVD)を差し上げます。もちろん会員から質問があれば答えますので私のメルアドまで質問を下さい。レジュメも作らず睡眠時間4時間で即興で語っています。DVDはボリュームを目一杯に上げて聞いて下さい。wasaburo@hb.tp1.jp(クリックしてもメールが開かないのでコピーして宛て先に入れて下さい)

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この画面が枠に囲まれて片方にズレる現象はHTML言語を使いどうにか修正しました。

私が6年ぶりに博士課程に入ることを内定されながら、修士論文を書くことに失敗して郷里愛媛に戻っていた時の話である。

堤防釣りに行った時に、長女が堤防のテトラポットの間にいる非常に奇麗な子猫を欲しがったので、駐車場までその子猫が付いて来たら飼ってもいいと約束をした。ところが100メートルはある長い堤防をその子猫は本当に付いて来たのだった。長女は読書家だったのでその子猫にジュールという名前を付けた。これは「八十日間世界一周」などで知られるジュール・ヴェルヌから取ったものである。堤防で拾った猫が長い旅をして我が家にやって来たことを意識して付けたと思われる。

そのジュールは目が緑色で全体としてシャム猫のような上品な姿をしていた。以前私は五行歌にしてこの猫のことを詠んだことがある。

古里に帰りたい と母が呟く 海で拾った青い瞳の猫 庭に眠る 古里

この歌の通りジュールは車に轢かれて死んでしまった。それがペットロスになって私はそれまで内科でもらっていたハルシオン(金色)が効かなくなり、隣の宇和町に出来た診療内科に通うようになった。院長は私の顔を一目見ただけで鬱病と判断した。ちょうど水泳を終えてプールから上がって来たばかりの人間のようにグッタリとしているので表情だけで鬱病は分かるらしい(ちなみに見性体験をしたときにこの鬱病は一発で治ってしまった)。その時に2週間に一度、鬱病の薬を貰いに行く度にカウンセラーにかかることを勧められた。

初めてカウンセラーに会ったとき、前歯は折れているし、ジーパンのすねの部分は敗れているし、私はこのカウンセラーで大丈夫だろうか、と不安になった。

しかし彼はユング派という珍しい分野のカウンセラーだったので、私は後日彼の言葉が非常に役に立った。まず彼は、私たちユング派は因果律を無視して結果的に鬱病が治る方法を選びます、と言った。具体的に説明を求めると、自分の子供が車に轢かれてそれが原因で鬱病になった母親に、「何故私の子供は死んだのですか?」と聞かれて「道路に飛び出た時に車が走って来たからです」と答えてもお母さんの鬱病は治らないでしょう?、と答えてくれた。

そして毎回私は夢日記をつけて植田カウンセラーに分析してもらった。私の夢の多くはユングのいう原型であり、彼は先輩にメールするなどしてその分析をしてくれた。鬱病は完全主義の性格から生まれるもので、別名・英雄病とも言われている。そこで彼は「人生は50点を取ればいいのだから、それで満足するようにしなさい」と言ったが私は「最低でも80点を取らないと満足出来ません」と答えた。この問答がなんと2年も続いたのである。そこで私は植田カウンセラーに「同じ話を2年も繰り返しても意味がないのでそろそろカウンセリングを止めませんか?」と提案したところ、「頭で理解するのと体で理解するのは別物だから、何度でもこの問答を繰り返しましょう」と答えた。

見性体験記にも書いているが、このカウンセラーの元には正夢を見て、しかも悪い夢が始終当たる女子中学生が来ていた。植田カウンセラーに聞いたところでは、ユング派の心理学会では予知夢や超常現象は当然という前提で論じられている、但し世間には大槻教授のような頭の固い人がいるので公にはしない、とのことだった。

私が非常勤講師として東京に移住するときにも、植田カウンセラーは「今の時期の引っ越しは鬱病には悪いから止めたほうがいい」とアドバイスしてくれた。確かに東京に来て非常勤講師にならず郷里にいれば、相当の貯金が出来ていたはずである(年に純益が1000万はありましたから)。今後どうなるかは神のみぞ知る、と私は思っている。植田カウンセラーは時々メールをくれることがあった。最後のメールは沖縄からだったので旅行にでも出かけられていたのだろう。あの植田カウンセラーには本当にお世話になったので、どこかで会って一杯飲みたいものだと思う。

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これと全く関係の無い話ですが、今朝は極彩色のフェリーニそっくりの映画を夢の中で3本立て続けに見ました。この映画は実は私自身が監督しているという夢でしたが、こういうファンタジックで楽しい夢は久々に見ました。よく考えてみると、その前日に近くのファミレスで顔見知りのウェイトレスさんに冗談混じりで粉を掛けた(お酒でも飲みにいかない?と誘ったわけです)のが原因でしょう。つまり色気というか、助平心が残っていないと創造的な活動は出来ないということですね。川端康成が性欲が無くなったためにガス管を加えて自殺した理由が良く分かります。