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「季節はずれの恋人」
河合奈保子さんの2枚目のベストアルバム「PRISM (Angel2)」の5曲目に収録された、オリジナル曲です。
作詞:秋元 康
作曲:朝倉 一也
編曲:若草 恵
奈保子さんの曲では珍しい作曲の朝倉 一也さんの作品ということもあり、他の奈保子さんの曲とは若干異なった雰囲気を感じさせてくれます。
作詞は秋元康さんで、この頃はこういった詞を多く書いていたように思います。今プロデュースされている内容とは、やはり異なる世界観があるように思います。
若草恵さんはこのころの奈保子さんの曲の多くをアレンジされています。
私の印象では、シングル「ラブレター」のB面に収録されている「No No Boy」のアレンジに近いものを感じます。
若草恵さんのアレンジはサウンドや間奏で変化させるリズムにあるように思います。
この曲もそういった特徴がよくでています。
毎度同じことを書いてしまうのですが、奈保子さんの歌声は奥深いです。
聴けば聴くほど表現の細やかさを感じます。
歌詞の要約
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遠くに浮かぶあなたのディンギー
そんなあなたを
私は遠くからひとり
今日も見つめてるだけ
誰もいない海岸
波の音だけが響きながら
夕日に染まってゆく
海から戻ったあなたは
優しく微笑んでくれるけれど
あなたとふたりの時間が
もっと欲しいと願ってる
いつも海辺でひとりで待ってる
さみしさに気づいて欲しい
少年のように
いつでも陽灼けが眩しい
あなた
冬でもあなたの心を
独り占めにしている
この海がうらやましい
それでもあなただけを待っている
いつか私の心に
振り向いてくれるまで
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