河合奈保子・Pure Dream

奈保子さんの歌声が聴ける日を夢見て・・・
(当ブログはご本人とは無関係です)

奈保子さん以外の記事もあります

ロードサイド・ダイナー(First Day On Highway Map)

2010-05-31 00:00:01 | SCARLET

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「ロードサイド・ダイナー(First Day On Highway Map)」

河合奈保子さんの13枚目のオリジナルアルバム「SCARLET」の3曲目に収録されている曲です。ビデオ「SCARLET」では4曲目に収録されています。

作詞:吉元由美
作曲:河合奈保子
編曲:瀬尾一三



(写真はNAOKO PREMIUM歌詞カードからの抜粋です)

ロック調の軽快なポップスの曲です。
曲全般で、奈保子さんの声に厚みを持たせた響きにしています。
おそらく、全コーラスで奈保子さん自身の声を重ねていると思います。
最初から最後まで、ダブルボイスでの曲は珍しいのではないかと思います。

「オリコンウィークリー 86.10.27号」での奈保子さんのコメントを抜粋すると、
・古さを出すために、「ジュークボックス」や「イーグルス」という言葉を
 吉元由美さんが歌詞に取り入れた
・主人公が夢に向かって突っ走る見たいな感じを出すためにロック調のメロディにした
ということが記されています。

NAOKO PREMIUMには、通常バージョンの他に、リミックスのロングバージョンが収録されています。当時12インチシングルというシングル曲のロングバージョンをリリースするのが流行の時代でした。この曲はシングルではありませんが、奈保子さんの曲の魅力を引き出すために、おそらくリミックスとして選んだのかもしれません。

ちなみに、この「ロードサイド・ダイナー」の冒頭、車のエンジン音の効果音で始まります。
通常バージョンはトラック風ですが、リミックスバージョンでは、乗用車になっています。いくつか音撮りをしてそれぞれに振り分けたのだろうと思います。

歌詞の要約
***
住み慣れたこの街を去ると決めた私。
ずっと眺めていた、壁のロードマップをはがし、ひとり旅に出る。
寂しくなんかない。後悔なんてしてない。

今まではあなたと過ごす時間だけを楽しみにしてきた。
平凡な日々にサヨナラするために決心したの。

嫌いになった訳じゃない。憎まれてもいいの。
あなたの呼ぶ声も私の心を止められない。
ごめんなさい。他の娘をみつけてね。

トランクに重たいほどの夢を詰め込んで、
ひとり心のままに旅に出るの。
自分の生き方を見つけるために。
***


雨のプールサイド(Rain of Tears)

2010-05-30 00:00:01 | SCARLET

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「雨のプールサイド (Rain of Tears)」

河合奈保子さんの13枚目のオリジナルアルバム「SCARLET」の2曲目に収録されている曲です。ビデオ「SCARLET」では3曲目に収録されています。
また、DVD「PURE MOMENTS」でもこの曲のビデオ映像を見ることができます。

作詞:吉元由美
作曲:河合奈保子
編曲:瀬尾一三


(写真はNAOKO PREMIUM歌詞カードからの抜粋です)

マイナー調のアップテンポの曲で、胸に迫る切なさ、淋しさの響きが印象的です。

歌詞に込められた別れの意味。おそらく、女心でなければ分からないような深い心情があるのだと思います。言葉の裏側にある別れの本当の意味を理解するには、私には少々難しいと感じてしまいます。

吉元由美さんの詞はそれまでの売野雅勇さんの詞とは、異なった心情表現の方法で、違った趣を感じます。

「オリコンウィークリー 86.10.27号」での奈保子さんのコメントを抜粋すると、
『雨のプールサイド』というタイトルから感じたメロディーをピアノで創った。
アレンジはメロディーにあわせてもらった。
普段の作曲も、自然に出てくるメロディを書き留め、タイトルをさびに乗せる雰囲気で創る。
という様なことが記されています。
また、奈保子さんのメロディと吉元さんの詞のどちらを先に作る?という会話があったそうですが、この曲も含めて全部、奈保子さんのメロディーが先行したそうです。

歌詞の要約
***
あなたから逃げるように離れ、背を向けた。
二人の方を打つ9月の雨。
水面に浮かんでは消える雨のしずくは、二人の消えゆく思い出。
胸を締めつける痛みさえ、次第に薄れてゆく。

もう、あなたの優しさでも輪脚の心は動かない。
あなたから離れてゆく私を許して欲しい。

色あせてゆくありふれた幸せに背を向ける。
交わした口づけに夢を探しても心はときめかない。
私の唇には別れのぬくもりしかない。
どうか気づかないでいて。
愛、そして別れで変わる私。

愛の思い出は砕けてしまった。
冷たく背を向けた私。
思い出を振り切るために。
***


スウィート・ロンリネス(Sweet Lonliness)

2010-05-29 00:00:01 | SCARLET

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「スウィート・ロンリネス  (Sweet Lonliness)」

河合奈保子さんの13枚目のオリジナルアルバム「SCARLET」の1曲目に収録されている曲です。ビデオ「SCARLET」では2曲目に収録されています。
また、DVD「PURE MOMENTS」でもこの曲のビデオ映像を見ることができます。

作詞:吉元由美
作曲:河合奈保子
編曲:瀬尾一三


(写真はNAOKO PREMIUM 歌詞カードからの抜粋です)

スローテンポのメロディ、奈保子さんの優しさに満ちた歌声のアカペラの曲です。
「オリコンウィークリー 86.10.27号」での奈保子さんのコメントを抜粋すると、
「とにかく、アカペラがやりたかったんです。」
「コーラスは人間の温かさがあると思う。だから、このアルバムにはアカペラを入れたかった」
というようなことが記されています。
また、ボーカルとコーラスも同じもので、音(声)のバランスもそのようにしていると述べられています。

昨日紹介した歌詞カードに曲のイメージストーリーがあるということですが、
この曲の文章を読んで改めて聞き返すと、優しい歌声の裏側に秘めた淋しさ、切なさの心があるということを改めて気づかされます。


歌詞の要約
***
私たちがかつて恋した日々、夢あふれ、ときめきに満ちていた。
あなたは覚えているかしら?
心の底に淋しさを感じながらも、あなたは私に優しさを注いでくれた。
そして、その淋しさに気づくことなく、ふたり大人になった。

思い出は懐かしいメロディをよみがえらせる。
消えることない淋しさを抱きながら過ごした日々。
あなたにとって私はまだ心ときめく存在かしら?

人恋しさは淋しさの裏返し。
愛はいつも側にある。
ひとはそれに気づかず大人になり、やがて淋しさの意味を知る。
***


Scarlet MY SONG ONE

2010-05-28 00:00:01 | SCARLET

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「Scarlet  MY SONG ONE」

河合奈保子さんの13枚目のオリジナルアルバム「Scarlet」は、初の全曲奈保子さん作曲によるアルバムです。
サブタイトルに「MY SONG ONE」とつけられており、このアルバムからMY SONGシリーズ3部作となります。



写真は「オリコンウィークリー 86.10.27号」からの抜粋です
この号ではアルバム「Scarlet」について奈保子さん自身が語った各曲、全10曲についてのエピソードが紹介されていました。

LPには収録されていませんが、同名タイトルのビデオ「Scarlet」には2曲のインストゥルメンタル、のべ3曲も収録されています。
LPでは聴くことができませんでしたが、NAOKO PREMIUMでのCD版ではこれらの曲もボーナストラックとして収録されています。

このアルバムでは、作詞家の売野雅勇さんがプロデューサーとして各曲のコンセプトを具体的なイメージプロフィールとして設定して、それに沿う形で奈保子さんと吉元由美さんがメロディと詞を作るというスタイルがとられたそうです。
アルバム収録の10曲には、それぞれ異なる女性のモデルプロフィールが設定されており、歌詞カードの中で紹介されています。
また吉元由美さんが歌詞とは別に書いた、曲のイメージストーリーも記述されています。

このストーリーを読んで曲を聴くと、奈保子さんの口から歌われる言葉のバックボーンがより鮮明に浮かび上がり、歌詞の奥に秘められた機微がより深く伝わって来ます。

更に、この歌詞カードには奈保子さん自身が撮影した写真も掲載されており、曲のイメージを広げる重要なアイテムになっています。

LPに同梱されていた歌詞カード(ブックレットタイプ)ですが、当然30cm四方のサイズです。NAOKO PREMIUMでのCD復刻版では、残念ながらCDサイズなので、両者を見比べるとどうしてもCD版には重厚感とメッセージ性が落ちてしまっているように感じられます。

LP版の歌詞カードは、歌詞、モデルプロフィール、イメージストーリー、写真、これらがまるで1冊の詩集のように仕上がっています。

この「Scarlet」だけは、たとえレコードを聴く環境がなくてもLPを入手し、歌詞カードを見る価値があると私個人としては感じています。
(私もレコードを聴く環境はありませんが、LPは今も手元にあります)

LPの歌詞カードを手に取って曲を聴けば、曲に込められた世界がいっそう伝わってくると思います。
(あくまで、私個人の感覚です。)


「やさしさの岸辺」
2曲のインストゥルメンタルのうちの1曲ですが、ビデオではこの曲はプロローグとエピローグと2回使われています。
もちろんこの曲を含め2曲のインストゥルメンタルも奈保子さんの作曲によるものです。

穏やかに、静かに奏でられるピアノのメロディー。この曲をBGMにビデオでは、奈保子さんの名前とアルバムタイトルが、まるで映画を思わせるような映像を映し出しています。

このビデオで特筆すべきことは、ノルウェーというロケーションでの撮影ということもあり、圧倒され、そして吸い込まれるような風景の美しさがあると思います。

ビデオ全般に通じることですが、奈保子さんの曲と映像、ミュージックビデオ的要素は少なく、また曲とのシチュエーションギャップも一部ではありますが、それでもこのビデオ「Scarlet」については過去の映像とは全く異なるものとして胸に響き、心に伝わってきます。

「夜明けのエチュード」
もう1曲のインストゥルメンタル曲で、ビデオでは中間(LPのA面B面の切り替わり)にインタールードとして挿入されています。

シンセサイザーのコード演奏をバックにピアノソロでメロディーが奏でられています。

これらの2曲のインストゥルメンタル曲はピアノの優しい響きを感じさせてくれる曲で、後の「nahoko音」のルーツとも言える作品ではないかと思います。


プールサイドが切れるまで

2010-05-27 00:00:01 | シングルB面

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「プールサイドが切れるまで」

河合奈保子さんの25枚目のシングル「刹那の夏」のB面収録曲です。

作詞:売野雅勇
作曲:筒美京平
編曲:船山基紀


(写真はシングルジャケットです)

シングルでは「ジェラス・トレイン」以来の売野・筒美コンビによる楽曲です。そして、編曲には、奈保子さんの曲では久々の登場となる船山基紀さんによる作品となっています。
スローテンポの曲調で、どこかブルースの雰囲気も感じさせてくれる曲です。

当時、私はこの曲を聴いた回数は少ない方でした。
今、聞き返して見ると、心に響くとてもいい曲だと感じます。奈保子さんの歌声ももちろん素晴らしく、特にサビ前のセルフコーラスで声を重ねてのハモリは、心を鷲づかみにされるような切なさが伝わってきます。


歌詞の要約
***
あなたとの別れを心に決めるため、思い出の海岸へ親友を誘ってやって来た。
ためらいを残したまま書きかけた手紙。

あなたを捨てて平凡な幸せを選ぶつもり。
例え他の人と暮らしても、あなたのことは忘れない。

プールサイドを歩く間に、心を決めるつもり。サヨナラと。

もう、あなたとの幸せな思い出の中には戻れない。
二人で撮った写真、思い出と一緒に燃やしてしまうわ。

あなたに忘れられるくらいなら、どうか私を憎み続けて欲しい。
どうか私のことを忘れないで。

あなたは、私にとって唯一の輝きだった。
私はきっとあなたを忘れない。

プールサイドを歩く間に、あなたとの思い出を心に刻みたい。
溢れる涙とともに、あなたへのサヨナラ告げるわ。
***

 


ジャスミンの夢飾り

2010-05-26 00:00:01 | シングルB面

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「ジャスミンの夢飾り」

河合奈保子さんの24枚目のオリジナルシングル「涙のハリウッド」のB面に収録されている曲です。


作詞:売野雅勇
作曲:林哲司
編曲:萩田光雄


(写真はシングルジャケットです)

優しさの中にも切なさを感じさせるメロディの曲です。
全編ファルセットで歌われている珍しい曲ですが、奈保子さんの優しく響く歌声がタイトル通りに夢心地にさせてくれます。
また、最終コーラス後の転調から、次第にボリュームを上げながら入ってくるスキャットのセルフコーラスも、優しさと切なさの雰囲気をよりいっそう感じさせてくれます。

歌詞、コーラスの中にはフランス語がちりばめられていて、曲調もどこかシャンソン風です。
日本語で聴くと、とても照れくさくなるような言葉でも、フランス語だと心地よい甘い雰囲気が伝わるのが不思議です。

この曲はB面曲ではありますが、歌番組の中でも歌われたことがあります。

歌詞の要約
***
日差し溢れる午後、
丘を駆け下りあなたがやってくる夢を見た。

ジャスミンの香りに眠りを誘われ
あなたの夢を見た。
切なさが募る。

微風吹き抜ける白い部屋で
甘いささやきを聴きながら
あなたに愛されたい。

木漏れ日溢れる森で
あなたにもっと近づきたい。

あなたは夢の中。
今どこにいるの?
あなたも私と同じに切ないの?

どうか教えて欲しい。
きっと会えると。

***


しあわせの輪を広げよう(農協共済の歌)

2010-05-25 00:00:01 | 企画アルバム・シングル

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「しあわせの輪を広げよう  (農協共済の歌)」


河合奈保子さんが当時出演されていた「農協の共済」のプロモーショソングです。
1986年3月にリリースされましたが、非売品のレコードです。もちろん私は現物は持っていません。

作詞:湯乃村拡一
作曲:浜口庫之助
編曲:信田かずお


(写真はNAOKO PREMIUMブックレットからの抜粋です)

CDではこの曲は、「JEWEL BOX2  disc4」と「NAOKO LIVE PREMIUM  disc7 貴重音源集」で聞くことができます。

明るいメロディのポップスで、編曲の信田かずおさんは松田聖子さんの楽曲のアレンジも何曲かされていた方なので、こういったアレンジ、サウンドを創ることも比較的得意な方なのだろうと思います。
曲調は、どこかニューミュージックの香りも感じさせてくれるアレンジです。

奈保子さんの81年頃までの楽曲に近い雰囲気、私がこの曲から受けた印象は、馬飼野康二さんがアレンジするとこういった雰囲気になるかもしれないと思ってしまいました。

アルバム「NINE HALF」を聴いたあとに、この曲を聴くととても新鮮に感じます。

歌詞の要約
***
しあわせ運ぶ農協の共済
誰もが健康でしあわせ
明るい笑顔の輪、しあわせの輪を広げよう

愛を育む農協の共済
どこでも花が咲き、鳥が歌う
豊かな暮らしの輪、しあわせの輪を広げよう

元気になれる農協の共済
いつでも夢広がり心あたたかい
大きな希望の輪、しあわせの輪を広げよう
***

歌詞の中には「農協の共済」がそのまま出てきます。
また、こうやって歌詞を要約すると販促標語みたいですね。
でも、この標語っぽい歌詞を堅くならないメロディとサウンドにの歌にしてしまうのはさすがだと思います。
奈保子さんの歌声もとてもさわやかで、晴れ渡る緑の草原で歌っているかのような気分にさせてくれます。


HAPPY EVER AFTER (砂の記号(はもん))

2010-05-24 00:00:01 | 9 1/2 (NINE HALF)

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「HAPPY EVER AFTER」
(砂の記号(はもん))

河合奈保子さんの12枚目のオリジナルアルバム「9 1/2  NINE HALF」の5曲目に収録されている曲です。
ビデオ「9 1/2 Fantastic Journey」の中では、ラスト、10曲目に収録されています。ちなみにビデのでのこの曲はロングバージョンが収録されています。
また、DVD「PURE MOMENTS」でもビデオでのこの曲の映像を見ることができます。


訳詞:売野雅勇
作詞・作曲:Richard Marx - Bruce Sudano - Bruce Gaitsh
編曲:Tome Keane & Humberto Gatica


(写真はLDジャケットからの抜粋です。)

LPでは「白い影   ONLY IN MY DREAMS」がラストの曲として収録されていましたが、ビデオでは、この曲「HAPPY EVER AFTER  (砂の記号(はもん)」がラストの曲として収録されています。
また、ビデオ収録の曲はロングバージョンとなっています。このロングバージョンは、NAOKO PREMIUMに「TROUGHT THE WINDOW」のロングバージョンとともに収録されています。
ラストの曲としては、「HAPPY EVER AFTER 」の方が物語のおきまりの文句なので、より雰囲気があると思います。

ベースのソロ、リズミカルに入るこの曲のイントロは特徴的ですが、LP収録のものとロングバージョンを聞き比べると音質が若干異なるように聞こえるので、トラックダウン時に何らかの効果を修正したのだろうと思います。
ロックをベースにした曲ですが、ジャズやブルースの雰囲気も感じさせてくれるメロディとアレンジの曲になっています。奈保子さんの歌唱も歌詞だけではなく、要所ゝにハミングやスキャットを入れて、より躍動的になっています。

ニューヨーク、摩天楼の中のビルの屋上で白いグランドピアノを弾きながら笑顔で歌う奈保子さんの姿がとても素敵です。

歌詞の要約
***
風吹き抜ける荒涼とした大地に夕暮れが訪れる。
やがて無数の星屑が頭上を埋め尽くす。

君は君だけの世界の中、愛する人はいるの?
一人だけの人生は寂しすぎる。

大地に刻まれて来た、遙か昔から続く人の営み。
永遠の時の流れの神秘。
そして人は愛を知る。

大切な人との出会いは奇跡。
だから、愛はまぶしく輝く。
信じれば、奇跡は誰にでも訪れ素。

そして以降、人は幸せになる。
***

ビデオでのこの曲の映像では、奈保子さんの背景として4人の方がジャズダンス風のダンスをしています。
ダンサーの皆さんの動きに切れがなく、ふりも合ってないのは正直に言って難があるように思います。
このレベルだったら、むしろダンスを入れない映像演出の方がまだよかったと感じてしまいました。奈保子さんの歌っている姿が素晴らしいだけにちょっと残念です。

ただ、このアルバムがリリースされた時代背景として、前から「フラッシュダンス」や「フット・ルース」等のダンス映画がはやっていたということがあるのだと思います。
ダンス映像を演出に使うのは自然な流れだったのかもしれません。


FINDING EACH OTHER

2010-05-23 00:00:01 | 9 1/2 (NINE HALF)

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「FINDING EACH OTHER」

河合奈保子さんの12枚目のオリジナルアルバム「9 1/2  NINE HALF」の4曲目に収録されている曲です。
ビデオ「9 1/2 Fantastic Journey」の中では、9曲目に収録されています。


作詞・作曲:David Foster - Randy Goodrum
編曲:David Foster
Duet with Steave Lukather


(写真はLDジャケットからの抜粋です。)

奈保子さんとスティーヴ・ルカサー氏(元TOTOのメンバー)のデュエットのハモリがとても素晴らしく、心地よい愛のバラードです。
私個人としては、このデュエットがとても気に入っていて、このアルバムでのお気に入りの曲でもあります。

そして、編曲者にはDaydream Coastに続いて、デビッド・フォスター氏が参加しておられます。

これらの洋楽で著名な方たちの名前を当時LPで見て驚いたことを今でも覚えています。
歌詞カードによると、この曲の楽器演奏(サウンド創出)はすべてデビッド・フォスター氏によるものと言うことです。


歌詞の要約(私個人の思いこみで訳してます)
***
ボクが恋するまだ見ぬひとよ。ボクが探していた君との出会いは思いがけずやってきた。

私が探し続けていたまだ見ぬあなた。あなたとの突然の出会いになぜか運命を感じたの。

神はボクが気づいていない運命を知っていた。
お互いにさがし続けて来た人だと。

こうして出会えたふたり。
互いに惹かれ合うことがなければ、ふたりには何も残らない。

君との出会いを感じさせる何かに気づかなければボクの心は空虚なままだった。

これから二人で永遠の愛を育ててゆくの手。
あなたもそのことを感じているはずよ。

ずっとひとりぼっちだったのに、今こうしてあなたに出会えたのだから。
***

ビデオ「9 1/2 Fantastic Journey」でのこの曲の映像は、ニューヨークの公園(セントラルパーク?)を一人で歩く姿。おそらく、曲にあわせて運命の人を探している様子を演出しているのではないかと思います。
映像は何故が赤いフィルターがかけられたものになっています。


SAY IT WITH YOUR LOVE (何も言わないで)

2010-05-22 14:06:31 | 9 1/2 (NINE HALF)

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「SAY IT WITH YOUR LOVE」
(何も言わないで)

河合奈保子さんの12枚目のオリジナルアルバム「9 1/2  NINE HALF」の6曲目に収録されている曲です。
ビデオ「9 1/2 Fantastic Journey」の中では、8曲目に収録されています。


訳詞:売野雅勇
作詞・作曲:John parker - Parker McGee
編曲:Tome Keane & Humberto Gatica


(写真はLDジャケットからの抜粋です)

堅い印象のイントロとメロディ、どこか不思議な雰囲気さえ感じさせてくれる曲です。
この曲に限らず、人の営みの神秘、愛の神秘というものを根底にしたアルバムコンセプトがあるようにも感じます。
NAOKO PREMIUMのブックレットで解説されている「9曲の作品の向こうにある1/2の可能性を感じて欲しい」というNINE HALFというアルバムヒントが、歌詞だけではなく、メロディとサウンドがこの曲にはあるように思います。

そのブックレットでは、この曲、および「風の花びら」での奈保子さんの歌声は『フルスピードで突き進みつつも余裕を感じさせたり・・・』と解説されています。
サウンド面での特徴はミュージシャンの方たちによるところが大きいですが、それに影響を受けるように、奈保子さんの歌唱、(セルフ)コーラスも特徴てきなものになっているように思います。

歌詞の要約
***
弦のないギターから奏でられるメロディのように、愛は言葉がなくても深く胸にしみてくる。
見つめ合えば、優しいことばさえいらない。
心であなたの愛を響かせて。
愛は言葉では伝わらない。
世界が続く限り、二人が離れることはない。

詩集につづられた愛の言葉は必要ないように、
あなたは私の唇をさえぎった。
何も言わずに抱きしめていて。
***

ビデオ「9 1/2 Fantastic Journey」でのこの曲の映像は、ニューオーリンズで奈保子さんが散策する風景になっています。
次曲でのロケーションは、南部から一気にニューヨークへと移ります。