河合奈保子・Pure Dream

奈保子さんの歌声が聴ける日を夢見て・・・
(当ブログはご本人とは無関係です)

奈保子さん以外の記事もあります

本格ドラマティックJ-POPユニット Laguna(その5)

2011-07-05 05:10:56 | Laguna

しばらくぶりにLagunaさんの音楽について書きます。
Lagunaのボーカルのツルさん、体調を崩しておられ、現在静養中とご本人のブログ(ツル的☆写真ブログ)でのお知らせがありました。
一日も早い回復をお祈りしてます。

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「あさきゆめみし」

本格ドラマティックJ-POPユニット Lagunaさんのアルバム「私という名の小さな光」の3曲目に収録されている曲です。

「あさきゆめみし」はオフィシャルサイトで試聴できます。

(注:試聴サイトは携帯非対応です)
「私という名の小さな光」オフィシャル試聴サイト


isla de Laguna  (注:携帯非対応サイトです)

(Lagunaさんのオフィシャルサイト:光栄なことに、このブログもオフィシャルサイトのトップページでご紹介いただいてます)

「息吹」7部作(二人の女性を主人公にした物語)について、前回までに6曲をご紹介してきました。

主人公(1)の側の5曲
「虹」-「花」-「小さな翼」-「ねがい」-「私という名の小さな光」

主人公(2)の側の2曲
「息吹」-「あさきゆめみし」
(※)「息吹」は主人公(1)の「小さな翼」から枝分かれする形で、主人公(2)へと話がつながります。

「あさきゆめみし」という曲は、主人公(1)の「私という名の小さな光」とパラレルに進む主人公(2)の物語です。
主人公(2)については7曲中2曲しかないので、そう言う結論に結びつけるのは乱暴かも知れませんが、主人公(1)と主人公(2)のそれぞれの曲調を聴いていると、異なったものであるように聞こえます。
それは、ふたりの生きている(生きてきた)時間のなかには共有する大切な言葉があり、二人の進んでいる方向は同じなのですが、それぞれに流れる時間のスピードは異なったものであるように感じられます。

主人公(1)の女性の時の流れは主人公(2)の女性の時の流れよりも速く流れている、あるいは主人公(1)の女性は「光」の行方を探し求めているが故にあゆみが早くなっている。

「息吹」という曲のイントロはゆったりとしたオルゴールの音色で始まります。
そして、次第にテンポをあげながら歌へと入って行きます。

このテンポの違いが二人の時間の流れの違いを表現しているように思います。
「息吹」という曲で再会を果たす二人。そのことによって、ゆっくり流れていた主人公(2)の女性の時間の流れと主人公(1)の女性の時間の流れが再び同じ速さに(一時的に)戻ったという事なのだろうと想像します。


ふたりの間に存在する「時間」の流れの違いがあるために、主人公(2)の女性は、まるで夢をみているように感じているのではないかと、私は想像しています。
それが「あさきゆめみし」という曲で述べられた、主人公(2)の女性の感じた、「言葉」だったのではないかと思います。

主人公(2)の女性は、何故「ゆめ」を見ているように感じたのだろうかと、ずっとその意味を考えていました。
2曲+5曲の中で、想像するのは難しい部分もありますが、しばらく時間をおいて聴いて見たら、時間の流れ、速さの違いによるものだったのではないだろうかと。
作者の意図するもとも全く異なっているかも知れませんが、私はそのように感じました。


「あさきゆめみし」という曲については、自分のなかで今でも解釈しきれていません。
歌詞の要約を書いてれば、何か分かるかも知れないと思って、とりあえず書いてみました。
Lagunaさんの曲については、初めて書いた歌詞の要約です。

歌詞の要約
*****
日々暮らして来たこの街
いつもと同じ夕暮れ
そしていつもと同じ時間の中

あのときの言葉
キミと共に過ごしたときの
ふたりの言葉が心をよぎる

あのとき形には見えていなかったけれど
今にして思えば
ずっと探していたものかも知れない
あのとき流れた涙
それが探していたものかも知れない

キミとの別れと再会の春
その春の美しさは
私の胸を強く揺さぶる
春の息吹をのせ吹き抜ける風は
あの頃の想いを蘇らせる

何も変わらないと思っていた
何か変わってしまったと思っていた
私が探していたものは何?

今キミの事を思い出す
キミが探していたものは
見つかっただろうか

私はまだ探し続けています
今でもこの街でずっと

探し続ける日々
素晴らしき日々

キミと同じ言葉が見つかる時
その時私は笑っているだろうか

そのときまで私はこの街で生きてゆこう
キミと過ごした日々を思い出しながら

*****

「息吹」シリーズの曲について考えて見ると、主人公(1)の女性は「願いの中で生きてきた人」、主人公(2)の女性は「夢の中で生きて来た人」であるのかもしれないと思います。

彼女(主人公(2)の女性)の願いは自分の夢、ふたりの心をつなぐものは同じ

変わっていないようで、変わっている世界
変わっているようで、変わっていない世界
いまある日々こそが素晴らしき日々
それぞれの事象が錯綜し「ゆめ」のようであるのかも知れません。

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過去のLagunaさんに関する記事

本格ドラマティックJ-POPユニット Laguna(その4)

本格ドラマティックJ-POPユニット Laguna(その3)

本格ドラマティックJ-POPユニット Laguna(その2)

本格ドラマティックJ-POPユニット Laguna



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