河合奈保子・Pure Dream

奈保子さんの歌声が聴ける日を夢見て・・・
(当ブログはご本人とは無関係です)

奈保子さん以外の記事もあります

LOVE

2010-11-30 00:00:01 | LOVE

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「LOVE」

河合奈保子さんのファーストアルバム「LOVE」10曲目(B面5曲目)に収録されているアルバムタイトルナンバーです。

作詞:竜真知子
作曲:林哲司
編曲:船山基紀

作曲の林哲司さん、このアルバムでただ1曲だけの登場ということもあるかも知れませんが、この曲は際だっていて、この曲を聴くと、なぜか幸せな気持ちになります。
また、幅広いジャンルでアレンジをされている船山基紀さんの編曲も、心弾むようなサウンドに仕上げていて、心地よさを感じさせてくれます。

当時からそうだったのですが、レコードを買って曲を聴く場合には必ず作詞、作曲、編曲のクレジットを見るクセが私にはありました。
この「LOVE」のLPを買った時も歌詞カードを眺め、初めて見た「林哲司」さんの名前でしたが、この曲がとても印象深かったこともあり、その名前は忘れずに覚えていました。

次に林哲司さんの名前を見ることになるのは「あるばむ」になるのですが、歌詞カードのクレジットをみて、林哲司さんの曲がある事を知り、うれしく思ったことを今でも覚えています。


歌詞の要約
*****
私の肩に手をかけた
あなたの手が
私の髪を揺らす

その手を見つめ
心が熱くなる

あなたの胸に抱き寄せられ
ときめくリズムを聴いている

初めて感じる不思議な想い
あなたといると世界は七色に包まれる
どうかいつまでも強く抱きしめて欲しい


あなたの澄んだ瞳
なにげない仕草
目の前にいる
ありのままのあなたが
私を変えてゆく

今心に眩しくきらめく想い
あなたといると世界は七色に包まれる
どうかいつまでも強く抱きしめて欲しい

*****


素肌の季節

2010-11-27 00:00:01 | LOVE

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「素肌の季節」

河合奈保子さんのファーストアルバム「LOVE」9曲目(B面4曲目)に収録されている曲です。

作詞:伊藤アキラ
作曲:川口真
編曲:川口真


・青い視線
・甘いささやき
・素肌の季節
このアルバムでの川口真さんのメロディはこの3曲で、前回もこの川口真さんのメロディには不思議な雰囲気があると書きました。
これらの曲を聞き返して見ると、サビのメロディの使い方が特徴的であるように思います。3曲いずれの曲も頭サビですが、各コーラスの区切りはサビで終わらない構成になっています。
「青い視線」はコーラス毎の頭にサビを入れ、「甘いささやき」はサビ後に別メロディを入れ、そして「素肌の季節」では頭サビと落ちサビだけを入れる作りになっています。
こういった作りが曲の不思議な雰囲気を出しているのかも知れません。


歌詞の方ですが、この曲の詞を読み込めば読み込む程切なくなる内容です。そういった歌詞に、川口真さんのメロディがよく合っているように思います。
特に、「甘いささやき」と「素肌の季節」は、詞の内容、心情を表すためのメロディであるようにさえ感じられます。

歌詞の要約
*****
あなたとふたり歩いた
春まだ浅い日の朝
輝く朝霧の中の花びらのように
うれしさの涙に濡れた私
あなたの優しい言葉

過ぎゆく季節はあなたを変えたの?
何気ない一言でも
あの言葉は私の命だった

今は光溢れる心熱い季節なはずなのに
私の心は枯れようとしているよう


悲しい予感に早く目覚めた朝
静けさの中に沈めようとしても
消し去れない不安

あなたの言葉で
私は美しく咲く花に変われたのに
あなたの瞳には私の心は映らないの?

それでもいつかきっと
気づいてくれると信じて
私は待ち続けています
あなたを

朝霧の中に目覚める恋は晴れて行くの?
それとも消えてゆくの?
私の心に訪れる季節はどちらになるの
教えて欲しい、あなた

*****


甘いささやき

2010-11-24 00:00:01 | LOVE

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「甘いささやき」

河合奈保子さんのファーストアルバム「LOVE」7曲目(B面2曲目)に収録されている曲です。

作詞:櫛田露孤、伊藤アキラ
作曲:川口真
編曲:船山基紀

歌謡曲風のフレーズが強く感じられる曲で、不思議な雰囲気を持った曲のようにも思われます。作曲は川口真さんで、「LOVE」の中では3曲収録されており、川口真さんのメロディは他の方の曲と比べると、抑え気味のメロディを書いているようにも感じられます。

出だしはサビから始まりますが、サビの一部分だけが冒頭に入れられているメロディ構成は珍しいのではないでしょうか。
前回、このアルバムでの水谷公生さんの曲はいずれも頭サビを採用していないと書きました。一方、川口真さんの曲は3曲とも頭サビのメロディ構成になっています。


歌詞の要約
*****
あなたにずっと会えなくて
ひとり寂しかった

そんな夜にひとり出かけた街で
優しい言葉でささやいた人
あなたに会えない寂しさの中
見知らぬ人に心預けてしまいたくなったの

その人について行き助手席に座った時に
急に浮かんだあなたの姿
呼び止める手を振り払って
車を飛び降りた

私の心の中にはあなたしかいないと気づいたの
私の幸せはあなたの側にいることだと

寂しさで心揺れた私
ごめんなさい、あなた

*****


フォーエバー・マイ・ラブ

2010-11-21 00:00:01 | LOVE

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「フォーエバー・マイ・ラブ」

河合奈保子さんのファーストアルバム「LOVE」のA面5曲目に収録されている曲です。

作詞:竜真知子
作曲:水谷公生
編曲:船山基紀

マイナー調楽曲ですが、サビ部分で一気に突き抜けるようなスピード、スケール感のあるメロディの曲です。
作曲は水谷公生さん、シングルだと「ヤング・ボーイ」、「17才」、アルバムでは「新世紀」、そして「フォーエバー・マイ・ラブ」があります。
私が持っている水谷さんの曲の印象は、メロディ部分はマイナー調の雰囲気を持たせていて、サビで一気にメジャーで切り返してくる抑揚がはっきりとしたメロディの曲だと感じています。
先ほど挙げた曲はいずれもそういった特徴を持っています。
歌い出しから多くの部分を占めるマイナー調の部分が曲全体の印象にも影響を与えているためか、盛り上がりが足りない曲のように感じていました。当時の私にはこれらのメロディは難しすぎて、その良さを余り理解できていなかったように思います。(当時の私はポップなメジャー調の曲を好んでいました)

また、「LOVE」の次のアルバム「TWILIGHT DREAM」でも何曲か水谷公生さん作曲の曲があります。「Hello Goodbye」、「キャンディ・ラブ」、「ハートはもう春」があります(「17才」も収録されていますがシングル曲として前述)が、これらの曲もマイナー調メロディから、サビで一気に切り返すタイプの曲で、「LOVE」の時と同様です。しかし、こちらの3曲の作りはいずれもサビを頭に持ってくるメロディ構成になっており、メジャーの印象が強く残っているように思います。同じ水谷さんの作品ですが、「LOVE」での楽曲のイメージとは違って聞こえるように感じられます。

これらの水谷公生さん作曲の楽曲は全て船山基紀さんのアレンジによる(但し、「ラブリー・ラブリー」を除く)ものです。もしかしたらメロディ構成は水谷公生さんによるものではなく、船山基紀さんがそれぞれのアルバムでの特徴を持たせるために変えて統一させたものだろうかとも想像しました。

歌詞の要約
*****
少しも離れることが出来ないくらい
心の中はあなたで溢れている

あなたに会いたくて
呼び出した夕暮れの街
灯り始めた街明かりは
ふたりの未来を照らす希望の光

たとえ夢でもいい
このままふたりの時間を止めて欲しい
この想いをあなただけに捧げたい

不意に抱きしめて
優しい言葉をくれるあなた
ほんの一瞬離れるだけでも
不安になるほどあなたを想ってる
あなたとなら何処へでもゆける

ずっとふたりでいたい
このままふたりの時間を止めて欲しい
この想いをあなただけに捧げたい

*****


新世紀

2010-11-18 00:00:01 | LOVE

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「新世紀」

河合奈保子さんのファーストアルバム「LOVE」のA面2曲目に収録されている曲です。

作詞:伊藤アキラ
作曲:水谷公生
編曲:船山基紀

特徴的なベースソロのリズムで始まる曲です。奈保子さんの初期の頃のシングル、アルバムを含めた楽曲のアレンジには、結構特徴的なベースライン、そしてアコースティックギターの音色が耳に残るように使った曲が多いように思います。

メルヘンチックな部類の歌詞になると思うのですが、アレンジの効果でもあるかも知れませんが、緊迫感さえ感じられます。

アレンジだけでなくメロディも特徴的で、2回しかないサビ部分が途中で切れているかのような構成になっていて、そして一番最後に主題の「新世紀」のフレーズを一回だけ持って来て壮大な印象を与えてくれます。こういった作りは、私は個人的に好きな部分でもあります。

1曲目の「プロローグ」同様に、この曲でもセルフコーラスでサビ部分に声が重ねられています。

歌詞の要約
*****
幼い頃からあこがれてた
素敵な人といつか巡り会うと
いまあなたに見つめられて
その時だと気づいた

突然の訪れにとまどう私
あなたの言葉に今はまだ心揺れるだけ
どうか待っていて
その言葉を受け止められる日まで

人を恋して目に映る世界は
何もかもが眩しく輝いて見える
今何かが動き始めている

甘い言葉はどうかかけないで
あなたとの出会いを夢で終わらせたくないから

優しくしないで
あなたの愛に甘えてしまいそう
今はあなたの心に
応えられるよう、強くなりたい私

その時間を乗り越えたふたりは
きっと強い愛で結ばれる
そのときは私は素直にあなたの気持ちに応えたい

今始まるふたりの世界

*****

 


プロローグ

2010-11-15 00:00:01 | LOVE

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「プロローグ」

河合奈保子さんのファーストアルバム「LOVE」のA面1曲目に収録されている曲です。

作詞:竜真知子
作曲:馬飼野康二
編曲:船山基紀

朝靄に包まれた静けさの中から始まりを告げるような、神秘的なようなイントロですがすがしさが印象的な曲です。
まだ何も染まっていない自分の歌が、いまここから生まれ出るかのような感じさえ響かせているように思います。
奈保子さんの歌声、とても初々しく、そして優しく、じんわりと染み込んでくるようです。
アルバム「LOVE」を聞き返してみると、セルフコーラスで声を重ねている曲が何曲かあり、初期の頃からヴォーカル面での楽曲アレンジも行われていた事に気づかされます。
この「プロローグ」でも、サビ部分で入れられており、その声が綺麗に重なり深みを増しています。これだけ綺麗に重ねられるのも奈保子さんの安定した歌唱力があればこそできるという事なのでしょう。
頭サビと1コーラス目のサビではわかりにくいですが、2コーラス目の落ちサビでははっきりと聞くことができます。

歌詞の要約
*****
あなたへの気持ちに気づいた私
どうか受け止めて欲しい
まっすぐに伝えたいこの想い
今始まるふたりの愛のプロローグ

いつもと同じようにしているはずなのに
いつもと違う私
恋して知った切ない胸

あなたにもっと近づきたい
こんな想いにほんのり色づく私


あなたと出会えて
優しく、美しく変わってゆく私

いっそう強くなるあなたへの想い
もう誰も引きとめることはできない

この熱い想い、あなたさえいれば
他に何もいらない

あなたへの気持ちに気づいた私
どうか受け止めて欲しい
まっすぐに伝えたいこの想い
今始まるふたりの愛のプロローグ

*****


LOVE

2009-12-26 00:00:01 | LOVE

河合奈保子さんのファーストアルバム「LOVE」の10曲目に収録、タイトルナンバーです。
作詞:竜真知子
作曲:林哲司
編曲:船山基紀

奈保子さんのピュアなイメージが引き立てられている曲だと思います。弾むようなメロディー、アレンジもとてもすばらしいです。私がこのアルバムの中でもっとも気に入っている曲です。
私のブログで何度も書いていることなのですが、作曲:林哲司さんの名前が目を引きます。
他の曲の楽曲提供陣を見ても、林哲司さんは異色とも思える存在ではないでしょうか。
仮に9曲目までの収録曲だけだとすると、「歌謡曲」的印象がどうしても強くなってしまいますが、林さんを楽曲に取り入れたことによって音楽的にも広がったように思えます。

アルバム制作者側が奈保子さんの音楽的素養についてすでに認識とビジョンを持っており、奈保子さんの音楽の可能性と今後の展開をすでに考慮していたのではないかと私は考えています。


■写真は歌詞カードからです。

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素肌の季節

2009-12-25 00:00:01 | LOVE

河合奈保子さんのファーストアルバム「LOVE」9曲目に収録されいる曲です。

作詞:伊藤アキラ
作曲:川口真
編曲:川口真

楽曲提供陣は「青い視線」と全く同じなので、2曲はセットで作られたものなのだろうと想像しているのですが、このメンバで作られた曲は次のアルバム「TWILIGHT DREAM」でも何曲か見られます。

・愛してます
・Mr.パイロット
・そしてシークレット
・イチゴタルトはお好き?

ただし、TWILIGHT DREAMではこれらの曲の編曲者はすべて船山基紀さんになっています。
この4曲を含めた合計6曲は80年のうちにはすでに用意されていたものではないでしょうか。(私の勝手な想像です)

楽曲提供陣の組み合わせで見ると、この頃には
作詞:竜真智子
作曲:水谷公生
編曲:船山基紀
という組み合わせもよく見かけます。
・フォーエバー・マイ・ラブ
・ヤングボーイ
・キャンディ・ラブ
・ハートはもう春
・17才

全曲が一斉に作られた訳ではないでしょうが、デビューから1年間の曲は、
歌手・河合奈保子
を広く世に知ってもらうための音楽面でのイメージ戦略だったのかもしれません。

さて、「素肌の季節」ですが、この曲のサビ部分も独特のメロディー展開で音の飛びが比較的大きいので結構難しい曲ではないかと思います。
私としては、切なさを駆り立てるメロディはお気に入りの1つです。


■写真は「LOVE」歌詞カードからです。
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甘いささやき

2009-12-24 00:00:01 | LOVE

河合奈保子さんのファーストアルバム「LOVE」7曲目に収録されている曲です。

作詞:櫛田露孤、伊藤アキラ
作曲:川口真
編曲:船山基紀

大切な人がそばにいない切なさを歌った曲で、メロディーは全般にマイナー調となっています。サビの部分は独特のメロディー展開になっているように思います。
作詞は櫛田露孤さん、伊藤アキラさんの共作になっていますが、メインは櫛田露孤さんになっています。

LOVEの歌詞カードで、奈保子さんの手書きと思われる曲のクレジットには
(補)伊藤アキラ
とかかれています。(補)とはっきり表記するのも珍しいのではないでしょうか。

(「LOVE」歌詞カードからの抜粋です)

この歌詞の内容、発売当時初めて聴いたとき私はあまりよく理解できずに、何となく聴いていたように記憶しています。

この曲の楽曲提供陣、よく見るとスマイル・フォー・ミーB面の「セレネッラ」と全く同じです。
スマイル・フォー・ミーがヤングボーイとの競作だったことを考えると、セレネッラもLOVE収録時にはすでに譜面としてできあがっていたのではないかと想像しています。

「セレネッラ」最初は何を意味しているか全くわからなかったのですが、JEWEL BOXの解説で「水の妖精」を意味する言葉だそうです。私は歌詞の内容から想像して、月の女神の「セレーネ(selene)」に関連づけられた内容かなとも想像していました。

LOVEの歌詞カード内側に使われている写真(昨日の記事に掲載しました)、おそらくデビュー前に撮影されたものではないかと思います。あどけない少女っぽさが感じられます。
私個人の想像ですが、東京へ上京した直後に下宿させてもらっていた芸映の専務さんのお宅で撮影したものではないかと想像しています。

■「LOVE」歌詞カードからの抜粋です。こちらの写真はデビュー前に、オーディション優勝の副賞(ハワイ旅行)で行った時の写真でしょうか?

話がどんどんずれてしまってすみません。

そして「LOVE」8曲目は「ハリケーンキッド」になります。
先日ご紹介したので、割愛させていただきます。
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ヤングボーイ

2009-12-23 00:00:01 | LOVE

河合奈保子さんのセカンドシングル曲ですが、ファーストアルバム「LOVE」の6曲目にも収録されています。

作詞:竜真智子
作曲:水谷公生
編曲:船山基紀


写真はLOVEの歌詞カードからの抜粋です。

昨日紹介した「フォーエバー・マイ・ラブ」と全く同じ楽曲提供陣です。ということは、もしかして「ヤングボーイ」、「フォーエバー・マイ・ラブ」はともにセカンドシングル曲の候補だったのではないかと深読みしてしまいます。
NAOKO PREMIUMのブックレット解説によると、セカンドシングルの候補曲は「スマイル・フォー・ミー」だったことが述べられています。ただし、この時点では船山基紀アレンジバージョン(ベストアルバム・Angelに収録されています)です。

デビュー曲でのシングルと「LOVE」での収録曲で奈保子さんの歌唱力の成長が大きいと先日書いてますが、このことに関してもNAOKO PREMIUMのブックレット解説では、「シングルA/B面合計4曲のうち、3曲を新たに差し替え」とあります。
大きな森の小さなお家、ハリケーンキッドの2曲は明確にわかりますが、ヤングボーイ、青い視線は奈保子さんの歌を聴く限りでは、どちらが差し替えられたか判断が難しいくらいの成長が見られます。
「青い視線」はアレンジが明らかに異なり、奈保子さん自身のコーラスも加えられているので、おそらく差し替えられたのは「青い視線」なのでしょう。
でも、奈保子さんの歌声だけを聴いた印象では、実は「ヤングボーイ」が再レコーディング(奈保子さんのトラックだけ)されたのではないかと思えてしまいます。(歌声に微妙な相違を感じてしまいます。)

奈保子さんの曲にはマイナー調メロディが多いように思うのですが、これは奈保子さんの清純さと歌唱力があればこそ歌いこなせたのだと、今では思うようになりました。

「ヤングボーイ」の曲調はセンチメンタルな雰囲気で、ポップス歌謡的なものを感じます。オリジナルの「ヤングボーイ」もいいのですが、私個人としては、ライブ、特に84年春のコンサート「愛・ひとり・イマージュ」(この中では、ヤングボーイはメドレーで歌われています)での、リードギターでサビを奏でるイントロで始まるバージョンが好きです。レコードとは異なった、パワフルでかっこいい曲になってます。

余談ですが、JEWEL BOXブックレットにも「ヤングボーイ」の解説がありますが、そこで紹介されているシングルジャケットはなぜかオリジナルジャケットではなく「NAOKO22」の特典ジャケット写真です。コロムビアにジャケットがストックされていなかったのでしょうか。と、気になっています。

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